🗽 今週の相場：FOMCのQTへポジション整理か

 と題して、今回もみなさんと一緒に、元気よく投資について学んで行きたいと思います。いつも"いいね" "スキ"、楽しいコメント、シェア、通知、そしてプライム登録、を本当にありがとうございます。

今回は新しい試みとして、プライム投稿と同様のビデオでの説明でお届けします

おまけ：質問の多いコモディティ投資、銘柄とミートアップについて

先週は、4月イスター休暇から戻って、資金流入も決算上振れで利確も。
週足も25週も↓トレンド。ナスダックとSOXにつられてマザーズは-8%。
4月の週間の騰落率は、日経平均が+0.0％であったのに対して、マザーズ指数は-8.2％、東証グロース市場指数は-7.9％。
米国株式市場から、国債やコモディティに資金の流出。

決算最終週の今週/来週も、日米共には神経質な展開か。特に東京市場がゴールデンウイーク（GW）中の5月3-4日に連邦公開市場委員会（FOMC）が開催されるため、警戒感米国利上げの折込以上に、FOMCメンバーによるタカ派の発言が出る度に、ナスダック、グロース市場の株がすぐに売られてしまう市場。
特に今週はGW前のポジション整理の売り巻き込んで、ポジション調整がすすむ週か。

《　環境認識　》

VIX 28.21 +5.53
DOW　-2.82%
NASDAQ -2.55%
S&P500 -2.77%
Rusell2000 -2.55%
SOX -2.25%
CME225 26755 -345
WTI 102.07 (-1.66%)
ドル円 128.55 +0.16
ユーロ円 138.82 -0.28
米10年債利回り（％）2.9045 -0.003
米2年債利回り（％）2.6756 +0.002

《　ニュース　》

🎤IMFの討論会で、パウエル議長 インフレは3月にピーク？

「インフレは3月にピークがあった可能性があるが、それは当てにならない」
「適切な場合は政策を厳しくするつもりである」

Bloomberg パウエル議長

などと、利上げペースの前倒しを支持するような発言。
これを受け、一部であった年央から再緩和に転じるとの見方は修正を迫られた。
一部の金融機関、市場関係者は、５月から９月まで連続で大幅利上げ見込む、ＦＦ金利上限は2.50％に。またECB利上げ観測も強まる、政策金利９月までにゼロになるとの見も方

《　スケジュール　》

4月25日（月）：日・景気動向指数(2月)、日・全国百貨店売上高(3月)、独・IFO企業景況感指数(4月)など

4月26日（火）：日・失業率・有効求人倍率(3月)、決算発表→ファナック、米・耐久財受注(3月)、米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(2月)、米・消費者信頼感指数(4月)、米・新築住宅販売件数(3月)、米・決算発表→マイクロソフト、アルファベットなど

4月27日（水）：日・日銀金融政策決定会合(-28日)、ストレージ王／モイが東証グロースに新規上場、決算発表→アドテスト、キーエンス、エムスリー、中・工業企業利益(3月)、米・中古住宅販売成約指数(3月)、米・決算発表→メタ・プラットフォームズ、クアルコムなど

4月28日（木）：日・鉱工業生産指数(3月)、日・小売売上高(3月)、日・住宅着工件数(3月)、黒田日銀総裁が会見、クリアル／ペットゴーが東証グロースに新規上場、決算発表→デンソー、村田製、レーザーテック、米・GDP速報値(1-3月)、米・決算発表→キャタピラー、アップル、インテル、アマゾンなど

4月29日（金）：株式市場は祝日のため休場(昭和の日)、欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(4月)、欧・ユーロ圏GDP速報値(1-3月)、米・雇用コスト指数(1-3月)、米・個人所得/個人消費支出(3月)、米・PCEコアデフレーター(3月)、米・決算発表→シェブロン、エクソンモービルなど

4月30日（土）：中・製造業/非製造業PMI(4月)など

5月2日（月）：米・ISM製造業景況指数(4月)など

5月3日（火）：株式市場は祝日のため休場(憲法記念日)、欧・ユーロ圏生産者物価指数(3月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)(4日まで)など

5月4日（水）：株式市場は祝日のため休場(みどりの日)、米・ADP全米雇用報告(4月)、米・ISM非製造業景況指数(4月)、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見など

5月5日（木）：株式市場は祝日のため休場(こどもの日)、中・財新サービス業PMI(4月)、英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表など

5月6日（金）：米・雇用統計(4月)など

《　見通し　》

決算のクライマックス

個別まちまちで、丁寧にエントリが必須。
今週の決算は、ファナック<6954>やキーエンス<6861>、アドバンテスト<6857>。
米国ではアルファベット、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズ、アップル、アマゾンのいわゆる“GAFAM”。

2月にはメタが今回のネットフリックスと似たような急落劇を見せ“メタショック”ならる”GAFAMショック”に注目

米景気の減速懸念

金融市場は5月、6月、7月開催のFOMC会合で合計1.50ポイントの利上げが実施されることを織り込んでいる。

2000年ITバブル（dotcom bubble）との比較

NASDAQ/Dowの比率で見ると同じくらい高い状況。

昨年末12月の水準まで、1段安に傾いた場合、ITバブルと同等のショック（短期夏くらいまでに、初来の-約50%）を覚悟。

《 ニュースと市場の声　》

米国のインフレ率は上昇傾向を続けている。
4月末から5月にかけて、ＣＰＩコア、ＰＰＩコアの高止まりを探す週になるか。

引用：Bloomberg インフレ率の動向

《 所感 》

コモディティ クリーンエネルギー金属と中国の優位性

再生可能エネルギー源は、今後数十年にわたって化石燃料に取って代わると予想されており、この大規模な移行は、原材料の需要に下流の影響を及ぼします。より多くのグリーンエネルギーは、より多くの風力タービン、ソーラーパネル、バッテリーが必要であり、これらの技術を構築するためにより多くのクリーンエネルギー金属が必要であることを意味します。

📉海運株の陰り

海運セクターは、昨年来ベストパフォーマーであり、世界的に業績の急 拡大、高株価が継続してきた。
日本郵船、商船三井等の株価の 見事な上昇トレンドは、御存知の通りである。ところが、過去最高値水準で 推移して来たコンテナ船価格が、足下で軟化し始めている。香港－ロサン ゼルス間のコンテナ船海上運賃（40フィートボックス）は、3/2に史上最高値 8,585ドルをマークしていたが、4/6時点では7,450ドルと▲13.2%の下落。

🚩BRICS

ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカと、2050年までの経済成長が著しいとされる国。
最近きかれない理由としては、ドル建て債券、外貨準備、そして東南アジア・北アフリカのデフォルト問題など新興国への視線が厳しいため。
注目は、各国ともに資源大国であること。
しかもアジアの3カ国は国境を返して連なっており、経済においては持ちつ持たれつの関係。加えて、軍事面では3カ国で地域の覇権を握っている。人口は、中国やインドが世界でも総人口数が抜けているのは有名。

他方、南アフリカの平均人口は18歳(日本は約50-60歳)と今後の社会を動かしていく生産世代が厚い。
現在ロシア経済制裁に目が行くが、資源大国で内需が期待できるBRICSも注目か。　
特に、インドの動きは注視。 まず現在インドは格安でロシアから原油を悪びれず購入。 その原油で、石油製品を作り、対立国に売っている。 つまり、インドは仲介業者のような立ち位置にいて、ロシアと世界を繋げている。

悪い円安：

来週にも21日午後から高止まり。口先介入で更に円高か.
黒田東彦日銀総裁は「悪い円安」を意識したせいか、最近の円安について

「かなり急速な変動」
「マイナス面も考えないといけない」

と発言。一見すると円安容認を改めたようにも理解できますが、

「全体としてプラスとの評価は変えていない」

とも述べ、その後の円売りを誘発する要因になりました。鈴木俊一財務相はドル・円の128円台到達の際、円安をけん制していますが、流れは変わりません。

資源高：

当面ロシア危機による余波が続き、代替エネルギー含め国と、銘柄物色か。

ロシア：

5月6日は4月ドル建ての国債返還へのカウントダウン最終日。国内インフレ対策を始めれば、軍事費の削減も強いられるか。ドンパスなど南側独立国で領土拡大と、ウクライナ経済復興の時間稼ぎで満足できるか。

中国：

ゼロコロナ対策の反動で、金融緩和を開始。年内目標GDP5.5%は厳しい。

《 決算　》

💹決算 5つの注目点 円安・資源高・ロシア・中国など 企業業績にどう響く？

📈日本では、再生エネルギー銘柄

• イーレックス（9517） 現在、4基のバイオマス発電所

• レノバ（9519） 再生エネルギーの発電と開発・運営 

• タケエイ（2151） ...

• エフオン（9514） ...

• タクマ（6013）
  原発再稼働銘柄（東京電力等）

📈商社

食糧、エネルギーなどあらゆる分野で価格転嫁をしがら、利益を積むことあできる可能性。

日本にも物価上昇の大波が押し寄せている。インフレ時代が到来すれば、資産形成のあり方もコモディティや、ものが移動する商品に価値がでてきます。

8053　住友商　　2,084　5.28% PER5.7
2768　双日　　　2,014　5.11% PER5.8  
8002　丸紅　　　1,456　3.98% PER6.3
8031　三井物　　3,245　3.24% PER6.2　資源の比重が大きい
8058　三菱商　　4,426　3.21% PER8.0　資源の比重が大きい
8015　豊田通商　4,760　3.15% PER8.0　
8001　伊藤忠　　3,974　2.77% PER7.1　非資源の比重が大きい

三菱重工<7011>

ウクライナ侵攻で火力に強い「三菱重工」に猛烈な追い風が吹いている。

三菱重工

京セラ<6971.T>EV向け部品増産　100億円投資

日本経済新聞電子版は19日14時、同社が電気自動車（EV）のセンサーやモーターに使うファインセラミック部品を増産すると報じた。
約100億円を投じて滋賀県の工場に新棟を建設する方針だという。2023年度内に稼働させ、将来的に売上高で年間100億円程度の生産能力にするとしている。

INPEX<1605.T>　連日で年初来高値を更新

　ロイター通信が18日、リビア国営石油会社（NOC）が輸出契約の義務を果たせない不可抗力条項を宣言したと伝えたことを受け、リビアの原油輸出の減少観測が強まり、需給逼迫を見込む買いが入った。

日本郵船 (9101)

見通しは、コンテナ船市況高騰続き、持分益急増。純益は３度目の増額、最高更新。大幅増配。
２３年３月期もタンカー苦戦だが、ばら積 み船や自動車船は堅調。航空貨物は需給逼迫継続。コンテナ船も高水準続く。

《　見通し　》

📢米国利上げは、織り込んでいなかったと　市場懐疑

年は年始から金融引き締めが最大のテーマとして台頭し、折に触れ「もう十分に織り込んだ」と言われてきた。しかし、市場は事あるごとに何度もタカ派化するFRBに追随する形で修正を迫られており、結局「もう織り込んだ」がほとんど通用していないと市場関係者の嫌気が一気に。
また、今回のFOMCは日本のGW中に開催されるため、身動きが取れないリスクを嫌って、休暇入り前には手仕舞い売りなどが出やすい。相場の調整リスクには注意したい。
ただし1回の利上げが0.75ポイント、0.5ポイントを4回などなど行き過ぎの声に振り回されるのも注意。

📢日米金利差の大幅な拡大を想定して円売り強まる

ドル・円は続伸。4月20日の取引で2002年4月以来となる129円40銭までドル高・円安が進行。
FRBはインフレ高進に積極的に対応するとの見方が一段と広がった。また、日本銀行の黒田総裁は18日に衆院決算行政監視委員会に出席し、
「大きな円安や急速な円安ではマイナスの方が大きくなる」
と述べたものの、
「円安は全体として日本経済にプラス」
との見方を改めて伝えたことから、日米金利差拡大を想定したドル買い・円売りが続いた。

22日発表された米国の4月S&Pグローバルサービス業PMI速報値は、市場予想を下回ったことから、一時ドル売りが優勢となった。
しかしながら、5月、6月、7月開催のFOMCの3会合で合計1.5ポイントの追加利上げが決定される可能性は高いとの見方が広がったこと、日本銀行の黒田総裁は講演で、
「消費も労働市場も日本は米国に比べ回復が非常に弱い」
「日本のインフレは米国と違い一時的」
との見解を表明し、日米金利差の大幅な拡大が想定されることから、ドル買い・円売りが再び優勢となった。ドル・円は128円54銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ：126円25銭−129円40銭。

《　所感　》

来週も引き続き、方向感が無い相場か。
ここまで米国決算内容とPERは、平均的で終了。
目先・短期投資では、ヘッジやセクターローテーションなどの物色が先行か。業績が好調でも利確のショートカバーなどが利確先行か。

ドル円はFOMCが7月までに1.5ポイント且つ日銀黒田総裁の容認発言で更に上昇の折込がはじまるか。

目先は、半導体の自立反発狙い、決算好調銘柄、ディフェンシブ銘柄などのセクターと個別銘柄選びで「押し目拾い・戻り売り」のスタンスを維持する投資戦略か。

下落局面の場合は26,000円台を割ることも視野へ、損切とヘッジも今の時点検討。
中期投資では8月から9月のバーゲンセール時期を意識。ある程度の資金の余裕を夏まで持ちたいことろ。
中間反落から業績相場への上昇期間の賞味期限の短さを意識。

《　おまけ　》

【バフェットの運用】

（1）「運用が決して破綻しないビジネスモデル」
（2）「投資先として米国株式市場を選択していること」
（3）「大暴落した時に株を買える現金の温存」
　長期の株式投資で個人投資家が成功するには、ひたすら長期の投資チャンスを「待つ」ことがポイントである。
バークシャー・ハサウェイ現金ポジション比率（2001年7月～2021年3月)

バフェットは株式市場の大幅下落に対処できるように3割程度の現金（緑のライン）をいつも温存。

【コモディティ投資】

いま一番話題のコモディティ投信について、質問を多くいただいています。
そこで今回は簡単にコモディティについて触れておきます。
現在のコモディティ商品の高騰の理由は次と言われています。
・世界の人口増加が2050年過ぎまで増加　2100年に鈍化から現象
・ウクライナ情勢で小麦を中心に供給縮小
・投機による高騰による、さらなる高騰
・通貨・ＦＸの強弱による高騰（円安など）

そこで

DBA=パワーシェアーズDBアグリカルチャー・ファンド

経費率：0.89％/年
配当利回りは1.51％
投資組入銘柄：
トウモロコシ：12.5％/大豆：12.5％/粗糖：12.5％/食用牛：12.5％/ココア：11.11％/コーヒー：11.11％/豚肉：8.33％/小麦：6.25％/カンザスシティ小麦：6.25％/飼育牛：4.17％/綿花；2.78％

DBC=パワーシェアーズDBコモディティ インデックス トラッキング・ファンド

経費率：0.85％/年
配当利回りは1.54％
投資組入銘柄：
北海ブレンド原油：12.375％/WTI原油：12.375％/ヒーティングオイル：12.375％/ガソリン：12.375％/金：8％/トウモロコシ：5.625％/小麦：5.625％/大豆：5.625％/粗糖：5.625％/天然ガス：5.5％/アルミ：4.167％/亜鉛：4.167％/銅：4.167％/銀：2％

📈急落時のリスクコントロール

ペアトレード：
似た値動きをする2銘柄でも、何らかのタイミングで株価が離れる場合があります。
再度株価が近づくことを期待して高い方の銘柄を空売り、低い方の銘柄を買う戦略が考えられます。
株価が近づいたときに反対売買を行えば、相場全体が下落していても利益を上げることが期待できます。

株とコモディティに分散投資

ナスダックETF等を先物・CFDで売り注文

🗽 今週の相場：決算とFOMCのQTへ #ハピポス

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📢今週の相場：野外編　横浜散歩しながら相場所感

【おやじチャレンジ（老若男女】ミートアップ　大阪 難波 戎橋（えびすばし）@5月11日 18時

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【おやじチャレンジ（老若男女）】ミートアップ　四条大橋@5月11日 13時

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中長期の見通し、いま注目銘柄の分析についてプライム登録で。

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イベント

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投資ごっこ　さんとコラボイベント企画中

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では、良い一日を。 🤭

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