🗽 今週の相場：台湾有事の影響は？

 《　まとめ　》

楽観から、2番底は来るの？

台湾演習開始。米中対立のなか日経、米国共に上昇。
強いセクターはバイオ、再生エネ、半導体、旅行
弱いセクターは石油、
失業率は平均賃金上昇鈍化がポイント。インフレへ影響。
７月消費者物価指数（CPI）の結果次第。

《　トピック　》

強いセクターは、公共、不動産、産業、テック、コモディティ、素材、ハイテク。
特に個別銘柄であれば、テック、ヘルス、工業、エネルギー、好決算企業が強い。
日経は、3日間で乱降下±3円。関連輸出企業、自動車関連が厳しいか。マザーズは一時3カ月ぶり高水準

FOMC軟化で9月以降の利上げ3.5％に向けペースを緩めるか。
GDPが2四半期連続マイナスでテクニカルリセッション突入。
サウジアラビアは、OPEC+ 会議での増産に前向き
日米共に米国は、テック・精密・運輸・電力・バイオ、ヘルスケアが↑。
上昇：GAFAMは　Apple（1株利益$1.20と市場予想↑（$1.16））時間外で一時＋3％、AMAZONは時間外で一時＋12％。
CVSヘルス,メルク決算クリアでプレで４％上昇。
下落：Intel：株9%安 　Roku：株25%安, AMD, Match, Airbnb決算ミス。

ペロシ氏台湾訪問によるドル買い一服か。
長期利回り上昇：連銀3人の利上げを継続は完全に一致。長期債などの利回り上昇。
8月5日（金）失業率　8月10日（水）CPI　がイベント
8月12日(金）SQ＋満月
8月31日ジャクソンホール会議

《　NEWS 》

ペロシ氏、台湾を見捨てないと明白にするため訪問－蔡総統と会談

中国、台湾への天然砂輸出停止－かんきつや魚類輸入も中断

習氏の「ゼロコロナ」、何年も続くシナリオに現実味－代償は経済成長

英国がリセッションへ

OPEC+　増産検討会議へ

＠goto_finaceさん

《　所感　》

FF金利方向性が決り、上昇チャネル内で揉み合いも。
6月20日前後での、押し目拾いはクリア。8月中までは同様の戦略。
短期では油断禁物、重要上昇ラインまで到達。
機関投資家のショートポジション解消が進み上昇後、再度の売り持ちポジションで急な下落に注意。

《　マクロ視点　》

✅次回7月のFOMCと中間選挙に備えよ

バイデン氏がトランプ氏を名指しで非難、中間選挙控え戦略転換か

✅🐻ベアマーケットから🐄ブルマーケットへ？

明確なBearマーケット（弱気）からの回復は6か月程度。
但し、例えば1980年代からは早まってして3カ月から5カ月位程度。
年初来半年間での下落はすでに6か月。
テック・クライシス（ITバブル）や金融危機（リーマン・ショック）に近いトリガーが発生すれば、現在のラインから―20％も。

10月～12月クリスマスラリーにかけてどれだけ悲観・投げ売りが出尽くすか？

✅🐻過去のリセッション時のEPS推移からみると、-28%下落の余地あり。

27日FOMCの声明は予想通り且つ利上げペース鈍化も期待され株式市場は安堵、上昇。
28日GDPは予想より低いが、前月よ下落がやや回復。ドル円が134円台下落。2回連続のマイナスでテクニカルリセッション。
29日コアPCEは4.7%(予想4.9%)
8月1日のISM製造業52ポイントに対して52.8ポイントやや上振れ。
8月3日のISM非製造業が午後11時発表

重視しているの8月1日のISM製造業景況指数の50％以上。
米国の足元の企業業績はまずまずの52.8％で、インフレ高への懸念が再燃し米国株にはややブレーキも。

他方下落要因としては、中国。いくつかニュースを取り上げます。
・アリババ株が暴落。米国市場上場廃止懸念
・中国受託販売。7月も低迷。ローン返済拒否
一報個別銘柄への朗報もあります。
・中国、EVの免税措置延長　市場拡大・自国メーカーを支援。NIOなどきになますね。

FOMCパウエル議長　まとめ

27日発表のFEDのFFレートはコンセサンス通りの＋75bp.サプライズ無し。
パウエル議長の声明により、柔軟にCPI・失業率、ISMなどを観ながら9月以降の利上げ幅を緩和すると弱気、ハト派の発言が株式に安ど感を与えた。
2つ目は、28日に発表されたUS GDP（Q2 ）は　-0.9% （前回-1.6%）でコンセンサスの+0.5%から悪化。
実はこのGDPについては、アトランタ連銀が発表した前日の7月27日のGDP最新の推計値 -1.2 %となり、前月-1.6%からやや回復しました。

国債

8月がアノマリーで国債に資金が集まりやすい？逆に株安。今回はこのアノマリーはどうか？

＠goto_finaceさん

米ＩＳＭ製造業景気指数、7月は約2年ぶりの低水準　予想は上回る

指数は５０が景気拡大・縮小の節目となる。
製造業は米経済の１１．９％を占める。

５２．８と６月の５３．０から低下し、２０２０年６月以来の低水準となった。ただ、市場予想の５２．０は上回った。

「価格指数下落。過剰在庫と過去最長のリードタイム継続への懸念。新規受注率が鈍化。雇用は継続。」

「２０２３年まで利上げを続ける必要がないことを示す追加の証拠になる」

4つ目が業績ラッシュ。

米国は先週のスナップ40％下落、JPの下落で始まり。Intelも大幅下落。
一方強かったのは、アップル、MS、アマゾンなどの老舗企業。

❶ Amazon、再び2桁成長に戻る見通し。One Medicalを買収する狙いとそのビジネスを理解する
❷ Microsoft、クラウド事業をいくつかの要素に分解
❸ Alphabet決算、広告業界不調の中ではコアの検索広告事業が底堅い。検索の王者として譲れない「重要立地」を守るための戦略

《　見通し　》

❷6月末からの相場の動き

2つ目は、私たちが今どこにいるのか？それと重要な投資戦略。

✅トレード戦略

テックは米国指数が弱気➡自信に変わるまで、8月25日

✅日本市場は、緩やかな上昇トレンド内で、指数銘柄での回転
    
✅コモディティ：銅やオイルは中国への不安感、上下転換点。短期以外はDXY下がりまで　のーぽじ。

✅個別は決算後、トレンドフォロー

✅投資機関の売りポジション

年初来下落からの調整局面が既に6か月を過ぎた事実です。
CNBCとBloombergの数値をみると2008年からみても平均4ヶ月～6か月半なのでこの基準に従うと調整がかなり進んだ。

まず日本市場は底堅いが壁
中期では欧米を凌駕する可能性。一言で言えば米国に比べてPERが相対的に安いからです。但し長期では米国の成長に勝てるか不透明です。
日本は28,000円の壁。騰落レシオは150％で過熱気味。空売り比率は48.1％まで上昇。
レンジの中で、28,400円のインフレレンジを超えるまででは資金を回転するのが自然。

二つ目に国債

そして現金比率を最大80％以上にしていた、投資機関が国債に資金が先週までは集まっていたが今週は軟調。

為替：変動をテクニカルで丁寧に上下フォロー

最後にコモディティは一方的な下落でなく、今後も変動が高くポートフォリオには必要なセクター。例えばユーロドル　上昇、ロシア産天然ガスの供給削減への懸念が後退。
また原油先物は米国利上げ、製造業景況感指数の下落、来月CPI（特にガソリン価格）下落による景気後退により下落も。
但し、年初来の40％以上の上昇はもうないでしょうが、今後も変動が高いこの市場は魅力的はかわらない。しかしポートフォリオの割合を次の下落や別なセクターへのシフトを検討しています。

❷気になるセクター

参照：DIAMOND

《　今週の映画　》

『インター・ステラー』

地球を離れ新たな居住可能惑星探索を行うためワームホールを通過し、別の銀河系へと有人惑星間航行（インター・ステラー）する宇宙飛行士のチームが描かれる。三次元における不可逆性の時間と重力場、相対性理論（ウラシマ効果）、特異点、ニュートン力学、スイングバイ航法、漆黒の宇宙空間、音の伝達、運動の三法則など科学的考証を用いた演出の他、人類存亡を賭けた未知の世界へ挑戦する倫理と勇気、信頼と愛、人生という限られた時間、ヒューマニズムも織り交ぜた物語

マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ主演

マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ

INTERSTELLAR

最後は彼の娘マーフ。そして彼女の書棚からのメッセージが。。。地球を。。。

娘が住む地球を救えるのか

《　気になるセクター　》

ここからプライム投稿でお楽しみください！

長期、中期、短期の所感（個別、指数、目線）

大底探しの終着点

世界のPMI/不動産/GDPの先行指標とは

Good銘柄とチャート分析

では良い一日を！

《  所感　》