🗽 今週の相場：楽観は続くか？

 《　まとめ　》

楽観から、CPI8.7リスクはないのか？

テック・グロースの逆襲か？
強い： 　小売、ヘルスケア、通信、ロボット、バイオ、金融テック、ヘルステック、リチウム電池、海運、旅行、インド（EPI)
弱い：　半導体、ハイイールド、宇宙・衛星、イノベーションARKK、EVカー、コモディティ（金・銀）

セクターマップ

バリュー・ディフェンス銘柄マップ

成長セクター

雇用好調で積極利上げ懸念。インフレ懸念で金利上昇懸念。
７月CPI（消費者物価指数：予想8.7%）の結果待ち。
中国CPI、米CPI、ミシガン信頼感、オプションSQ

今週のイベント

今週の決算

《　トピック　》

日経は、節目の28,000円を超え。マザーズは強い。
米国は、テック関連、観光、小売りとエネルギー一辺倒からのシフト。
夏枯れ相場、チャート、投機筋の買いポジションが一服する調整局面。
米国決算：EPS73％がポジティブ。66％売上クリア。前年と比較し下落。
CPIショック再来？ガソリンはトップアウト

Bloomberg

Earnings Whispers

《　NEWS 》

📺９月ＦＯＭＣ、75ｂｐ利上げの確率が50ｂｐ上回る－短期金融市場
📺９月ＦＯＭＣ前の緊急利上げ、リスク多少意識－雇用統計でトレーダー
📺「やけどしそうな」雇用統計、９月ＦＯＭＣの75ｂｐ利上げに追い風
📺ボウマンＦＲＢ理事75bp、大幅利上げ継続を支持－インフレ和らぐまで
📺NY連銀：消費者はインフレが鈍化すると予想しており、FRBにとって大きな勝利
📺米上院、歳出歳入法案を可決　再エネ・医療強化盛り込む
📺ＢｏｆＡ、投資家は株式「ベアラリー」の利益確定を－資金流出が再開
📺英中銀ピル氏、金利上昇が住宅市場を冷ます－相場急落にはつながらず
📺エヌビディアの売上高見通しが大きく予想を下回った。
📺アマゾン、16.5億ドルでアイロボット買収へ－「ルンバ」メーカー
📺７月米雇用者数、予想大幅に上回る伸び－リセッション懸念和らぐ
📺OPECプラスが増産へ：微増9月に日量10万バベル、影響軽微
📺ファイザー、約50億ドルでのＧＢＴ買収協議が進展した段階
📺米中関係への過度な懸念がひとまず和らいだ、買い安心感
📺市場では「6月株式への投資配分を大きく引下げいたファンドなどが7月の相場上昇に乗り遅れ、焦って買いを入れ中」

📅米7月ISM非製造業景況指数

56.7と、市場予想54.0に反して上回り、米景気の底堅さが意識された。一方、エネルギー価格の下落などを背景に「価格指数」は大幅に低下し、インフレが和らぐとの観測を誘った。

📅決算

アップル・アマゾン＋4％高、セールスフォースとマイクロソフト＋3％高、ディズニー・ナイキ・アメックスなど消費関連が上昇、一方、原油安でシェブロンが下げ。

8月8日からの注目決算は、NOVAX, パランティア, Unitiy, コインベース、炉ブロック、ラルフ・ローレン、ディズニー、FOX、リビアン、Jobyなど。

空飛ぶタクシー　Joby Airbiation & Toyota

ミームの熱狂再び、ウォール街のプロ惑わす－個人のリスク選好

空売り比率がまだ２０％残。踏み上げ期待の個人投資家が今のところ勝利。

Bloomberg

《　所感　》

上昇チャネル内上値で揉み合いも。注意：重要上昇ラインまで到達。
7月に一部ショートポジション解消、7月買い入れが一服して軟調か。

《　長期視点　》

✅8月の避暑地会議は無風？

米カンザスシティ　パウエル議長: Bloomberg

地区連銀主催の経済シンポジウム（ジャクソンホール会議）が目前に迫り、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の９月FOMC利上げ観測を巡る市場のへ「熱」が伝わるか？
パウエル議長は同会議で経済見通しについて講演。投資家はパウエル議長がわざわざ波風を立てることは言わないとみているが。。。。

✅バイデノミクスと中間選挙に備えよ

バイデン氏が中間選挙控え、相次ぎ公共・経済支援策をか可決か。
プライム時間にて～

✅🐻ベアマーケットから🐄ブルマーケットへ？

明確なBearマーケット（弱気）からの回復は6か月程度。
但し、例えば1980年代からは早まってして3カ月から5カ月位程度。
年初来半年間での下落はすでに6か月。
テック・クライシス（ITバブル）や金融危機（リーマン・ショック）に近いトリガーが発生すれば、現在のラインから―20％も。
日米株価チャート共に、短期テクニカルとしては、戻り高値に到達。警戒。

10月～12月クリスマスラリーにかけてどれだけ悲観・投げ売りが出尽くすか？

✅🐻過去のリセッション時のEPS推移からみると、最大-28%下落の余地あり。直近再度の下落トレンドで-17%も。

国債

8月がアノマリーで国債に資金が集まりやすい？逆に株安。
今回は珍しい株高＋国債高。アノマリーははずれか？

《　短期視点　》

戻り高値にご注意を。

８月１０日米CPI発表、そして今月の特別清算１０日、１２日を控え、買戻しと上昇要因であったショートスクイーズ（空売りの締め上げ）で変動が高い相場。
今週は日経は回転相場。米国はポジション控えが先行か。
個人投資家のセンチメントは改善しつつあり、政府支援の業界、出遅れ小型成長株に資金流入。

米ＩＳＭ製造業景気指数、7月は約2年ぶりの低水準　予想は上回る

指数は５０が景気拡大・縮小の節目となる。
製造業は米経済の１１．９％を占める。
５２．８と６月の５３．０から低下し、２０２０年６月以来の低水準となった。ただ、市場予想の５２．０は上回った。

＠goto_finance さん

NISSEYより

4つ目が業績ラッシュ。

米国は先週のスナップ40％下落、JPの下落で始まり。Intelも大幅下落。
一方強かったのは、アップル、MS、アマゾンなどの老舗企業。
米国決算：EPS73％がポジティブ。66％売上クリア。前年と比較し下落。

決算：サプライズ企業

《　見通し　》

❷6月末からの相場の動き

2つ目は、私たちが今どこにいるのか？それと重要な投資戦略。

✅トレード戦略

テックは米国指数が弱気➡自信に変わるまで、8月25日

✅日本市場は、緩やかな上昇トレンド内で、指数銘柄での回転
    
✅コモディティ：銅や石油は中国への不安感、上下転換点。短期以外はDXY下がりまで　のーぽじ。

✅個別は決算後、Goodチャート・トレンドフォロー探し

✅投資機関の売りポジションは、７月に駈け込み一部解消。

✅まず日本市場は底堅い

中期では欧米を凌駕する可能性。一言で言えば米国に比べてPERが相対的に安いからです。但し長期では米国の成長に勝てるか不透明です。
日本は28,000円の壁。騰落レシオは130％でやや過熱気味。空売り比率は48.1％まで上昇。
レンジの中で、28,400円のインフレレンジを超えるまででは資金を回転するのが自然。

✅国債

為替：変動をテクニカルで丁寧に上下フォロー

最後にコモディティは一方的な下落でなく、今後も変動が高くポートフォリオには必要なセクター。例えばユーロドル　上昇、ロシア産天然ガスの供給削減への懸念が後退。
また原油先物は米国利上げ、製造業景況感指数の下落、来月CPI（特にガソリン価格）下落による景気後退により下落も。
但し、年初来の40％以上の上昇はもうないでしょうが、今後も変動が高いこの市場は魅力的はかわらない。しかしポートフォリオの割合を次の下落や別なセクターへのシフトを検討しています。

❷気になるセクター

長期投資では、新興国のインドが凌駕。次インドネシアが中国を凌駕。リスク回避。

《　今週の映画　》

『グッド　ウィルハンティング - 旅立ち-』

生まれつきの天才でありながら、幼少期のトラウマから荒れた生活を送るウィル。大学の清掃員として働く彼はある日、掲示板に書かれた数学の難問をこっそり解いて出題者のランボー教授を驚がくさせる。だがその頃、ウィルは傷害事件で拘置所送りとなっていた。

《　気になるセクター　》

ここからプライム投稿でお楽しみください！

長期、中期、短期の所感（個別、指数、目線）

大底探しの終着点

世界のPMI/不動産/GDPの先行指標とは

Good銘柄とチャート分析

では良い一日を！

《  所感　》

大底探しの終着点でリスクオンムード一色。警戒