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「子どもの文化人類学」読了。

最近復刻したヘヤーインディアンの子育てを中心にあれこれと子育てのことをまとめたエッセイ。本屋さんで目についてたまたま手に取りました。

もちろん環境的な要因などで最適な子育てって変わるとは思うのだけど、個人的にはとても共感できることが多かった。

元は1970年代の本なのだけど、まるで古びない内容。それは多分、とても平易でわかりやすい言葉で書かれているからではないかと。
なんというか文章に、誰が読んでもある程度わかるよう、随所に配慮が見られて素晴らしかった。現代は、随分とわかりにくい文章で書かれたテキストが多いように感じていたので、こうして簡単で語りかけるような文章はとても新鮮に感じた。
さまざまな問題も、もっと噛み砕いて語ってこそ、解決に向かうものではないかと改めて思いました。
自分のやることは、難しい言葉で語りすぎず、誰にでもわかるようなものでありたいと思います。

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