平栗雅人

平栗雅人

最近の記事

春になれば思い出す V.2.1

第1話 新入生勧誘を2回受けた私  毎年4月のオリエンテーション期間中は、体育会系や文系サークルの新入生勧誘で、キャンパスが最も賑やかになる時期です。   私が入学した1976年(昭和51年)、我が校には数十の公認文系サークル(英語研究会、茶道・華道、合唱、占い、等々)と、勝手気ままな(非公認)サークルが数十、2号館という大きな建物の地下にひしめいていました。ちゃんとした部室を学校からあてがわれていた体育会と違い、畳200畳敷きくらいのスペースに、各サークルが自由に椅子や机

    • 「まことに日に新たに」 人民報日本語版に見る中国 V.1.1

      第1話  苟(まこと)に日に新たに、   「苟(まこと)に日に新たに、日々に新たに、又(ま)た日に新たなり。」 (大学)   今日の行いは昨日よりも新しくよくなり、明日の行いは今日よりも新しくよくなるように心がけ修養しなければならない。   殷の湯王はこれを盤、すなわち洗面の器に彫りつけて毎日の自戒の句にしたという。「中国古典名言辞典」講談社学術文庫。   俗に「日進月歩」とか「昨日の我に今日は勝つ(「五輪書」)」と同義。   但し、中国人は「温故知新・故きを温ねて新し

      • 防弾チョッキを着たチンパンジー(日本の警察官)V.2.1

        第1話 日本という動物園の中では何をやっても許される  注意 ! この本にいいね!や、スキをつけないで下さい。あなたはネット警察の飯の種になります。警察というのは「犯罪を作り出して」飯を食うのです。    「パンツをはいた猿」という本がありました。どこかの人類学者が書いた本ですが、その内容とは、 しょせん、人間はパンツをはいた猿にすぎない、という内容だったような。   私のこの著述は、ほぼすべて私個人が現実に見聞きした警察(官)体験由来の考えです。いくらたくさんの本を読ん

        • 時事ニュースで味わう中華料理 V.1.2

          第1話 はじめに  AIやロボット、ドローンや各種スマート機器といった、最先端の技術開発。現在、この分野における中国(人)の存在感とは(絶対的見地からすると)圧倒的に大きい。   私がいちばん感心するのは、彼ら中国人にとって、これら最先端技術なんて全く不要にもかかわらず、世界のトップを走っているということです。   一事が万事。中国人とは、なんでも器用に・機敏に・的確に、そして、それをどんな国や民族に対してもソフトに口当たり良く問題解決して提供できる、世界でも希有な人種

        春になれば思い出す V.2.1

          最後は国民性の勝負 中国VS米韓 V.2.2

          第1話 さじを投げた米国   アメリカ人になんの恨み辛みもありませんが、彼ら米国(エスタブリッシュメント)の手口は知っておかねばならない。   彼らの胸先三寸で、日本の韓国脳エスタブリッシュメント(政治屋・マスコミ屋・警察屋・医療屋)も、コロコロ変わるのですから。 そして、その被害は大学で日本拳法を真面目に行う若者たちにまで及ぶのですから。 <引用開始>   ボストン・ダイナミクスが二足歩行ロボット「Atlas」開発事業からの撤退を発表。 https://gigazi

          最後は国民性の勝負 中国VS米韓 V.2.2

          宮本武蔵「五輪書」で楽しむ大学日本拳法 V.2.3

          第1話 「五輪書」で楽しむ大学日本拳法 ①  コギト・エルゴ・スムだのspiritualやdivinityなんてことばかり言っていると、「どこかの新興宗教(創価学会・統一教会)か?」なんてことになりそうなので(尤も、日本人からコギト・エルゴ・スムだのspiritualやdivinityを捨てさせるのが、彼らのビジネスのようですが)、もっと在来種純粋日本人らしく、かの宮本武蔵によって400年前に書かれた「五輪書」を鏡として、大学日本拳法の面白みを味わってみましょう。   例に

          宮本武蔵「五輪書」で楽しむ大学日本拳法 V.2.3

          中国人の「コギト・エルゴ・スム」(中華料理的問題解決思想)V.1.2

          第1話 はじめに  右を向いても左を見ても、日本のマスメディアには、中国人という人間について、その長所が短所に見えるような評価をしたり、ことさらに中国という国の不安を募る記事や論説ばかり。   どうも、日本人と中国人が仲良くすることを歓迎しない人たちが、日本に(もアメリカにも)いるらしい。かつて聖徳太子が、朝鮮ではなく中国を国家のお手本とした(遣隋使の決定)ようなことは、彼らの利益にならないようだ。   50年前、田中角栄首相は、中国の重慶油田と日本の技術との交換で失脚さ

          中国人の「コギト・エルゴ・スム」(中華料理的問題解決思想)V.1.2

          異端を攻むる(考究する)は、それ害のみ V.1.1

          第1話 異端を攻むる(考究する)は、斯れ害のみ   学問・技術などで、すべて正道をはずれたものを異端という。   そして、(正道ばかりか)この異端をも考究するのは、結局、益よりも害が多い。   やはり、奇や危を追う(考える)よりも、正道を踏んで堅実に勉強することが、成功への本道だ。(論語)   「中国古典名言辞典」講談社学術文庫  かつて日本(大和)は、韓国(百済・新羅)経由で中国の文化・文明を学んでいると、正統でない・紛い物・偽物を学ぶことになり、そんな学問・考究をして

          異端を攻むる(考究する)は、それ害のみ V.1.1

          The noble science としての大学日本拳法 V.3.1

          第1話 魂として存在できるか  私の願いとは、あの世でモハメド・アリや、リヤカーを引いて世界一周をした日本人とか、大学時代に原付バイクで日本のすべての都市を走破した、なんていう人たちと話をすること。そういう真実を見た人・真に存在感のある人たち(の魂)と波長が合う人間に(生きている間に)なりたい、ということです。   すでに物故されたアリ以外、皆さん私よりもずっとお若いので、私が向こうで待つということになりますが、「西遊記」にも書かれていることですが、この世の10年があの世

          The noble science としての大学日本拳法 V.3.1

          Once Upon a Time in Japan マックスとヌードルス V.1.2

          第1話 裸の王様化する日本の「気の毒」な国民  広辞苑 第七版 (C)2018 株式会社岩波書店によれば、 <引用開始>   裸の王様(アンデルセン作の同名の童話の主人公)から、高い地位にあって周囲の反対がなく自分の思いがすべてかなうため、自己を見失っている気の毒な人のこと。   <引用終わり>   ということですが、今の日本の場合、気の毒(被害者)は日本国民なのです。   消費税は欧米では20パーセントが一般的だから日本もそれくらいあってもいい、なんて簡単な論理で押

          Once Upon a Time in Japan マックスとヌードルス V.1.2

          「まむしの兄弟 2人合わせて前科30犯」 V.3.1

          第1話 日本人を助けてくれない日本の警察官「警察 ? 冗談やないで。」 「おかやん、なんにもわかってへんのやなぁ。」 「警察っちゅうところはなぁ、ありゃ悪いもんの味方やで。」 「あないなとこ行ったら、どないなことになるかわからへん。」  (菅原文太 映画俳優。宮城県生れ。早稲田大学卒。モデルから転身し1970年代に、やくざ映画でスターとなる。出演作「仁義なき戦いシリーズ」「県警対組織暴力」「トラック野郎シリーズ」「まむしの兄弟シリーズ」など。宮崎駿監督アニメ「千と千尋の神

          「まむしの兄弟 2人合わせて前科30犯」 V.3.1

          素晴らしい大学日本拳法 2分30秒の教えV.2.1

          第1話 一寸の虫にも五分の魂  初段を取るのに5回もかかった私が、練達の士たち(の拳法)をとやかく言うのもおこがましいのですが、 「智者は千慮に必ず一失あり、愚者も千慮に必ず一得あり」 「聖人は狂人の言葉も採りあげる」 とも申します。   現在、大学日本拳法をやられている方にとって、「こういう見方もあるのか」という参考になれば幸いです。 ① YouTube「2017全日本学生拳法個人選手権大会 女子の部準決勝戦 岡崎VS谷」        https://www.yout

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          機械仕掛けのオレンジ  産業革命とAI(革命) V.2.1

          第1話 レプリカントを作り出す金持ちたち  肉体労働は奴隷(移民)にやらせ、手工業は機械(とそれを使いこなせる中国人)にやらせてきた、「現代の貴族たち(金の力で世の中を自由に動かす人々)」は、ついに、頭で考えることまでAIにやらせようとし始めた。 スタンリー・キューブリック「時計じかけのオレンジ」や、米映画「ブレードランナー」(1984年)で描かれた人造人間・サイボーグのような、人間擬き・レプリカントによる世界が、現実にやって来ようとしている。 顔は人間だが

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          大学日本拳法と太極拳 V.1.2

          第1話 本物を見よう  日本の韓脳政治屋やマスコミといった、ポリシーもなければ正統的なスタイルもない、浮ついた名聞利養(世間の名声と利得)ばかり求める意地汚い人間ばかり見ていては、こちらまで、最近流行りの「感染する」被害に遭ってしまう。   ○ 青山骨董品通りの中島誠之助(古美術鑑定家)氏は仰いました「本物を見よ」と。(5年間、本物ばかり見るか、偽物ばかり見るか、どちらかにせよ。)   ○ 京都大徳寺の大亀和尚は「カスは要らん」と、人の生き方を喝破されました。  毎日

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          頼みの綱はいつでも日本(か中国) V.1.1

          第1話 量産化技術は日本の製造装置メーカーと現場の女子工員の連携から  何を作るにも、1個や10個作れても、100万という単位で均一な品質を持つ大量生産能力がなければ商売にならない。   半導体の製造においても、半導体を製造する装置メーカーとそれを工場で操作して実際に半導体を生産する女子工員との緊密な連携がなければ、良い半導体製造装置は生まれないし、それを使って歩留まりの高い大量生産もできない。現場で働く優秀な女子工員たちからのフィードバックこそ、製造装置の製造にとって要

          頼みの綱はいつでも日本(か中国) V.1.1

          大学日本拳法の神髄 V.3.1

          第1話 「ネオンサインの神」或いは「機械仕掛けの神」「The Sound of Silence 」Kei’s Echo (YouTube) ・・・ And the people bowed and prayed そして人々はひれ伏し祈る To the neon god they made 彼らの作ったネオンの神に And the sign flashed out its warning かたどられた文字列を警句として In the words that it was for

          大学日本拳法の神髄 V.3.1