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「食べたら、元気!」を感じた日

最近の私は
突然、電池が切れてしまったロボットのように
「お腹が空きすぎて全く動けなくなる」という現象が起きていた。

本当にこんな漫画みたいなことあるんだ。という思いと
「お肉」の偉大さを痛感している。


「よし。じゃあ“肉”を食べに行こう!」

と、昨日。
最近はずっと“ダイエット”と“節約”に燃えていた私は、
意を決して久しぶりに「牛肉」を食べに出かけたのだ。


定食屋さんにてランチ。

その美味しさたるや…!

柔らかいお肉。
久々の牛肉の食感。
たくあんに味噌汁、白米。
添えられていたにんじんとジャーマンポテトの味付けが濃いめで、ほくほく。
“レタス”メインのサラダがお肉のそばに。一緒に食べても美味しい。
ニンニクの効いた、ざっくり切られた玉ねぎのドレッシング。

中でも私は、“わさび”をつけて食べるのが一番好きだった。


…そしてその日。
いつもよりも空腹になるまでの時間がとても長かったのだ。
エネルギーが湧いてきて
次はどこに行こう、何をしよう、と考えられる。
あれやってみようかな、などと前向きな気持ちが、どんどん大きくなっていく。

…感動した。

お肉の力ってすごい。

「肉」の前にしっかりと「お」をつけよう。
敬意を持って、感謝しよう、と思った。


…お腹がいっぱいでとても眠くなったのも事実だけれど
電池切れとは別の話だ。


それにしても

いくつになっても、

お腹が空いたら力が出なくなるし
お腹が満たされれば眠くなる。

当たり前のことを
なんだか最近、強烈に実感している。


思えば、

「今日は頑張らなければ…!」
という日は“朝ご飯”をちょっと多く食べたり

「今日は疲れたな…。」
という日は“チョコレート”が無性に食べたくなったり

学生時代、学校帰りに肉まんやハンバーガーを食べても
夕飯の時間にはやはりお腹が空いていたり。

体と、体が欲しているものはとても深く繋がっているような気がした。


ただ生きているだけで、お腹が空く。お金もかかる。

ただお腹を満たすだけではなく、

なんのために食べるのか。
そのためにはどんな食料が必要なのか。

ちょっとだけ考えて食事を摂ることについて、考えるきっかけになった。


ランチに行った日の夜。
私は、「生まれて初めて“化粧水”と“乳液”を顔につけた日」のことを思い出していた。

自分にちょっと手間をかけてあげた日。
これだけで、こんなに肌が潤うのかと感動した瞬間。
でも毎日は、少し面倒だなと感じた自分。


毎日は無理でも
自分を大切にするって、こういうことも含まれるのかな、と思った。


「頑張ったご褒美」の食事もいいけれど
「頑張るため」の食事こそ、大切なのかもしれない。



…今度は「うなぎ」を食べにいきたいな。

なにかとエネルギーが必要な時期だ。

明日は面接。
たくさん食べて、電池切れにならないように頑張るぞ。




2024.4.14

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