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誰よりも長く吹き続けていたいから

こんにちは、まうです。
本番が終わりました!さっきまで寝落ちていたので寝起きのふにゃふにゃ文章ですがご容赦ください。

結果からご報告しますと、無事に金賞と代表を手にすることができました。一安心です。
でも安心するだけで終わっちゃいけませんね、これから次の大会に向けて再び走り出すのみです。


今日の演奏はとにかく、「吹奏楽って楽しい!!!」に溢れていました。あまりにも楽しすぎて舞台上でニヤついてましたもん。

ただでさえ本番が少なかった1年間ですが、コンクールとしての本番はほぼ2年ぶりでした。待ちに待ったコンクールの舞台、これを楽しまずして何とする(?)。

みんなの気持ちが一点に向かっている時って、なぜだかわからないけれど肌で感じることができます。あ、私たち今、一つだわ、と。

職業柄コンクールの審査員を務めることが多い私たちの音楽監督兼指揮者の先生もおっしゃっていました。

「一人がミスした瞬間、動揺が全体に広がっていくのがわかるんだよね。でもその分その子への『頑張れ、頑張れ!』って必死な思いも全部音になって伝わってくる。そういうのを聞けるのが、ああ聞いててよかったなあって思う瞬間だよね」

スピリチュアルな話をするつもりはありませんが、そういう演奏者の心の伝播のようなものが演奏には色濃く表れます。それが音楽の醍醐味であり、不思議なところだと思います。

私も先生と同じように、この感覚を味わうために吹奏楽を続けているのかもしれません。そう、これが私にとっての本番が楽しい理由です。

普段の泥臭い地を這うような地味な練習も、全部全部たった一回の本番のためのものです。ほんの12分の輝きのために、私たちは明日からも練習を重ねていきます。

そして楽しい本番は何よりのモチベーションになりますね。吹き終わった瞬間から練習したくてたまりませんし、直したい部分も山ほどあります。うずうずしてる、はやく楽器が吹きたい。もっとうまくなりたい。

こんな楽しいひと時を誰よりも長く過ごせるように、これからも全国目指して邁進していきます。あまり無責任なことは言いたくないけれど、今年の私たちならできる、そんな気がします。


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