Matsui-Glocal

メンバーシップに加入する

さまざまなインドネシア、いくつものインドネシアを知り、理解を深め、インドネシアと交わり、ともに未来へ向けて行動するための会員制コミュニティです。

  • 標準プラン

    ¥825 / 月
    初月無料

マガジン

  • よりどりインドネシア第168号(2024年6月22日発行)

    ムンタワイ島のシケレイ/ウォノソボライフ(生活のドレスコード)/ジャカルタ寸景(小さな「分銅」コーヒー豆店)/映画往復書簡(ハートウォーミングな家族ドラマ『マツの木の家族』)/続・インドネシア政経ウォッチ再掲(第66~69回)

  • よりどりインドネシア第167号(2024年6月7日発行)

    国民住宅基金は誰のためか/『インドネシア政治とイスラーム主義 ひとつの現代史』/映画往復書簡(ジャラナン)/スラウェシ市民通信(マカッサル海峡を渡るパジュクカン村の漁民たち)

  • よりどりインドネシア第166号(2024年5月24日発行)

    スラウェシ市民通信(幼稚園入園狂騒曲)/ウォノソボライフ(時間感覚と生活リズム)/いんどねしあ風土記(「ジャワのパリ」ブラガ通り物語)/映画往復書簡(インドネシア版若年妊娠もの『2本の青い線』)

  • よりどりインドネシア第165号(2024年5月8日発行)

    ジャカルタ特別州法/ロンボクだより(隣家の泣き声)/ラサ・サヤン(心の友)/五月の詩/映画往復書簡(グレン・フレッドリー)

  • よりどりインドネシア第164号(2024年4月23日発行)

    いんどねしあ風土記(ジョグジャカルタ哲学軸)/ウォノソボライフ(著名人:シンタ・バヒル)/映画往復書簡(こんなオトナの恋愛映画を待っていた)

最近の記事

[2024/06/22] 続・インドネシア政経ウォッチ再掲(第66~69回)(松井和久)

~『よりどりインドネシア』第168号(2024年6月22日発行)所収~ 筆者(松井和久)は、2021年6月より、NNA ASIAのインドネシア版に月2回(第1・3火曜日)に『続・インドネシア政経ウォッチ』を連載中です。800字程度の短い読み物として執筆しています。 NNAとの契約では、掲載後1ヵ月以降に転載可能となっています。すでに読まれた方もいらっしゃるかと思いますが、過去記事のインデックスとしても使えると思いますので、ご活用ください。 第66回(2024年2月20日

    • [2024/06/22] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第83信:理想の家族を求めて~予定調和で終わるハートウォーミングな家族ドラマ『マツの木の家族』~(轟英明)

      ~『よりどりインドネシア』第168号(2024年6月22日発行)所収~ 横山裕一様 6月に入り日本ではしとしと雨の季節のはずでしたが、あまり雨が降らず梅雨入り宣言もないという、何ともはっきりしない天気が続いています。今年も7月から8月にかけて猛暑が予想されているようですが、幸い最近は暑くもなく寒くもない、非常に過ごしやすい毎日です。 さて、前回私が取り上げた幾つかの作品に横山さんからのコメントが入りましたので、まずは私からの再コメントを返しておきましょう。 横山さんは

      有料
      150
      • [2024/06/22] ジャカルタ寸景(11):小さな市場の小さな「分銅」コーヒー豆店(横山裕一)

        ~『よりどりインドネシア』第168号(2024年6月22日発行)所収~ ブロックMの片隅で日本食レストランなどが集まり、在留邦人からもブロックMとして知られる、南ジャカルタのムラワイ地区。この一角に気をつけていないと通り過ぎてしまうほど小さな伝統市場がある。宝飾店と日本居酒屋の間にポッカリと空いたような入口には薬屋と雑貨屋の店が両脇にあり、その奥が鰻の寝床のように広がっていて、野菜や肉、魚など日常の食材が販売されている。 その入口の雑貨屋の奥隣に、1メートル半四方ほどしか

        有料
        150
        • [2024/06/22] ウォノソボライフ(75):生活のドレスコード~老若男女のファッションから~(神道有子)

          ~『よりどりインドネシア』第168号(2024年6月22日発行)所収~ 今年も無事に年度末を迎え、あちこちで卒業セレモニーのために綺麗に着飾った学生さんたちを見る季節となりました。進級する児童生徒は成績表を受け取り、約1ヵ月ほどの長期休みに入ります。少し前からサラサラした乾季の空気が定着し、朝晩は冷え込む涼しい季節になりつつあります。過ごしやすい休暇の季節です。 インドネシアの卒業式では、欧米で使われるような長いガウンにつばの四角いキャップが着用されます。トガ服(baju

          有料
          150

        [2024/06/22] 続・インドネシア政経ウォッチ再掲(第66~69回)(松井和久)

        マガジン

        • よりどりインドネシア第168号(2024年6月22日発行)
          5本
          ¥450
        • よりどりインドネシア第167号(2024年6月7日発行)
          4本
          ¥450
        • よりどりインドネシア第166号(2024年5月24日発行)
          4本
          ¥450
        • よりどりインドネシア第165号(2024年5月8日発行)
          5本
          ¥450
        • よりどりインドネシア第164号(2024年4月23日発行)
          4本
          ¥450
        • よりどりインドネシア第163号(2024年4月8日発行)
          4本
          ¥450

        メンバーシップ

        • 『よりどりインドネシア』第168号を発行しました(2024/06/22)

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 『よりどりインドネシア』第167号を発行しました(2024/06/07)

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 『よりどりインドネシア』第166号を発行しました(2024/05/24)

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 第165号の発行予定

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 『よりどりインドネシア』第168号を発行しました(2024/06/22)

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 『よりどりインドネシア』第167号を発行しました(2024/06/07)

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 『よりどりインドネシア』第166号を発行しました(2024/05/24)

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 第165号の発行予定

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります

        メンバー特典記事

          [2024/06/22] 続・インドネシア政経ウォッチ再掲(第66~69回)(松井和久)

          「標準プラン」に参加すると最後まで読めます

          ~『よりどりインドネシア』第168号(2024年6月22日発行)所収~ 筆者(松井和久)は、2021年6月より、NNA ASIAのインドネシア版に月2回(第1・3火曜日)に『続・インドネシア政経ウォッチ』を連載中です。800字程度の短い読み物として執筆しています。 NNAとの契約では、掲載後1ヵ月以降に転載可能となっています。すでに読まれた方もいらっしゃるかと思いますが、過去記事のインデックスとしても使えると思いますので、ご活用ください。 第66回(2024年2月20日

          [2024/06/22] 続・インドネシア政経ウォッチ再掲(第66~69回)(松井和久)

          [2024/06/22] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第83信:理想の家族を求めて~予定調和で終わるハートウォーミングな家族ドラマ『マツの木の家族』~(轟英明)

          「標準プラン」に参加すると最後まで読めます

          ~『よりどりインドネシア』第168号(2024年6月22日発行)所収~ 横山裕一様 6月に入り日本ではしとしと雨の季節のはずでしたが、あまり雨が降らず梅雨入り宣言もないという、何ともはっきりしない天気が続いています。今年も7月から8月にかけて猛暑が予想されているようですが、幸い最近は暑くもなく寒くもない、非常に過ごしやすい毎日です。 さて、前回私が取り上げた幾つかの作品に横山さんからのコメントが入りましたので、まずは私からの再コメントを返しておきましょう。 横山さんは

          有料
          150

          [2024/06/22] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第83信:理想の家族を求めて~予定調和で終わるハートウォーミングな家族ドラマ『マツの木の家族』~(轟英明)

          [2024/06/22] ジャカルタ寸景(11):小さな市場の小さな「分銅」コーヒー豆店(横山裕一)

          「標準プラン」に参加すると最後まで読めます

          ~『よりどりインドネシア』第168号(2024年6月22日発行)所収~ ブロックMの片隅で日本食レストランなどが集まり、在留邦人からもブロックMとして知られる、南ジャカルタのムラワイ地区。この一角に気をつけていないと通り過ぎてしまうほど小さな伝統市場がある。宝飾店と日本居酒屋の間にポッカリと空いたような入口には薬屋と雑貨屋の店が両脇にあり、その奥が鰻の寝床のように広がっていて、野菜や肉、魚など日常の食材が販売されている。 その入口の雑貨屋の奥隣に、1メートル半四方ほどしか

          有料
          150

          [2024/06/22] ジャカルタ寸景(11):小さな市場の小さな「分銅」コーヒー豆店(横山裕一)

          [2024/06/22] ウォノソボライフ(75):生活のドレスコード~老若男女のファッションから~(神道有子)

          「標準プラン」に参加すると最後まで読めます

          ~『よりどりインドネシア』第168号(2024年6月22日発行)所収~ 今年も無事に年度末を迎え、あちこちで卒業セレモニーのために綺麗に着飾った学生さんたちを見る季節となりました。進級する児童生徒は成績表を受け取り、約1ヵ月ほどの長期休みに入ります。少し前からサラサラした乾季の空気が定着し、朝晩は冷え込む涼しい季節になりつつあります。過ごしやすい休暇の季節です。 インドネシアの卒業式では、欧米で使われるような長いガウンにつばの四角いキャップが着用されます。トガ服(baju

          有料
          150

          [2024/06/22] ウォノソボライフ(75):生活のドレスコード~老若男女のファッションから~(神道有子)

          [2024/06/22] ラサ・サヤン(55)~シケレイ~(石川礼子)

          「標準プラン」に参加すると最後まで読めます

          ~『よりどりインドネシア第168号』(2024年6月22日発行)所収~ 西スマトラ州・ムンタワイ諸島遠藤周作著の『沈黙』が2016年に著名な映画監督、マーティン・スコセッシの下、映画化されました。英題は “Silence” です。その映画に感化されたジャカルタのカトリック日本語教会が2018年に企画した「隠れキリシタンの痕跡を訪ねる」ツアーに縁あって参加しました。参加者は25名くらいでしたが、そのなかで親しくなったリアさんという女性が「ムンタワイ&ニアス・ツアー」を企画し、

          有料
          150

          [2024/06/22] ラサ・サヤン(55)~シケレイ~(石川礼子)

          [2024/06/07] スラウェシ市民通信(9):魚を追いかけ、6ヵ月間の移住生活~マカッサル海峡を渡るパジュクカン村の漁民たち~(2007年9月翻訳)(ニラム・インダサリ/松井和久訳)

          「標準プラン」に参加すると最後まで読めます

          ~『よりどりインドネシア』第167号(2024年6月7日発行)所収~ なぜ南カリマンタンへ?クンブン(サバ)漁の季節が来ると、南スラウェシ州マロス県のパジュクカン村は死んだようにひっそりとなる。この村の大半の漁民たちが、約6ヵ月の間、マカッサル海峡を挟んだ対岸の南カリマンタンへ、海を渡って漁に出かけるからである。こうした漁の伝統は先祖伝来のもので、世代から世代へと受け継がれてきた。 今回(2006年)の場合、80隻の漁船が出帆したが、一隻に平均で20人が乗り込む。すなわち

          有料
          150

          [2024/06/07] スラウェシ市民通信(9):魚を追いかけ、6ヵ月間の移住生活~マカッサル海峡を渡るパジュクカン村の漁民たち~(2007年9月翻訳)(ニラム・インダサリ/松井和久訳)

        記事

          [2024/06/22] ラサ・サヤン(55)~シケレイ~(石川礼子)

          ~『よりどりインドネシア第168号』(2024年6月22日発行)所収~ 西スマトラ州・ムンタワイ諸島遠藤周作著の『沈黙』が2016年に著名な映画監督、マーティン・スコセッシの下、映画化されました。英題は “Silence” です。その映画に感化されたジャカルタのカトリック日本語教会が2018年に企画した「隠れキリシタンの痕跡を訪ねる」ツアーに縁あって参加しました。参加者は25名くらいでしたが、そのなかで親しくなったリアさんという女性が「ムンタワイ&ニアス・ツアー」を企画し、

          有料
          150

          [2024/06/22] ラサ・サヤン(55)~シケレイ~(石川礼子…

          [2024/06/07] スラウェシ市民通信(9):魚を追いかけ、6ヵ月間の移住生活~マカッサル海峡を渡るパジュクカン村の漁民たち~(2007年9月翻訳)(ニラム・インダサリ/松井和久訳)

          ~『よりどりインドネシア』第167号(2024年6月7日発行)所収~ なぜ南カリマンタンへ?クンブン(サバ)漁の季節が来ると、南スラウェシ州マロス県のパジュクカン村は死んだようにひっそりとなる。この村の大半の漁民たちが、約6ヵ月の間、マカッサル海峡を挟んだ対岸の南カリマンタンへ、海を渡って漁に出かけるからである。こうした漁の伝統は先祖伝来のもので、世代から世代へと受け継がれてきた。 今回(2006年)の場合、80隻の漁船が出帆したが、一隻に平均で20人が乗り込む。すなわち

          有料
          150

          [2024/06/07] スラウェシ市民通信(9):魚を追いかけ、…

          [2024/06/07] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第82信:ストリートミュージシャンの現実と夢を生き生きと描く~カナダ人監督のドキュメンタリー快作『ジャラナン』より~(横山裕一)

          ~『よりどりインドネシア』第167号(2024年6月7日発行)所収~ 轟(とどろき)英明 様 5月中旬に一時帰国しましたが、穏やかな天候が続き、自転車に乗っているとツツジの花の香りを楽しむなど久々に爽快な春を味わえました。インドネシアで大汗かきながら歩き回るのも好きなのですが、この時期はやはり日本ならではの良さがあると改めて感じました。 さて、前回轟さんが取り上げたティーンズ・ロマンス作品は私も苦手なのが正直なところです。轟さんも触れた、『ビューティフル・デイズ』(Ad

          有料
          150

          [2024/06/07] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第82信…

          [2024/06/07] インドネシア本乱読精読耽読 第1回:『インドネシア政治とイスラーム主義 ひとつの現代史』茅根由佳・著 名古屋大学出版会 2023年10月15日初版 本体5,800円+税(轟英明)

          ~『よりどりインドネシア』第167号(2024年6月7日発行)所収~ はじめにこれまで『よりどりインドネシア』では、インドネシア映画について言いたい放題好き勝手に書いてきましたが、今回発行人の松井さんのご厚意でインドネシアに関する書籍についても書かせていただけることになりました。 文学方面については、専門家の太田りべかさんにお任せして、こちらの連載では主に日本語で出版された人文系の本やノンフィクション本を取り上げたいと思います。すぐに入手可能な新刊だけでなく、やや古い本で

          有料
          150

          [2024/06/07] インドネシア本乱読精読耽読 第1回:『イン…

          [2024/06/07] 国民住宅基金(タペラ)は誰のためか(松井和久)

          ~『よりどりインドネシア』第167号(2024年6月7日発行)所収~ 大統領選挙と議会選挙が終わったインドネシアでは、10月の次期プラボウォ政権発足や統一地方首長選挙を控え、政治的駆け引き以外にも、いろいろな動きが起こっています。それは、憲法裁判所法案であり、放送法案であり、ヌサンタラ首都庁の正副長官の辞任であり、最高裁による地方首長選挙立候補者の年齢制限改訂の承認であり、と様々です。今号からしばらくは、そうした動きをピックアップして、『よりどりインドネシア』で取り上げて論

          有料
          150

          [2024/06/07] 国民住宅基金(タペラ)は誰のためか(松井…

          [2024/05/24] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第81信:こんなティーンズ・ロマンスがずっと観たかった!~インドネシア版若年妊娠もの『2本の青い線』に見るジャカルタの階層社会~(轟英明)

          ~『よりどりインドネシア』第166号(2024年5月24日発行)所収~ 横山裕一様 5月初めのゴールデンウィークは好天に恵まれ、暑くもなく寒くもなく、実に気持ちの良い連休でした。そういえば、ゴールデンウィークという用語は、元々日本映画の黄金時代だった1950年代に映画興行の盛り上がる時期ということで映画会社が呼び始めたという説を横山さんはご存じでしょうか。映画が娯楽の王様の地位から転落して久しいものの、盆と正月を除けば大型連休の少ない日本においては、レジャーを楽しむ時期を

          有料
          150

          [2024/05/24] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第81信…

          [2024/05/24] いんどねしあ風土記(54)「ジャワのパリ」ブラガ通り物語~西ジャワ州バンドゥン~(横山裕一)

          ~『よりどりインドネシア』第166号(2024年5月24日発行)所収~ オランダ植民地時代、「ジャワのパリ」と名付けられ栄えた、西ジャワ州の州都バンドゥンにあるブラガ通り。現代においても首都ジャカルタなどからの避暑地の観光スポットとして、大勢の観光客で賑わう。近年のブラガ通りの特徴は、カフェなどお洒落な飲食店通りである一方で、絵画などでバリ島のように芸術香る通りとしても有名なことだ。この背景にはある画家の尽力が大きく貢献していた。20世紀初頭栄えた「ジャワのパリ」から百年後

          有料
          150

          [2024/05/24] いんどねしあ風土記(54)「ジャワのパリ」…

          [2024/05/24] ウォノソボライフ(74)今は朝?昼?夜?時間感覚と生活リズム(神道有子)

          ~『よりどりインドネシア』第166号(2024年5月24日発行)所収~ 6月が近付き、太陽が徐々に北向きになってきました。毎朝通る道で、ほぼ右側から来ていた太陽光が右手前方に移動しており、季節の移ろいを感じます。夜明けの時間も遅くなり、5時半過ぎてからようやく辺りが見渡せるくらいです。私が低血圧なため朝は一日で一番元気がないのですが、夜明けの美しさや瑞々しい空気で一番好きな時間帯でもあります。 外国語を学ぶとき、まずは挨拶から入るのが大体どの言語でもお約束ではないでしょう

          有料
          150

          [2024/05/24] ウォノソボライフ(74)今は朝?昼?夜?時…

          [2024/05/24] スラウェシ市民通信(8)幼稚園入園狂騒曲(2007年7月翻訳)(ニ・ニョマン・アンナ・マルタンティ/松井和久訳)

          ~『よりどりインドネシア』第166号(2024年5月24日発行)所収~ あっという間に学校の休みが終わり、新学期(訳注1)が始まった。そして、多くの親たちが子どもたちの学校を探すのにてんてこ舞いだった季節も過ぎた。 (訳注1)インドネシアでは一般に、新学期は7月から始まり、6月に終わる。 これまでほぼ一ヵ月の間、親たちは、子どもたちを頭のいい子にし、しつけもきちんとしてくれる学校をあちこち探し回る忙しい日々を過ごしてきた。家族にとって十分な生活の豊かさを保障したい、と切

          有料
          150

          [2024/05/24] スラウェシ市民通信(8)幼稚園入園狂騒曲…

          [2023/03/09] 続・インドネシア政経ウォッチ再掲(第36~40回)(松井和久)

          ~『よりどりインドネシア』第137号(2023年3月9日発行)所収~ 筆者(松井和久)は、2021年6月より、NNA ASIAのインドネシア版に月2回(第1・3火曜日)に『続・インドネシア政経ウォッチ』を連載中です。800字程度の短い読み物として執筆しています。 NNAとの契約では、掲載後1ヵ月以降に転載可能となっています。すでに読まれた方もいらっしゃるかと思いますが、過去記事のインデックスとしても使えるかと思いますので、ご活用ください。 第36回(2022年11月15

          [2023/03/09] 続・インドネシア政経ウォッチ再掲(第36~40回)(松井和久)

          [2023/03/09] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第58信:インドネシアコーヒーの魅力満載~映画『フィロソフィ・コピ(コーヒー哲学)』より~(横山裕一)

          ~『よりどりインドネシア』第137号(2023年3月9日発行)所収~ 轟(とどろき)英明 様 もう3月とはいえ、日本ではまだ寒い日が続いているかと思います。寒い朝、あるいは落ち着いた夜に飲むホットコーヒーの美味しい季節でもあります。インドネシアは常夏とはいえ轟さんもご存知の通り、雨季の夜は若干気温も下がり涼しく感じる時も多く、ホットコーヒーを飲むには適した時期だとよく言われています。 個人的な話ですが、私がインドネシアに魅力を感じる大きな要素のひとつで、アイテムでもある

          有料
          150

          [2023/03/09] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第58信…

          [2023/03/09] 日本の近代文学を訳す(その1)(太田りべか)

          ~『よりどりインドネシア』第137号(2023年3月9日発行)所収~ 今回はちょっと翻訳の話を。以前、『よりどりインドネシア』第78号(2020年9月22日発行)で、出版社Penerbit Maiが実施している若手翻訳者プロジェクトについて触れた。当時始動して間もなかった同プロジェクトも、約3年が経って出版点数も増えた。このプロジェクトから生まれた翻訳書を通して、プロジェクトが取り組む日本の近代文学翻訳の試みを紹介したい。 Mai出版と若手翻訳者プロジェクトMai出版(P

          有料
          150

          [2023/03/09] 日本の近代文学を訳す(その1)(太田りべ…