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読みたくなる書評

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読んだ本の書評をまとめた記事です
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#価値

きみのお金は誰のため

きみのお金は誰のため

読者が選ぶビジネス書グランプリ2024の第1位で、気になってタイムラインでも話題になっていたので、読んでみました〜。大好きなファイナンスの書籍で、しかも物語で分かりやすく書かれている本です

「多くの人がお金のために働き、お金に感謝する。年収が高ければえらいと思い、貯金が多ければ幸せやと感じる。生活を支えるのはお金やと勘違いして、いつしかお金の奴隷に成り下がる」

お金の正体
1.お金自体には価値

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すごい言語化

すごい言語化

AI時代には言語化が大切ということで、平積みになっていて気になったので、買ってみました〜

人間の意識の95%は言語化されていない。感覚は持っていても、95%は自分で意識できずに「なんとなくそう思う」レベルになってしまっている

行動のベースにあるのは言葉。どんな言葉を使うかによって、思考が変わり、行動が変わり、結果が変わる

同じ行為でも自分の捉え方や何を目的とするかによって、意味が変わってくる

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女子とお金のリアル

女子とお金のリアル

広告やCMにたくさん露出が出ていたので、女子ってタイトル入ってますが、気になって読んでみました。金融系の投資ではなく稼ぎ方マインドの本です

お金持ちとそうじゃない人というのは、具体的に持っているお金の額が違うのではなく、お金に対するマインドや物事の捉え方がまったく違う

「自分自身にどれだけお金を使えるか?」には、「自分が自分自身に感じている価値」が色濃く反映される

日本では、お金は「会社が決

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世界一流エンジニア思考法

世界一流エンジニア思考法

牛尾さんの、エンジニアとしての思考法について、とても楽しそうな本が発売されたので、気になって読んでみました〜

「思考法」(マインドセット)が高い生産性を形づくっている

手を動かす前に仮説を検証する
1.情報収集(データ集め)
2.仮説を立てる
3.仮説の検証
 不十分なら1.に戻って再度仮説を考える
4.実行(手を動かす)

理解の3要素
1.その構造をつかんで、人に説明できること
2.いつで

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ゼロからの『資本論』

ゼロからの『資本論』

人新世の「資本論」を書いた斎藤幸平さんの新作が出たので、気になって読んでみました〜
今回はマルクス資本論入門の書籍です

人間と自然との物質代謝
「物質代謝」とは、生体に取り込まれた物質が、多様な化学変化を経て、異なった物質となって体外に排出される過程で、食べたものが消化されて、栄養になり、要らないものは体外に排出される過程

『資本論』は「富」から始まる
資本主義的生産様式が支配的な社会の富は、

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