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組織文化の概念からチームを眺めてみる

こんにちは、こんばんは、おはようございます!

まつ。です🏀

梅雨が明けて、すっかり夏仕様の気候になりましたね、、💦
この時期で37℃とか、8月どうなるねんって思いながら過ごしています。
なんせ日焼けが嫌いな自分にとっては過酷な環境ですね、、笑
日焼けしない良い方法とかありましたら教えてください😭

こんなどうでもいい話は置いといて、、
今回は、最近自分の中でホットな話題・興味あることである「組織文化」っていうことについて本を読んで勉強したので、本を要約しながら自分の思っていることなど書けたらと思っています!

それでは、今回もがんばりますか!!


「ウィニングカルチャー~勝ちぐせのある人と組織のつくり方~」

今回、読んだ本は、
日本ラグビーフットボール協会理事の中竹竜二氏が書いた「ウィニングカルチャー」です📖

この本では、組織文化という概念に着目し、その定義から現場での応用まで丁寧に書かれています✍️
今年になって本を何冊か読みましたが、その中でもいくつもの発見や勉強できることがあって、現段階では1番おもしろいなって思っています🏆
他ももちろんおもしろかったんですからね、、笑

これまでに何度か「組織文化」という言葉を使いましたが、
ここがわからないと読む意味がなくなるので、先に説明しておくと、

「組織文化とは、その組織の人々に共有されている、何が良くて何が悪いのか、何が正しくて何が間違っているか、何が好きで何が嫌いかという価値観のこと。」

一橋大学の楠木教授が定義づけ(本書の中より引用)

学術的にいうとこんな感じで、一言で言うと組織全体の暗黙のルール・価値観って感じですかね。。業績や制度のように目に見えるわけではないです。

なんで組織文化が自分の中のホットな話題で、今回勉強したかというと、
組織文化は、組織全体で共有されている価値観のことで、
その価値観によって組織の仕組みや制度、或いは習慣・行動・言葉に影響を与え、最終的には組織の成果に繋がってくる・影響を与える重要なものだからです🤔

なので、組織文化によって組織の成果が変わるといっても過言ではないと思っています!
例えば、練習を適当にやって自主練習もしない組織文化(それがOKという全体の認識)であれば、普通に考えて上げられる成果というのはたかがしれてますよね。

今年から立命館大学のコーチになってこれまでの組織文化では今以上に勝つのは厳しいと感じていましたし、バスケットボールの戦術だけを新しく取り入れても勝つことは不可能だなと思っていました。
なので、チームの根幹・土台にある組織文化を変えることにまず第一に考えて、それに加えて新しいバスケットボールの戦術・考え方などを取り入れて、チームを大きく変えていきたいっていう思いの中で日々トライしているって感じです!

そういった経緯もあって、組織文化を学ぶために本を手に取りました!
そもそもは題名?名前?がかっこよく、ざっと読んでおもしろかったので買いましたが、、笑
いつも本を選ぶときは、こんなこと勉強したい・新しい視点を学びたいみたいなことがあるのでそれに近いところを探しに行き、おもしろそうな題名?名前?の本を見つけて目次を読んで、「これはおもしろい・読んでみたい」って思えたら買っています📚


組織文化を構成する「人」

組織文化は、組織全体の暗黙のルール・価値観的なものであり、
それを構成するのは組織に属するメンバーです👫

組織のメンバーのより多くが良い方向(その組織にとって)に変化すれば、組織文化もそれに伴って変化していくことは想像につくかと思います。
組織文化を変化をさせるためには、まずメンバーの反応や態度を観察することが必要で、そのためには感情や弱みを曝(さら)け出すことで知ることができると書いてありました!

ただ感情や弱みを曝け出す時には、心理的な安全性(言っても大丈夫って思える)が確保されていないといけなくて、結局のところ自分らしさがその場・組織で発揮できていなかったらそれは曝け出せていないんですよね。
リーダーが曝け出せる環境を作れるかどうかが鍵を握るにかなと。。

曝け出すと結構辛い思いしますよね。。
曝け出した次は、その辛さ・痛みと向き合わないと組織文化の変化には繋がっていかないとのことでした。
個人の成長も成功だけでなく失敗から学ぶこともありますし、失敗とどう向き合うのかで成長度合いが変わるものなんでその通りだなと。あと自分とは全く違う価値観や考え方をを取り入れていく時は、葛藤が起こったりとしんどいのでそれも同じことだと述べていました。

辛いことばっかりですが、要するに勝つため・成果を上げるためには楽はないってことですね😭
我慢するところは我慢して、逃げずに見放すことなくって感じの言葉でなんとくまとまるかなと、、笑
劇的に何かがすぐに変わるものではないのはわかるので、コツコツとその組織独自の組織文化・負けない習慣を構築していく必要がありますね🥺

今の立命館は、自分達の現状を知って痛みと向き合いながら、組織文化を変えている途中にあるのかなと。。
痛みに耐えて良い方向に変わるのか、或いは痛みに負けて現状と変わらずに進むのか
で、どっちに傾くのか楽しみでもあり、不安でもあり、大変でもありますね。
学生主体のチームづくりを図っている中で、一人一人が自律して尚且つチームの組織文化も変えていくとなると時間が掛かることは重々承知してますし、いつ達成できるかもわかりませんが何があっても諦めずに働きかけていけたらと思っています。
(理想は少しでも早く今年のリーグ戦前までになんとか形作ることです🥺)

本の前半部分はこんな感じで、組織文化の重要性や概念・言葉の説明や背景などを示してくれていて、すごく勉強になりました◎


組織文化の変容

本の前半で組織文化の概念説明・意義を丁寧に記した後は、
具体的に組織文化を変えていく方法を後半は示していました!

組織文化を変えていくおおまかな手順としては、

①組織文化を知る
②組織文化を変える
③組織文化を進化させる

本書より引用

になります。

具体的な手順を書くと、本を書いてくれた中竹様にご迷惑がかかるので、
興味があれば実際に手に取って読んでもらえると嬉しい限りです。
いつも本の紹介する時は、抽象度を高めにして本の内容と全く同じ内容を書かないようにしないと、販売している意味がなくなるのでそこは気をつけています😤

まずは「知る」っていう段階を踏むってのが個人的には好きですね。。笑
スポーツでも何でも良いのですが、自分達のことや現状を知らない限りは変えたり、発展させることは無理ですよね。
験して肌で感じる或いは数字を見て遠いなって感じることがどうにかしてやろうとかって思うきっかけになったりするので、「知る」っていう手順を踏むあたりが好感が持てるというかなんというか、、😏

本の後半は、具体的な手順を色々と記していたので、わかりやすく読みやすかったので、是非検索して買ってみてください🙇‍♀️
かなり雑ではありますが、こんな感じでざっとまとめさせて頂きます。


終わりに

自分の文書が拙いのもあって、わかったかわからなかったのかなんとも言えない感じかと思いますがご容赦ください。

本の中で組織文化は、今以上の成果を出すため或いはこれからの時代を勝ち抜いていくために必要なことと述べていました。
個人で自分自身の人生を選択していく中で、組織文化にフィットできるかどうかが判断材料になっていくとも述べられていて、自分が普段感じていることは強ち間違っていなかったんだなと再認識できました。
本を読んで、こうしたらいいってのはわかるんですがそれを実際にどこまで用いることができるのか、このチームには何が効果的なのかを見極めながら行動していきたいなと思っています😉

自宅に帰って課題をする以上に本を読むことが最近は楽しいので、
少しでも多くの時間を割きつつ何かを身につけられたらと思っています。

今回は、ここら辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます🙇‍♀️
読んでくれた方にとって少しでも有意義な内容になったらと願っています✨

それでは、失礼致します。

まつ。

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