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幸運な病のレシピ 2021年6月11日(2657)〜6月20日(2665)

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2021年6月1日〜6月10日  まとめ  ー>

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世の中には、「食事」を商売にする人は多い。しかし、この商売は最近のものであることを忘れてはならない。食事は家庭で「祖母ー母ー娘」と受け継がれてきたものなのだ。それは、「家庭が生産の単位(農家・商店)」であったから成立していたことだ。1960年代から1980年代に解体する。経済の変化と伴って消えた。

職場=労働の場であった。今の在宅やリモートと同じである。僕も自宅を事務所にして父母の介護をしなかったらこのことには気が付かなかった。

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「家庭の変容」と同時に食材の流通と保存において大きな変化があった。

1960年〜1980年の間にこの変化は起こった。セブンイレブンの一号店のオープンは1974年である。この辺りが分水嶺であろう。

「食材」を作る人(農家、漁港)、売る人(八百屋、魚屋、肉屋、豆腐屋)、流通する商売「卸問屋、(鮮魚・野菜)市場、屠殺所」があって、食事を作るのは「家庭(と言うシェルター)」の仕事であった。食物連鎖は地域に狭く閉ざされ、トイレは汲み取りで肥溜めから畑へと循環していた。僕は小さい頃、肥溜めを見たことがある。

「家庭用の冷蔵庫」が大きな変化を生んだ。「肉屋・魚屋」が持っていた業務用の冷蔵庫が、スーパーの保冷庫に置き換わられたのだ。数日間の保冷を可能としたのが初期の冷蔵庫だと思う。氷冷蔵庫は僕の地域ではほぼ見なかったが、冬の間の氷を洞窟にいれて保存していたということは聞いたことがある。

今の私達の目で見ていては決して何を食べていたかなどということはわからない。食事は、社会の構造と切り離して考えることは出来ない。食事とは恐ろしく社会的で「パブリック(共通の価値)」なものなのだ。皿の上の成分をいかに分析しても「生命の律」にはたどり着くことは出来ない。

身体というコロニーの内側では、食事を通じて入ってくる生命(足剤を構成する細胞=豊富に代謝物を含んでいる)を再度利用しているのだ。

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医学が分析する「食品成分」は、表面的なテーブルに並ぶ食事しか分析しない。そして、標本から水分を抜いて乾燥した状態での結晶から40種類くらいの工業生産可能な物質でしかないのだ。生命とはそんな単純なものではない。

そもそも複雑に関係し合う代謝系の生み出した影でしか過ぎない。作るプロセスこそが本質なのだ。

僕は毎日食事を作る。素材の持っている生命を大事にした食事を作る。医学者や栄養学者(人の病気で商売する連中)と議論する気はない。僕は食事の価値を見つけたいのだ。

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#トマトサンド  #アジフライサンド

【2021年6月20日】トマトサンド110枚切りのパンを半分の厚さにしてトマトを挟む最高である。マヨネーズとトマトの汁がトロミを出して美味い。アジフライもサンドにした。汁は茄子と牛肉に舞茸、満腹になった。

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#アラビアータ

【2021年6月20日】パスタソースには沢山具を入れる。玉ねぎ、トマト、セロリ、生姜、筍、ひき肉、とにかく美味しい野菜をタップリである。市販のアラビアータソースを使ってみたが、美味かった。トマトが美味しい季節である。炭水化物は毒ではない、あまりにコスト安く満腹になるから、食事の中から生命を追い出すのだ。炭水化物を抜いて満腹になるような食事をするのがよろし。嗜好品は最後に少しで構わない。

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#半額の刺し身

【2021年6月20日】土曜の妻のパートは20:30に終わる。帰り道のスーパーで150円のメバチマグロを買ってきた。刺し身の中では一番安い。脂身が少ないので劣化が遅い代わりにコクがない。薄目に切って、ニンニクのみじん切りとごま油、トマト、酢漬けのセロリでカルパッチョ風にした。勢いい甘て、刺し身丼にして、温玉を落とした。これが美味しい。カルボナーラである。卵のコクが飯と絡み合って最高です。醤油に漬け込んだ刺し身を「ヅケ」と父は呼んだ。残った刺し身を少し置いて食べるときはいつもこうしていた。僕はヅケ丼に温玉を落とす料理を今日見つけた。ワサビもあう。

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#讃岐うどん  #完熟トマト

【2021年6月19日】やっとトマトが美味しくなってきている。濃縮j還元の果汁ジュースを見るたびに、憂鬱になる(もう長く飲んでいない)。濃縮は、水分とともに食材の中の水を蒸発させるのである。その時点で、細胞内の多種多様なタンパク質や脂質の姿は一変する。だから不味いのである。食事というのは食物連鎖のチェーンの中で生命を受け継いでいくものである。トマト一箱800円である。家で調理しなければこの満足感は味わえない。昼に作ったさぬきうどんを食べることにした。アジフライも食べた。

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#レトルトカレー

【2021年6月19日】レトルトカレーを食べた。カレーが好きなのだが、つくると余って仕方がないのでトッピングが満載である。満腹になった。放蕩である。食事は「楽しみ」なのである。健康や人生のためではない。誰かに言われた食事が楽しいわけがない。医者や栄養士が良いというまずいものを食らって、同じ様な手術を繰り返して、管だらけになって死ぬのなどまっぴらである。自分で納得して本当に美味しいと思えるものを食って死んでやる(笑)。

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#揚げ物 #讃岐うどん

【2021年6月19日】一日なにか作っておる。妻の弁当の揚げ物を作るが、アジフライの冷凍をよく使う。冷凍の揚げ物は歩とんだ美味しくないのだが、アジフライだけは冷凍のほうが美味い。鳥の唐揚げは前回からマヨネーズを衣にしたら美味いのではないかと試している。鮭は、薄い衣でカラッと揚げて「おからコロッケ」は頃を二度つけした。バラっと生きやすいので気をつけるとよろし。讃岐うどんはいただきものである。

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#卵焼き

【2021年6月19日】妻と娘が帰ってきたので、卵焼きと味噌汁を作った。卵焼きは長く練習した。15年以上前に寿司屋の親父さんにだし巻き卵の作り方を習い、四角い銅の焼鍋も買った。料理は練習である。美味しくないときも美味しいときも、晴れている日も雨の日も毎日作ることが肝心。自分の人生の終わりとつながっていることである。今日の卵焼きは小松菜とチーズを巻き込んだ。味噌汁は味噌が足りなかったのでダシ多めにしてコンソメ風である。オカラと一緒に食べて満腹である。12時位に妻の弁当ができるように揚げ物を作ればいい。夜は僕とマユだけである。静寂である。

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#オカラ

【2021年6月19日】オカラは体にいいとか書かれているのを見ると余り愉快ではない。「体にいい」というのはまずい(貧乏くさい)けど食ったほうが良いと言うようなニアンスが感じられて嫌いなのだ。パウダーよりも豆腐屋さんで作り立ての生が良いと思うが、すぐに悪くなる。この悪くなるというのが大事なのだ。生命が生きている証拠である。昼飯まで少し時間が有る。今日は妻のパートである。半額以下になっていたオカラが悪くなると悪いので作ることにした。昨日のロースブロックも有るので刻んで入れることにした。玉ねぎを大きめに刻み、生姜をどっさり入れて、ひき肉はチリチリにして味を出した。少し汁っ気を多くして煮込むようにしたら味がしっとりとした。ひじき入れ忘れた。痛恨である。

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#マユのご飯 #ぬか漬け #キュウリ

【2021年6月19日】人生の最優先事項は食事である。素材から「水=素材の細胞の内なる海」を大事に作った食事は、人生の終わりをピンコロにしてくれる。栄養学者は食材を乾燥させて結晶化した物質を「栄養素」とよんでいるが、それは生命のミイラである。そんなものを後生大事に食っているから「ガンや難病、膠原病に生活習慣病と合併症=病因のない身体の不愉快な状態」がやってくるのだ。食事を作るのは面倒だし時間も食うし大変だ。けど僕は家族皆と健やかに人生を贈りたいから食事をつくる。食事こそがパブリックな価値である。マユのご飯がないことに気がついた。キュウリが美味しそうだったので糠に漬けた。カラシ漬けも作った。後片付けもした。パブリックな仕事は自分のためにするのだ。誰に褒められることも期待せずに、このコミュニティを愛する。マユが可愛いのだ。妻よりも大事である(極秘)。

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#ローストポーク #手羽先味噌煮 #イナダ刺し身

【2021年6月18日】一段落である。300円の肩ロースブロックを買ってきた。とんかつにしようかと思ったのだが、脂身が少ないのでローストポークにした。脂と旨味を逃さないで白ワインでソースを作り合わせた。手羽先が混んできたので、味噌で煮付けてみた。刺し身は柵で300円以下であった。丁度いい。薄めに切るのが僕は好きだ。

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#揖保乃糸 #温泉卵   

【2021年6月18日】少し忙しい。簡単い済ませてしまった。八宝菜があったので温めて、揖保乃糸を茹でた。好きなのである。温玉や昨日の残りの青椒肉絲を乗せると激旨である。炭水化物は毒ではない、美味しさの接着剤である。糖質制限の方々は忌避するが、食事の中の生命にもっと気を回したほうがいい。ロカボのインスタント食品など食っていたらそれこそ悲劇である。医者の言うことなど信じてはならない。薬売ってなんぼの商売になってしまったことが問題である。かと言って、食事についてのアドバイスは難しい。ひとりひとりの身体が違う上に、直接的なアウトカムが見えにくい。未だに必須栄養素を数えるような考え方はやめたほうが良い年取った時に辛い人生の終わりがやってくる。最近は若いころからとんでもない目に合う。製薬会社は大喜びである。

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#焼きそば #ホッケ   #青椒肉絲 #厚揚げ

【2021年6月17日】焼きそばがあったので作ることにした。今日は妻のパートなので夕ご飯のお弁当になるものも作った。当然夕ご飯にも食べる。品数が多くなった。出来たので二階から降りてきた妻が、驚いていたのが嬉しい。厚揚げが悪くなる前に煮付けた、牛肉が悪くなりそうだったので青椒肉絲にした。魚は昨晩スーパーでの特売品、合わせて150円くらいだ。焼いておいて食べるが余ったらマユのご飯にもできる。ホッケが焼きびたしで美味しいのを発見。昼は焼きそばパンを食べた。


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#青梗菜入り八宝菜 #ノドクロ   #棒々鶏 #塩サバ

【2021年6月16日】毎日汁も飽きるので、八宝菜を作ることが多い。冬は白菜だが夏は青梗菜にする。値段が安いというのは旬だということである。筍を使ったがこれが最後。ノドクロが3匹でやすかったので妻が買ってきた。皮の硬い魚であるが美味しい。やはり旬なのだろうか。キュウリがあったので棒々鶏にした。ゆっくりと水から煮て沸騰したら止めて置いておくと固くならない。鶏ハムとか言ってもそもそ食っていたが、棒々鶏の方が美味しい。

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#冷やし中華

【2021年6月16日】冷やし中華は大好物だ。昔は一回に2玉とかの麺を一人で食べてものだが、最近は違う。人玉を妻と二人で食べる。野菜はとにかく、たくさん切る。麺一つを2人で食べるので肉を焼いてタレの味で補強する。ハムも入ると嬉しい、トマトは必須である。夏が近いことが分かる。

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#エノキレタススープ #ノドクロをさばいた

【2021年6月15日】夜はレタスとエノキに牛肉の汁であった。必ず夜は肉の入った汁をつくる。満腹になるので売れしい。一枚残っていたパンを切って挟んで食った。

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#サンドイッチ #フライパン焼きサンド

【2021年6月15日】フライパンで焼きサンドは好きだ。プレスするタイプより面白い。バターなどを引いて焼くとパリッとする。

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#冷凍餃子 #キャベツと豚しゃぶしゃぶ肉

【2021年6月14日】フライパンで焼きサンドは好きだ。プレスするタイプより面白い。バターなどを引いて焼くとパリッとする。

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#リガトーニ #ボロネーゼ風

【2021年6月15日】ひき肉があったのでジリジリと作った。ミルクを入れた。まろやかな味になる。ボロネーゼ風である。

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#八宝菜

八宝菜は得意料理だ。いろいろな野菜が一つの味になるのだ。

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#グラタン

余っていたトマト入りハンバーグを使った。この手の料理は仕立て直しとして最適である。

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#バジル


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#チャーハン

鍋を2つ使ってチャーハン。

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#天ぷら  #ポテサラ

ポテサラは面白い。いろいろな具材を詰め込んで味わいが毎回変わる天ぷらとそばを作った。イワシが美味しかった。

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#ミィディトマト入りハンバーグ

ひき肉が少なかったので中にミディトマトを入れた。意外と成功、後日グラタンへと姿を変えた。

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#マユのご飯

マユの御飯作った。2日おきに作っているのだ。今日は大根が多い。今の時期の大根は冬と違い締まっている。手羽先の先の方のスープ入りである。

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ラトゥイユとでも言うのだろうかねえ。トマト缶を具材と煮込んだ。肉をほぼなしである。これがベースになって、数日後のハンバーグとグラタンに化けるのだ。

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厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。