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その支援グループ大丈夫?混乱期にはカルトの勧誘を警戒せよ(5239文字)
新型コロナによる混乱。いつの時代もそうだが、混乱期になれば様々なものにすがりたくなるものである。
めちゃくちゃバッシングされたパチンコの行列も専門家によれば、混乱で依存症が深まってしまった結果だという。単に人の迷惑を顧みず遊びたい困った人という認定は誤っていることになる。
自粛警察も、冷静に考えたら異常行動だから当人たちも突然の混乱に動揺し何かに依存した結果が自粛警察行動に至っているのだろう。
【仕事に追い込まれないための掟】
ー頼まれる仕事の2割以上は断ろう
ー自主企画の仕事を持つ
ー「いい人だから」という理由で仕事を受けてはいけない、狡猾な依頼者は素朴な老人などを人質に無理難題を押し付けてくる、直接助けになることをやろう
ー「狂ってて面白い」と思ったら予算にかかわらず引き受ける
ーダメな業界を良くしたいという動機で同じルールで戦うのは取り込まれるか利用し尽くされるかに陥りがち、高難易度である自覚が必要。もっと
「テクノロジーと文化による仕事観の変革」
株式会社は近代に発明された。みなさんご存知のオランダ東インド会社である。ちなみに世界最古の企業は宮大工集団の金剛組である。
法人は、相続税も発生しないし有限責任で破壊力がある仕組みであるが、強い人格なので最終的には人間(社長でも)が企業に依存することになる。たとえば、2-3人ぐらいで立ち上げた会社が、大きい会社からの出資を受け入れてでかくなろうとした際に、創業メンバーがいなくなるのはよくあること
逃げるは恥だが(確かに)役に立つ
やればやるほど頭と身体が丈夫になって生活が充実する生活の延長にある仕事を複数持つ、という考え方をざっと「ナリワイをつくる」(2012年/東京書籍)に書いていました。その後も生業を分散するのはリスクヘッジであるとインタビューには答えていましたが、本人としてはそもそも面白いからという志向でもありました。
しかし、やっぱり10年に一度と言わずこれからも頻繁に危機的事件(critical inciden
ヒット商品-マグロ漁船の靴下の由来
こんにちは、SAGYOの伊藤です。
資金調達からテストとディレクター(方向付け)を担当しております。新しい品物のネタ探しも日常的に行っておりまして、地方出張しては民俗資料館に行ったり地域の道具屋に行ったりして作業の道具を探しております。品物になったのは、マグロ漁船の靴下や、とある地域で偶然見つけたその土地特有の水産雨具を農作業用に手直しした雨衣などです。
なかでもマグロ漁船の靴下はSAGYO内
みかんの後払いOK問題 -ツールを組み合わせて低コストで注文サイトをつくる研究
遊撃農家は、注文が入ったら畑から収穫して送るという流れを取っているため、銀行振込などの支払い確認をしている時間的な余裕がない。
なぜならその日にベストなタイミングで収穫できる実は限られるからである。たとえば1日50kgとかしか送れない日もある。
そこで、注文が来たらすぐに送る、というやり方にしている。つまり後払いである。
踏み倒しが恐ろしいので通常のネット販売ではやらない。
クレジット
参議院選10代の「自民単独過半数」の理由は明確だ
さる2016年7月10日に行われた参議院選挙では初の10代有権者投票があった。その結果、10代の投票先の過半数以上が自民党ということで嘆きの声がSNSで一部あがっていたが、結果自体はなんら不思議なことではない。なぜなら今の10代は、どうせ入社できるなら大企業のほうがいいと思ってるので。しかし、それはどの年代も多数派はそうではないか。
広告業界に例えるなら、いわば民進党は業績の悪い博報堂で自民党が
「フルサトをつくる」はじめに
フルサトをつくる
はじめに
伊藤洋志
本書はおおざっぱに言うと21世紀の多拠点居住についての考察である。専業ばっかりでもあかんやろ、という前著『ナリワイをつくる』(東京書籍)に引き続き、都会か田舎かという二者択一を越える住まい方を考えたい、という動機で書かれている。
さらに本書で中心的に記録されるのは、そのなかでも都市に住んでいた人が新たにつくるもう一つの拠点、「フルサト」についてである
場所性と超近代のしごと
場所と働き方はながらく密接に関わってきた。働き方が変わればコワーキングスペースができてきたように場所も変わってくる。どこでも仕事ができることは働き方を自由にするのかどうか、あれこれ考えていることを途中経過として記録した。
自営業を志し仕事をつくりはじめたのは2007年だが、最初に取り組んだのは実は仕事づくりではない。ボロボロの一軒家を仲間と借りて修繕してイベントスペース兼ギャラリースペースをつく