ニューヨークのウォールストリートで飼われている牛
年末にはよくニューヨークに行っていました。友人が自由の女神へ行くフェリー乗り場近くにあるニューヨークフィルムアカデミーという映画・映像の学校に通っていたので面白そうだから学校見学に行くことに。
友人宅から学校への最寄り駅はウォールストリート近くの駅。そこから学校まで徒歩で向かいました。
周りを見渡しても地元では見ない様な高いビルばかりできょろきょろと田舎者っぽく歩いていた最中に人ごみを発見。
やたら人がいたので近づいてみると
その一角だけものすごいすごい人だかり。
後姿はまるで牛だったので
正面に回り込んだらやっぱり牛でした。
この牛の名前は
チャージング・ブル(Charging Bull)、またはウォールストリート・ブル(Wall Street Bull)といって、金融の中心地であるウォールストリートにて株の上昇相場を願って1989年に勝手に設置された牛らしい。
勝手に設置されたものがずっと残っているなんて、さすがニューヨーク。
投資の世界では雄牛が良い象徴とされているらしいけど、それじゃあレッドブルの立場は?ウォールストリートの人たちのレッドブルを飲んでいる割合はきっと高いんだろうなあ。
牛の周りは人だかりが凄くてなかなか写真の列に並べない。
なので、牛と並んで写真を撮っている人も多い中、牛の反対側にも人が並んでいることに気づいたので行ってみると
みんな牛の股間に近づいておもむろにしゃがみ込み
タマタマ狙い。
並んでいる人のほとんどが牛のタマと一緒に写真撮ってるという光景。
牛が有名だと知らなかったので少し奇妙に映った。
タマタマさわって本気で嬉しそうな人。
この牛のタマタマをさわると金運上昇の御利益があると言われているみたいだけれども、金玉さわられすぎて、牛の金玉がハゲていかないのかちょっと心配。
手前のでっかいのはぼくですが、他の人が触っているのを見ていたらさわってみたい欲が高まったので並んじゃいました。
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