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🗽 今週の相場:リセッションはいつか?

 《 まとめ 》

ナスダック、暗号資産へのリスクオン相場へ。
米国3指数大幅上昇。
日本相場は皿に強く7日間で1500円🆙

26日にアルファベット<GOOG>、マイクロソフト<MSFT>、27日にメタ・プラットフォームズ<META>(旧フェイスブック)、28日にアップル<AAPL>、アマゾン<AMZN>といった米IT大手5社「GAFAM」の決算発表がある。また、米国では28日に4~6月期国内総生産(GDP)速報値が発表される。いずれにせよ来週は「FOMC」と「GAFAM」に相場は左右。

26日のキヤノン<7751>や27日のファナック<6954>、信越化学工業<4063>、28日の村田製作所<6981>、アドバンテスト<6857>、29日のソニーグループ<6758>やコマツ<6301>などが関心を集めそうだ。
加えて3社のIPOが予定されており、28日にHOUSEI<5035>とunerry<5034>、29日にエアークローゼット<9557>がともに東証グロース市場に新規上場する。

《 強気 》

㌽FOMC : 9月20~21日 水星逆行9月10日~10月2日

☼FOMCウォラー連銀の柔軟対応が好感。国債金利下落。ラッセル上昇
☼景気後退の折り込みが6月に急速に早まった。
 リセッション
確率50%@2023年
☼インフレピークか?物価上昇を抑えられば、バイデン中間選挙支持率向上
   消費者はモノからサービスにシフトし、全体の需要は鈍化か
☼中国:中国が30兆円規模の景気対策
 「景気対策」 vs 「ゼロコロナ」強弱が入り混じるで上昇トレンド。
☼東証グロースは堅調な銘柄も多い。個人投資家が下値で物色中。
☼ドル高要因は株安・リパトリ(本国への資金還流、海外資産売り)6月はYEN建て、EUR建てを7月初旬売り。年初来USDの3日間連続売りは1回。
☼円高要因は、アノマリで7下旬~8月13日は輸出需給の8月利払で上昇
☼センチメントはFearからやや回復。VIX下げ止まり

《 弱気 》

☔米超短金利差、ダブルボトムで再び0%(逆イールド)へ。
☔5年期待インフレ率BEIが年初来安値を更新。リセッション懸念
☔7月FOMCで50ないし75bpの利上げを議論へ
☔原油先物2%高、主要産油国増産余力乏しい 株式下落

☔米CB消費者信頼感、6月は物価高で98.7に急落 インフレ懸念が重し
☔小売供給加増がブルウィップ効果。デフレ鼓動。年末にデフレへ急降下か
☔ミシガン大学信頼感指数は依然下落を示す ↓
☔全世界の中合吟が追う金融状況引き締め加速 ↓
☔GDP1月以降6カ月マイナス成長 ↓
☔米銀行は通過。但し現金比率で自社株買いは控えめか。

《 環境認識 》


【日銀が金融政策決定会合】

明日。市場の関心は「ポスト黒田」にも向かっている。


《 所感 ㌽❣》

✅今の相場への向き合い方
  トレンド変換に移行する季節へ。柔軟な頭の切り替えをお忘れなく。
     下落から横這い(ジグザグ・レンジ。但し依然、弱気相場。資産保全。)
✅トレード戦略
  指数が弱気➡自信に変わるまで、上下両方(売と買)両対応の戦略を
✅トレンド戦略
    FOMC 7月前の、11日から15日までは、値動きが激しいか
 下がってもショートカバー買い戻しが入る。上がっても伸びなやむ

✅FOMC通過でドルが売られ、ドル/円相場が円高に振れるとの見方も
  従い円安効果で日本株がどこまで上昇するかは不透明
✅ベアマーケットを抜けるには、VIX30%前後。S&P-20%からもう一段下落も視野へ

《マクロ》

【上がるも下がるも外国人次第の日本株】

クジラ とは? 海外投資機関、GPIF(年金運用期間)

個人投資家の株主数は増加するも年々減る状況。
「個人・その他」の保有比率を過去に遡って見ると、1970年度が37.7%。
外国人投資家のプレゼンスが年々増加。

政府・地方公共団体・・・・・・1兆1112億円(0.2%)
金融機関・・・・・・219兆4232億円(30.0%)
証券会社・・・・・・19兆9024億円(2.7%)
事業法人等・・・・・・146兆2915億円(20.0%)
外国法人等・・・・・・222兆3452億円(30.4%)
個人・その他・・・・・・121兆2022億円(16.6%)

金融庁

日本株は過去30年以上、外国人投資家が動かしています。外国人は、買う時は上値を追って買い、売る時は下値を叩いて売る傾向があるので、短期的な動きは外国人次第です。


7月の外国人投資家の動向

3月の売り越し以降、外国人投資家も国内投資機関も短期レンジで売買を繰り返す状況。
7月第1週(4~8日)の外国人売買。
株式現物と先物を合わせて、1兆1,850億円の大幅買い越し。
この週は、米国株が急反発した週。ナスダック総合指数はこの週、1週間で4.6%上昇。米国株の上昇を受けて、日本株にも大量の買い戻し。



《 📢ニュース 》

<米国>

<ロシア+天然ガス>

ガスプロム(OTCPK:OGZPY)は、先月、ノルドストリーム1パイプラインを介したドイツへのガス供給を60%削減しました。
ドイツの公益事業ユニパー(OTC:UNPPY)は、ガスプロムの不可抗力宣言を正式に拒否し、主張は不当であると述べた。
ノルドストリーム1ガスパイプラインの流れは、7月21日に終了するため、メンテナンス作業のために停止されており、ドイツ当局は、ロシアがガス供給をまったく再開できない可能性があることを懸念しています

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《 見通し 》


来週の注目すべき3つのポイント:

中国:金融緩和と制裁の両インパクトで方向性

「押し目買い」も「決算材料で動きも」

旅行関連。特に国内運輸がじわり上昇。


リセッション入りはいつか?

リセッション時のセクターローテーションについては、プライムで。

次回7月のFOMCと参院選に備えよ

バイデン氏がトランプ氏を名指しで非難、中間選挙控え戦略転換か

✅🐻ベアマーケットからの回復期間

明確なBearマーケット(弱気)からの回復は6か月程度。
但しやややBearマーケット(やや弱気)からの回復は、例えば1980年代からは早まってして3カ月から5カ月位程度。
年初来半年間での下落は最高。10月~12月クリスマスラリーにかけてどれだけ悲観・投げ売りが出尽くすか?


✅暴落シグナルVIXの歴史

歴史的に見れば、26ポイントはまだまだ低い。45%以上が暴落の予兆。
相場の楽観から悲観、叫び、失望そして静かに。

《 スケジュール 》


【市況】来週の株式相場に向けて=米CPIなど焦点、参院選と安倍元首相死去の影響も注視


《 こぼれ話 》

投資家センチメント。

Wall ST cheat sheet



《 今週の映画 》

"Highway to the danger zone!"

映画 Topgun
映画 Topgun


映画 Topgun


映画 Topgun









《 気になるセクター 》

ここからプライム投稿でお楽しみください!


長期、中期、短期の所感(個別、指数、目線)

大底探しの終着点

世界のPMI/不動産/GDPの先行指標とは

Good銘柄とチャート分析


では良い一日を!



《  所感 》

大底探しの終着点でリスクオンムード一色。

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