マガジンのカバー画像

オヤノミカタマガジン

42
予測不能な社会に生きるわたしたち。過去の経験が通用するか分からない時代に、わたしたちはこどもに何を伝えられるのでしょう。価値観の多様性が認められる世の中で、どんな役割を果たせばい…
運営しているクリエイター

2019年7月の記事一覧

学校は子どもを守ってはくれないかもしれない。けど絶対に子どもの味方でなくてはならない。

学校は子どもを守ってはくれないかもしれない。けど絶対に子どもの味方でなくてはならない。

ツイッターで話題になっていたこのマンガを読みました。

小中学と学校に行ったり行かなかったりしていた主人公(作者)と彼をとりまく9人の先生との物語です。
中でもドラゴンボールの作者、鳥山明先生との出会いで自分の居場所をようやく見つけたと思えるようになる主人公の気持ちの変化は、僕自身の過去を振り返りとても共感することができました。

「フツウ」でありたい気持ちが心を追い詰める不登校であるという状況か

もっとみる
キャリア教育プログラム〜未来の「○○」になろう!〜

キャリア教育プログラム〜未来の「○○」になろう!〜

子供たちにとって今ある職業は、将来なくなるかもしれないし、また違った姿をしているかもしれない。「ありたい」姿や「職業」としてのイメージが明確にあり、それを心地良いと感じているのか、既存の職業フレームだけで考えないようにすることが非常に大事になりそうです。

細分化されたり、専門化された職業ももちろんありますが、時代に合わせて派生していく職業もあるからです。

未来の職業を自分で描いてみる例えば「歌

もっとみる
学校や教師は確かにわが子のための子育てパートナーである。

学校や教師は確かにわが子のための子育てパートナーである。

小学校(オルタナティブスクール)でインターンをしながら、感じることがある。

それは「(学校、教師は)子育ての一環を担っている」ということ。
つまり、「子どもを育てるって親だけの役割なんかじゃないんだよな」というのを親としても、教師(見習い)としても感じるのである。

社会で子育てをするこの記事を読んで、「社会で子どもを育てる」という価値観がスッと自分の中に浸透していくのを感じた。
これまでも、頭

もっとみる
子どもに求めてしまうこと

子どもに求めてしまうこと

昨日の投稿に、オヤノミカタの松井さんからこんなコメントをもらいました。

そこから、子どもに求めるってどんなことなんだろうと色々と考えさせられました。

2種類の子どもに求めること子どもに何かを求めるとき、「純粋に子どものため」と「実は親自身のため」の2つがあるんじゃないかと思っています。

「実は親のため」に子どもに何かを求めるって、間違ったことのようですが、別にそうではなくてそういうことってた

もっとみる