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繕う・修理するってクールだ|わたしの豊かさ#29 #30

服に穴が空いてしまったり、染みが取れなかったりするとき。
ダーニングという方法で穴を縫い直したり、染みを隠したりすることができるというのを、だいすきな雑誌『暮しの手帖』で知りました。

暮しの手帖大好きで、付箋だらけ。すきなレシピがどの表紙の号に載ってるかまで覚えています!

息子の服をダーニングしてみたらなかなか可愛くて、息子もほつれたところを見つけると「チクチクして~」と持ってきます。

図案を縫う「刺繍」も素敵だけど、カタチを決めず、穴を埋めるために試行錯誤して閃きを頼りに針を刺していくのが、完成がわからないアートのようでクリエイティブを感じます。

ダーニング道具を持ってなくてガチャカプセルで代用してます
自分のシャツワンピースも。ちょっとやり過ぎたけど子供に人気です!

ダーニングは今人気なようで、ある小さな手芸店でダーニング用品ありますか、と聞いたら、まだ無いけどさっきも聞かれて、問合せが増えてる!と言ってました。

繕う、とは違うけど、6年以上使っている洗濯かごのヒビがどんどん広がり、かごとしての機能を果たしていないような状態で、そこに補修用テープを貼っていたのですがついにそれも崩壊し、もうだめかー、となったところに息子がビニールテープを貼ってくれて、可愛くて捨てられません。
でも記事として昇華させたので、さすがにもう買い替えようと思います。

持ち手もちぎれてしまって抱えて使っています笑

モノづくりをしている夫は、工業製品などの成り立ちがよく分かっているというか、祖母の家のテレビが壊れてしまったときも分解して直してしまうような技術があって、そういう修理はとても頼りにしています。(洗濯かごも夫に任せれば違ったかもしれませんが・・)

手で繕ったり、補修したりという手作業を施すと、不思議とそのモノとの距離が縮まったような気がするというか、やっとそのモノが自分のモノになる、という感覚があります。

壊れたモノを直す、補修する、リメイクする、染め直したりして再利用するリペアアップサイクルという手法はいま改めて注目している分野です。
環境に優しいということ以上に、廃材を利用したテーブルや、継ぎはぎされたジーンズなどがすごくクールだと感じます。

オリジナル性が高く、そのモノに宿るストーリーやその先にいるヒトのメッセージに共感したりと、モノを取り巻く環境への想いを求めているからかもしれません。

この記事は2023年の「豊かさ」に必要な8つのことの中の
4.手作りのものを補完する:【繕う】【修理する】を説明する内容でした。元になる記事はコチラ▼

次回は4.なんでも手作り#31【エネルギー】について書きます。

読んでいただき、ありがとうございました!


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