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漫画かビジネスか。

先日、とある出版社の方とお話をしていて、やはり昨今のビジネス書籍のあり方はある種呪いではないかという話で盛り上がった。

本屋に行くとここ10年くらいずっとビジネス書のコーナーが拡大し続けている。確かに昔は、もっと密やかに本屋の中でも比較的慎ましいコーナーに並んでいたようにも思う。

売れているランキングなど見ても、他の人よりうまくやる方法、世の中をハックする方法論みたいなものがチラホラ混じっているような気もしている。いや、そんなに見てないから、与太話だと思ってください。

みんなが、仕事に夢中になるのはいいと思うけど、何かしら誰かよりうまくやるとか、誰かとの比較の中でやるようなものを学びとするのは、ちょっといかがなもんかなとも思う。なんとなく隣の誰かも同じようなハックをしてたりするような、ちょっと出し抜かれたくないみたいな気分にさせられるものではないかと思ったりする。

ビジネス書って、自分への投資ということで買いやすいのかもしれない。ビジネス書と一括りにするのは良くないかもしれないけれど、もう少しなんかあるだろうと思う。もっと面白い本が。

なんとなく、最近本屋さんに行くと、疲れるっていうか。ビジネスか漫画かってイメージになっていて、いいなって思えるコーナーがどんどん小さくなっているようにも思います。

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