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2022年1月の記事一覧
置きし手を 蜂刺し咎む 花筵
置きし手を 蜂刺し咎む 花筵
人の心と身体も、春の陽気につられて、山や野原を散策したくなりますが、
花咲き乱れる野原に手を伸ばし、腰を下ろそうとしたら蜂に刺されました。(日本に在住していた頃のことで、私ではありませんでしたが・・・)
家屋は我らがヒトの領域、されど春の原は、鳥や草木、花、蜂や蟻、毛虫、ゲジゲジ・・・
あらゆる生き物共有の領域なんですよね~(*^_^*)
くれぐれも、彼らの
武骨にも 落花巻き上ぐ つむじ風
運転していたら、街角の隅に一風吹き込み、
落下した花を、つむじ風のように巻き上げていました。
私にはその風が、
精根尽き果て落下した花の上を、
無情にも我が物顔に土足で立ち入る武骨者
のように見えたのでした・・・
*** *** ***
雨の方が慈悲深い感じがするかしら?
風は気まぐれで、不遜!!
まあ・・・そこが魅力的でもありますがねえ。
2014年4月14日 記
鈴蘭と水仙の美を兼ね備ふ ほのぼの伝ふ白にときめく
昨夜、かにゃママさんのブログ で
春爛漫の美しい色鮮やかな花々を拝見致しました。
そこの色鮮やかで、珍しい花々の中に ”鈴蘭水仙” という
cuteな❀を目に致し、我が胸はキュンと高鳴ったので御座いました。
【鈴蘭と水仙の美を兼ね備ふ ほのぼの伝ふ 白にときめく】
2014年 4月9日記
我が裡に 音なく舞ひし山桜 幾年 経るも 色褪せずして
我が裡に 音なく舞ひし山桜 幾年経るも 色褪せずして
ある方から頂戴した御歌で私は、懐かしいふるさとの光景を想い出しました。
山桜が咲くと遠目でも、その範囲だけ色が変わるのでわかります。
それも束の間、すぐに散ってしまい、
また来年の春までは 青山 として姿をとどめます。
けれど、 私の記憶のなかのふるさとの山は、
私が想い出しさえすれば、
その春の光景そのままに思い浮かびあがって
果つるまで 今をすべてに 咲く桜
果つるまで 今をすべてに 咲く桜
昨日・明日・・・ 否、
一瞬先も 憂うことなく生きる
人以外 の生き物 の 生き様 が愛おしい・・・
花や、実の香りを嗅ぎつけてやってくる、蝶や小鳥もそうですね~。
一瞬先も 憂うことなく生きている・・・
リスあたりになると 食べ物をストック するんでしょうけど、
あれは 頭脳的 というより 本能的 なのでしょう。
そう・・・
我は あの本能(
腕伸ばし 顔うずめたし 桜の国
腕伸ばし 顔うずめたし 桜の国
毎年日本は、
ほんの僅かな間でも 桜の国 になりますね。
南から北へ、細長く横たわる日本は
私が思っているよりもずっと長い期間
”桜の国”であるのかもしれません。
そういえば・・・
遠い、遠い昔、よく晴れた入園式の日に、満開の桜の樹の下で、
両腕を桜に向けて伸ばし、万歳\(^o^)/をするような格好で、
亡き母に写真を撮ってもらったこ