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Twitter閉鎖の噂が拡散したので、今後こちらで読書の感想など書いていく。パートナー…

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Twitter閉鎖の噂が拡散したので、今後こちらで読書の感想など書いていく。パートナー介護中。ミサンドリ、transvestite、ドイツ語入門、60歳超、カトリック。"いいね“とフォローは賛意同意とは限りませんよ。

記事一覧

ドイツ語wissenの森II

31)"und wir wissen nicht, wo sie ihn hin-gelegt haben."*「どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」(ヨハネ伝20-2) 32)"und ihr wisst, dass kein Men…

marthaM16
9か月前

ドイツ語erkennenの森

*wissenの類義語erkennenの用例を聖書から探していくノートです。用例から使い分けの約束事が分かればいいなと思います。不定期更新です。 知る<希: επιγινωσκ…

marthaM16
1年前

神学ダイジェスト124号特集 性的マイノリティとカトリック教会 雑感

ステファニー•クナウス氏の『キリストの虹色の体とクィア 神学』を読んでいるのだが、原罪論が抜け落ちていて、人となったイエスはこうあるべきでそうでなければ人となっ…

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1年前
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苦手な人 使徒パウロ 3

太田愛人氏の『パウロの手紙を語る下』第7回P15から神の怒りについて、偶像崇拝→恥ずべき情欲→悪徳のカタログという図式の中に、同性愛を位置付け否定しています。ソド…

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1年前
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『トランスジェンダー問題』雑感

漸く『トランスジェンダー問題』を読み始めた。第一章読了。フィールドワークの資料のドキュメント言語化。問題が複雑なので帰納的推理のデータ総覧で終わらないと期待して…

marthaM16
1年前

神学ダイジェストno.126 特集 女性の叙階 雑感

特集は、『女性の叙階』です。 9つの論文のうち、7つ読みましたのでぼちぼち備忘的に書いていこうかなと思っています。冒頭でビンゲンの聖ヒルデガルト教会博士の考えに…

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1年前

苦手な人 使徒パウロ 2

1.Korintherbrief 16-22 Wenn einer den Herrn nicht liebhat, so sei er verflucht. liebhat<lieb|haben.t jn.~haben或る人を愛している verflucht .adj呪われた “主を愛…

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1年前
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神学ダイジェスト131号 特集 今日のマリア論 雑感

『特集 今日のマリア論』 バックナンバーで購入しました。 少しずつ読み進めたいと思います。 神学ダイジェスト131号を読みながら迷える子羊なりにふと思いました。聖霊降…

marthaM16
1年前

ドイツ語wissenの森

ドイツ語の“知る"という意味の動詞は複数あるのですが、wissenは強変化動詞なので習熟するために用法を集め始めています。 また、他の動詞との使い分け方があるのか注視し…

marthaM16
1年前
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神学ダイジェスト133号 女性をめぐる神学 雑感

P21 『フェミニスト神学は、省察においては、伝統的キリスト教に浸透している二元論的なものーー体と魂の対立、超越と内在や、神と人間および宇宙を分つ距離ーーを拒み、全…

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1年前
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苦手な人 使徒パウロ

聖書の中で、読みづらい使徒書について思うままに書いてみた。 はじめに 私の自戒 聖書は心を開いて読む人に気づきを与えてくれます。これを『啓示』とか『聖霊の導き』と…

marthaM16
1年前

『ダビデ王とバトシェバ』

つぶやきで本の情報を書いたのでここでは省略します。今から約3000年前の時代ですよ。 家父長制ガチガチのストーリーです。 第一部アヒトフェル 読了 場面展開が多くて、…

marthaM16
1年前
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小説『ダビデ王とバトシェバ』を読み始め。
旧約聖書サムエル記II 第11章の話がベースで、歴代誌、サムエル記上下、詩篇等が聖書的背景。
ダビデ王の悔い改めに関心があった。
著者はROBERTA KELLS DORR(ロバータ•ケルズ•ドア)
訳者は有馬七郎 1993年国書刊行会

marthaM16
1年前
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第2回東京トランスマーチ参加したよ

先日新宿で行われた第2回東京トランスマーチに参加しました。4号車フロートでした。天気は良かったし、万歩計でも普段よりかなり多い歩数を記録しました。私的には、フェ…

marthaM16
1年前
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初めまして。

初めまして。特段の取柄もない者ですが日常の心情を徒然なるままに書き留めていこうかと思っております。よろしくお願い申し上げます。

marthaM16
1年前
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ドイツ語wissenの森II

31)"und wir wissen nicht, wo sie ihn hin-gelegt haben."*「どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」(ヨハネ伝20-2)
32)"und ihr wisst, dass kein Menschen-
moerder ewiges Leben als dauernden
Besitz hat."*「あなたがたの知っているとおり、す

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ドイツ語erkennenの森

*wissenの類義語erkennenの用例を聖書から探していくノートです。用例から使い分けの約束事が分かればいいなと思います。不定期更新です。
知る<希:
επιγινωσκω
οιδα
γινωσκω

①“~und ihr sollt erkennen, dass ich Jahwe bin, (Ezechiel37•12, お前たちはわたしが主であることを知るようになる。民→知る,英kn

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神学ダイジェスト124号特集 性的マイノリティとカトリック教会 雑感

ステファニー•クナウス氏の『キリストの虹色の体とクィア 神学』を読んでいるのだが、原罪論が抜け落ちていて、人となったイエスはこうあるべきでそうでなければ人となったと言えないという位の勢い。イエスは無原罪で三位一体の神だからこそ贖い主救い主として受肉されたのだと理解しているので、氏の人間イエス論は受け止めきれないでいる。原罪と受肉について再確認するのに、第二バチカン公会議公文書全集から巻末のインデッ

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苦手な人 使徒パウロ 3

太田愛人氏の『パウロの手紙を語る下』第7回P15から神の怒りについて、偶像崇拝→恥ずべき情欲→悪徳のカタログという図式の中に、同性愛を位置付け否定しています。ソドムの滅ぼされた理由は性道徳の堕落?ではないという説は反映していないようです。また偶像崇拝から恥ずべき情欲、悪徳のカタログという図式も大雑把で短絡的過ぎて説得力を感じません。悪徳について丁寧に検討説明するなど汚らわしくてできなかったのかも知

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『トランスジェンダー問題』雑感

漸く『トランスジェンダー問題』を読み始めた。第一章読了。フィールドワークの資料のドキュメント言語化。問題が複雑なので帰納的推理のデータ総覧で終わらないと期待して読み進めます。多面的な問題点の抽出、分析と明瞭化を期待してます。
第3章まで読了。
セックスワークの問題がLGBTQ +の問題の中心だと言う主旨の言葉があり、同意します。
が、これまでの人生で全く接点が無い。自ら売買春しようとは全く思えない

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神学ダイジェストno.126 特集 女性の叙階 雑感

特集は、『女性の叙階』です。
9つの論文のうち、7つ読みましたのでぼちぼち備忘的に書いていこうかなと思っています。冒頭でビンゲンの聖ヒルデガルト教会博士の考えについての論考があります。
『なぜ女性の司祭叙階を否定したか』
聖女の生没年は1098年-1179年なので、神聖ローマ帝国の初期だし、※(反教会的な考えを表明した途端に異端審問にかけられる時代。だからどうしても護教的なロジックのイメージをパッ

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苦手な人 使徒パウロ 2

1.Korintherbrief 16-22
Wenn einer den Herrn nicht liebhat,
so sei er verflucht.
liebhat<lieb|haben.t jn.~haben或る人を愛している
verflucht .adj呪われた
“主を愛さない者は、神から見捨てられるがいい。"
これもパウロの誤った言葉。
神からの愛は、被造物からのなんらかの代償を求

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神学ダイジェスト131号 特集 今日のマリア論 雑感

『特集 今日のマリア論』
バックナンバーで購入しました。
少しずつ読み進めたいと思います。
神学ダイジェスト131号を読みながら迷える子羊なりにふと思いました。聖霊降臨の最も大きな奇蹟は無限罪の御宿りなのではないかということ。神様へのとりなしを聖母マリアに願うのは、聖母マリアが聖霊との繋がりが最も強い方だからなのでしょう。人間の幼児期の記憶にむずがる子をあやす慈母の姿があるから、成人しても持って行

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ドイツ語wissenの森

ドイツ語の“知る"という意味の動詞は複数あるのですが、wissenは強変化動詞なので習熟するために用法を集め始めています。
また、他の動詞との使い分け方があるのか注視していけたらなと思います。
他の動詞
kennen, erkennen, aus|kennen, etc
意味の相違、ニュアンス
wissen(知識•情報として)知っている
kennen(以前に知る機会があり)知っている、覚えている

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神学ダイジェスト133号 女性をめぐる神学 雑感

P21 『フェミニスト神学は、省察においては、伝統的キリスト教に浸透している二元論的なものーー体と魂の対立、超越と内在や、神と人間および宇宙を分つ距離ーーを拒み、全体的(ホリスティック)であることを目指している。』
(アリス•デルミアンス氏)に基本的に賛成🙋‍♀️。
パウロのローマ書8章にある“肉の否定"言説は受け入れがたい。反フェミニズム色の強いパウロ書簡は女性の神学から排除されたと明記されて

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苦手な人 使徒パウロ

聖書の中で、読みづらい使徒書について思うままに書いてみた。
はじめに
私の自戒
聖書は心を開いて読む人に気づきを与えてくれます。これを『啓示』とか『聖霊の導き』と表す方も居られると思います。その気づきを端緒に始めた活動でトラブルや事故などが生じた時に、聖書の言葉に責任を問えますか?
問えないから聖書の言葉とその先の行動とは分けて自覚する必要があると自戒する。
第1部
『パウロの手紙を語る』(上)太

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『ダビデ王とバトシェバ』

つぶやきで本の情報を書いたのでここでは省略します。今から約3000年前の時代ですよ。
家父長制ガチガチのストーリーです。
第一部アヒトフェル 読了
場面展開が多くて、一回読んだだけでは振り回されてる気分になる。典拠となる聖書の記述が殆どないので著者ロバータ氏のほぼ創作だと訳者あとがきに記載ありました。
第二部ウリヤ 読了
ダビデ王のエルサレム攻略とペリシテ人撃破の記述。それと並行してバトシェバの成

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小説『ダビデ王とバトシェバ』を読み始め。
旧約聖書サムエル記II 第11章の話がベースで、歴代誌、サムエル記上下、詩篇等が聖書的背景。
ダビデ王の悔い改めに関心があった。
著者はROBERTA KELLS DORR(ロバータ•ケルズ•ドア)
訳者は有馬七郎 1993年国書刊行会

第2回東京トランスマーチ参加したよ

先日新宿で行われた第2回東京トランスマーチに参加しました。4号車フロートでした。天気は良かったし、万歩計でも普段よりかなり多い歩数を記録しました。私的には、フェミニズム的な視点からの問題提起をもう少し前面に出してもいいのかなと思いました。堕胎罪、中絶の掻爬術反対や低容量ピルの事。

初めまして。

初めまして。特段の取柄もない者ですが日常の心情を徒然なるままに書き留めていこうかと思っております。よろしくお願い申し上げます。