記事一覧
Nepal - ネパール へ #6
Day 6. Pokhara - ポカラ
昨日は、チベット難民居住区からPansang Sherpaの待つClub ES Deurali Resortへと戻り、昼食をとって部屋に帰ると、いつの間にか眠ってしまっていた。
夕方近くに目が覚めると、ものすごい風雨が北のアンナプルナの方向から、枯れ葉を巻き上げながら、窓に打ち付けるように降っていた。
しばらく、それが止むのを待ってから食堂に移動して、今
Nepal - ネパール へ #4
Day 4. Pokhara - ポカラ朝早く、文字通り叩き起こされた。
「見えてる」という。
いや絶対に、はいて寝たと思うけど...
見えていたのは、山、だった。
朝靄の中に、ゆらゆらと、しかし確かに、アンナプルナは現れた。
お気づきだろうか、写真がほぼ何をも伝えないという、このジレンマを。
肉眼で見るそれは、ここに貼り付けられたピンぼけの水彩画もどきとは全く違う、霞の中にあってなお、その威
Nepal - ネパール へ #3
Day 3. Pokhara - ポカラ朝8時。
寝ぼけ眼で、おいしいシャシィ手作りの朝ごはんを食べていたら、ふと視線を感じ、見ると柱の影にナレシュが。こちらを向いて、そうしたのかどうかわからないくらい微妙で遠慮がちな微笑みをくれながら、右手をひょいとあげた。後方には、さらに身を隠すかたちで、ロシナンテ号が控えている。
どうしたことか、もはや、安心感しか感じない。
今日も頼むぞ、サンチョとロシナン
Nepal - ネパール へ #2
Day 2. Bandipur - バンディプール私たちが向かうバンディプールは、かつて交易の経由地としての栄華を誇るも、様々な理由から山岳地帯に取り残され、いまも往時の雰囲気を残す、美しい古都だという。
約束の早朝、7時。
ホテルの車寄せには私たちを麗しの古都へと運ぶはずの車が、待っているはずだ。
もう一度見回すが、確かに一台だけ、車がいるには、いる。
Jeep... その、例の、ブランドとし
Nepal - ネパール へ #1
はじまり2024年4月2日。夜9時前にThai Airwaysから、翌朝8:00にChangi International Airport - チャンギ国際空港を出発してBangkok Suvarnabhumi International Airport - スワンナプーム国際空港へと向かうTG402便が、15分ほどディレイするというメールがあった。
シンガポールから、ネパールへの6日間。
日本で