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不登校・引きこもりを経て、現在大学生。

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マガジン

  • 不登校・引きこもり時代の日記を晒す

    2016年、不登校になり、引きこもっていた僕は、誰にも話せない事を日記に書き残していました。 それについて語る記事を集めています。

  • まるやまのマーチ

    2020年3月 毎日投稿の記録です。 ・1時間で本文を完成させる ・作業風景をTwitterライブで公開

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不登校生 半年間の「引きこもり」日記 #1

僕が不登校になり、引きこもり始めた頃の日記を載せます。 4年前の僕が誰にも伝えられずに書き残した言葉。 今、悩んでいる。そんな方に伝えます。 ここにアドバイスはありません。僕が当時日記に残した言葉をのせた「体験記」です。 数パートに分けて投稿していきます。 まえがき 日記を書くまでに僕は、高校1年だった2016年の5月から不登校になり引きこもりました。 前年の秋、中学3年の頃から不登校だったのですが、通っていたのが中高一貫校で、「受験」もなく進学は決まっていました。

    • ご無沙汰してます。 何も書いていない間もスキの通知は来ていて、その度に、驚きと、感謝と、フェードアウトした恥ずかしさが一気にやってきました。 再開することってすごく不安なんですが、また、気が向いたときには文章を書けたら良いなと思ってます。

      • 何度「独り」になっても、僕は「仲間」を探している。

        「一人」は単に「人数が1である」ことを表し、「独り」は「その人以外の人が居ない」という「孤独、独立」といった言葉にも通じる意味を表すそうだ。 ○○○ 僕は、「誰か」の色に染まるのが怖い。 強制されることが怖い。 それらを避けるため、僕は「独り」でいることを選ぶ。 今、人間は、日常生活の中で、沢山のグループ、集団の一員として過ごしている。 僕の場合、家族、大学、アルバイト先、サークル、社会的団体、日本という国家… その他いろいろ、数え始めたらきりがない。 グループにはそ

        • 休校明けと不登校

          GWが明けました。 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は延長されましたが、一部の地域では学校再開へ向けた動きが出てきました。 このニュースを待ち望んでいた方も多いと思います。友達に会いたい子どもたち、それを見ている保護者の方々。 僕としても、大学の授業がオンラインで再開されるため、学びたいのに学べない状態が一旦落ち着くのはありがたいと感じています。しかし手放しではない。 不登校だったころの事を思い浮かべながら考えると、このニュースに対して心配な面もあるのです。 そこで

        • 固定された記事

        不登校生 半年間の「引きこもり」日記 #1

        • ご無沙汰してます。 何も書いていない間もスキの通知は来ていて、その度に、驚きと、感謝と、フェードアウトした恥ずかしさが一気にやってきました。 再開することってすごく不安なんですが、また、気が向いたときには文章を書けたら良いなと思ってます。

        • 何度「独り」になっても、僕は「仲間」を探している。

        • 休校明けと不登校

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          6本
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          24本

        記事

          不登校生 半年間の「引きこもり」日記 #6

          ノートに残る空白のページ。 2016年5月から、当時高校一年の僕は、引きこもり・不登校になりました。 その時に書いていた半年間の日記の中身を紹介します。 この記事は第6回。日記の紹介はこの回が最終回になります。 第1回の記事はこちらから⇩ 今回の記事では、10月・11月の記録を紹介します。 11/10の記録を最後に、日記の記録が止まりました。引きこもり状態はその後もまだまだ続きました。 なぜ日記から離れたのか? 当時起きたことの紹介を交えながら日記を振り返っていきます。

          不登校生 半年間の「引きこもり」日記 #6

          不登校生 半年間の「引きこもり」日記 #5

          2016年5月から、当時高校一年の僕は、引きこもり・不登校になりました。 その時に書いていた半年間の日記の中身を紹介します。 この記事は第5回。 第1回の記事はこちらから⇩ 不登校・引きこもりの状態になってから、4か月。 世間では夏休みの終わった2016年9月の日記を紹介します。 「いつまでたっても何もできない」 無力感に覆われる日々が続きます。 ※注意 私自身の体験談として、当時日記に書き残したものをこちらに写しています。 ネガティブな感情や、過激な表現などが含まれ

          不登校生 半年間の「引きこもり」日記 #5

          僕には「恋愛」の良さが分からない。それだけ。

          普段は「不登校」とか「ゲーム」などの話題についての記事をよく書いています。今日はセクシャルマイノリティ、LGBTQ+ について初めて書いてみます。 4/25から、東京レインボープライド2020がオンラインで行われています。 これまでの僕はセクシュアルマイノリティとかそういった事をテーマの話をほとんどしてきませんでした。ネットでもですし、リアル・対面でもほとんどしてません。 ただ、話したことはないけれど、色々考えて過ごしてきました。 この機会に、色々思いを伝えてみようと思い

          僕には「恋愛」の良さが分からない。それだけ。

          不登校生 半年間の「引きこもり」日記 #4

          2016年5月から、当時高校一年の僕は、引きこもり・不登校になりました。 その時に書いていた半年間の日記の中身を紹介します。 この記事は第4回。 第1回の記事はこちらから⇩ タイトル画像は、今回の記事で紹介する部分、2016年8月のカレンダーです。 夏休み、外に全く出ない日々は変わらず続いていました。 そして、迫りくる9月…。「夏休みの終わり」と向き合うことになっていきます。 当時の憂鬱な気分が、文章にも表れています。 読むことで不快な感情を与えてしまう可能性があります

          不登校生 半年間の「引きこもり」日記 #4

          不登校生 半年間の「引きこもり」日記 #3

          2016年5月から、当時高校一年の僕は、引きこもり・不登校になりました。 その時に書いていた半年間の日記の中身を紹介します。 この記事は第3回。 第1回の記事はこちらから⇩ 今回は7月の記録から始まります。サムネイルの「5184000秒」、日数にして60日分です。不登校になって、引きこもって2か月がたつ頃の記録です。 僕の誕生日は7月12日。16歳の誕生日と向き合う僕の言葉もありました。 これを読むことで不安な気持ちにさせてしまったら申し訳ないし、是が非でも読んでもらい

          不登校生 半年間の「引きこもり」日記 #3

          不登校生 半年間の「引きこもり」日記 #2

          2016年5月から、当時高校一年の僕は、引きこもり・不登校になりました。 その時に書いていた半年間の日記の中身を紹介します。 この記事は第2回。 今日紹介する言葉を書いたときは、 ひきこもって1か月が経過。気持ちが浮き上がることも、沈み込むこともなく、ただ低空飛行をしていた頃。 気持ちの沈み方を「沼にはまること」に例えていました。 そんな記憶があります。 #1はこちら 日記6/12 22:30 開いたけど何も書くことがなかった。冬はこもれるけど夏はキツイ。暑い。 6/

          不登校生 半年間の「引きこもり」日記 #2

          引きこもり生活と無人島生活は似ていると思う

          こんばんは。 首都圏では、昨晩からニュース速報が飛び回り、不安な雰囲気もさらに広がってきているような、そんな気がします。 もっと明るい話題で盛り上げたい! こんな時にこそ人との出会いを大事にしたい! この気持ちもすごく共感できるものなのですが、僕は、しばらく「引きこもる」という方法で、少しでも力になれたらいいなと思います。 力になるというよりは、相手の力を削ぎ落とす、と表現した方が自分の考えに近いかもしれません。 「所持品」は多いけど、1人今日は、引きこもり生活のた

          引きこもり生活と無人島生活は似ていると思う

          耐える

          「3月は毎日投稿」を掲げておとといまで投稿を続けてきましたが、昨日は投稿できませんでした。 別に、毎日投稿しなくても深刻な問題にはならないでしょう。命がかかったものでもありません。 ただ、続けるという「宣言」が効力をもたなくなって、今の自分を奮い立たせるエネルギーが切れてしまった気がします。 なぜ、今、ここまで文を書けているんだろう。 それすらも不思議に感じます。 「深く考える」ための体力が足りていません。 思考を深められないので、少し自分の身体について書きます。

          耐える

          危機的なインプット不足

          こんばんは。 今日も日付の変わるギリギリでnote制作です。 今日1日を振り返ると、朝起きて、Twitterのタイムラインを確認して、NPO法人不登校新聞社での「子ども若者編集会議」に参加して、夕飯は家族とお好み焼き。 充実しています。実際、楽しいです。 危機感ただ、今日一日感じたことをnoteに「作品」として出せるかと聞かれたら、Noとしか言えません。 ここ1週間、自分の生活を整えることで精一杯になってしまい、知識をたくわえられていない。 そんな風に感じます。 情

          危機的なインプット不足

          グラデーションの中、一点の周りを表現したい

          noteやtwitterを始め、大学や日常会話など、あらゆる所で「表現」をしています。 その表現をする時に、どうしても「簡略化」をしている気がします。 自分の考えが、少しでも相手に伝わるように…。 こうすることで、「伝わった」という喜びは感じられるようになっています。 僕も、「分かりにくい」と言われて人に離れられるのが好きじゃないし、言葉選びには気を使っている自覚があります。 「簡略化」による犠牲ただ、簡略化のために「易しい」物を使うこと。 簡単な言葉、具体的な形…

          グラデーションの中、一点の周りを表現したい

          変わった景色、変わらない思い出

          個人的な用事のために、実家のある栃木県へ帰省しました。 今日は昼下がりの午後3時頃に地元へ到着。 簡単に荷物を整理したあと、近所の公園を散歩してきました。 栃木県では、2022年に国民体育大会(国体)が開かれます。 これに向けた、競技場関連の工事が多くの場所で行われています。 僕の馴染みのあった公園は、野球場などの競技場としても使われていましたが、「歴史を感じる」設備でした。 ここに、国体に向けた改修工事が大規模に行われました。 新しくなった公園の中を歩くのは初めてだ

          変わった景色、変わらない思い出

          「熟成」と「発酵」と「腐敗」

          時間が経つと、良い変化も良くない変化も起こると思う。 こんばんは。 「不登校経験者」としてtwitterで投稿を始めてから、5か月ほど経ちました。 僕が「不登校」の経験を伝えようと思ったきっかけに 時代の変化 がありました。 時代というと、かなり大まかな時間のとらえ方にも感じられますが、数年単位の話です。 「今」を感じられなかった経験談不登校の状態であり、それに加えて「引きこもり」の状態でもあった頃、僕の情報源はインターネットでした。 「不登校」とか「引きこもり

          「熟成」と「発酵」と「腐敗」