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妻のPMS/PMDD時の主夫スケジュール公開

もうすぐ梅雨ですが、梅雨を前に夏空のいい天気が続いてます。
洗濯物も良く乾き、布団を干せばフカフカでお日様の香りがします。
暑くなればエアコンもフル稼働になると思って、週末はエアコンのフィルター掃除もしました。
そんな自然の天気に合わせるように過ごした週末ですが、妻の心は年中いつもどんよりした梅雨期間。特に妻がPMS/PMDDとなる魔の2週間、夫婦がどんなスケジュールで一日過ごしているか、週末のスケジュールを公開したいと思います。

1.はじめに

私生活を公開するには躊躇します。
それぞれの家庭にはそれぞれの家庭の過ごし方、やり方、ルールがあると思うので正解はありません。従って、自分の家庭のことを公開しても、果たして誰に対して伝えたいのか役にたつのかは不明確。
公開して、妻の行動を否定している訳でもなく、承認欲求を満たすためでもない。では、なぜ公開するのか。
それは、PMS/PMDDで悩まれている奥様やそれを支える旦那様が沢山いると思います。皆さん、心のバランスを取りながら試行錯誤生活をしていると思います。妻はどう思っているか分からないですが、家族の安定を考えて私も試行錯誤しています。一つの参考例として、自分の家庭の状況をお伝えすることで、家族としてどうPMS/PMDDと向き合って乗り越えるべきか、そこに落とし穴はないか考えたいなと思って公開しようと思いました。

2.妻がPMS/PMDDの時の夫婦の過ごし方スケジュール

PMS/PMDDで何もやる気が起きない、口も開かない妻。
見るからに不機嫌で声をかけるのも躊躇するくらいのオーラを発しています。辛いんだなと思う。だから、ゆっくり過ごしてほしい。
そう思って、長年接してきたしサポートしてきた。
でも、今はそういう接し方がいいのか悪いのか分からない。
その理由は後述するとして、長年妻と接してきた結果、定着してきた我が家の週末の土曜日の過ごし方を表にしてみました。
まずは、こちらをご覧ください

妻がPMS/PMDDの時のスケジュール

15年近く、妻の状態をみてきたら、こんな生活スタイルが定番になりました。初めて棚卸をしてみたが、こういう棚卸していると、客観的になりますね。ん~、自分、よく頑張ってる。笑

2.朝は起こさない

土曜日は、子供の習い事が2つ。
ゆっくりしたい週末だけど忙しい週末でもある。

一方で、妻がPMS/PMDDで情緒不安定となる魔の二週間、基本的にそっとしておくようにしている。

目が覚めて、起きてくる気分になったら起きてくるだろう。
週末の朝は、基本的に無理に起こさない。
その間に自分ができることは何なのか?

私はだいたい5時に起床する。
冬は寒くてもっと寝ていたい。仕事で疲れた一週間だからもっと寝ていたい、、、そう想って怠ける週末もありますが、自分のため妻のため家族のために5時に起きることが多い。

起きて最初にすることは、シンクに溜まった洗い物から。
もともと家事・炊事が得意でない妻は、PMS/PMDD期間中になるとほとんど家事ができなくなる。なので、前日の洗い物もそのままな時がほとんど。水を触ると目も覚めるのでまずは、洗い物からスタートする。

洗い物が終わったあとは、自分時間を過ごす。
長年の生活サイクルで得たものとして、週末に自分の好きな時間を持てるのが朝活しかない。朝活で好きなことをする。

8時には家事を再開。
洗濯機を回したり、片付けをしながら過ごし、9時を過ぎたら朝食の準備に取り掛かる。朝食がなければ買い物にも行ってくる。
これも長年の生活サイクルで得たものとして、妻が起きてくるのはだいたい10時頃なのでそれに合わせて朝食を準備しておく。
とは言っても大した朝食でもない。
ピザトーストであったりパンケーキだったり、それに合わせてサラダであったりスープ。あとは果物を切っておくぐらいだ。

10時頃になると、妻や子供が起きてくる。起きてきた妻に「おはよう」と挨拶の言葉をかけても「おはよう」という言葉は返ってこない。
妻はソファーに座りボーっとテレビを見ている。
「朝食ができよ!食べよ」と伝えても動く気配はない。というか、話をきいているそぶりもなく無視される。
子供と一緒に朝食を食べて、食べ終わったころにようやく重い腰を上げる。
本当は家族みんなで一緒にたべたかったのに・・・
そんなことを伝えると機嫌が悪くなるので言わない。
せっかく作った朝食も口をつけず、無言のままコーヒーだけしか飲まないこともある。

3.昼間はそっとしておく

妻がPMS/PMDDになるとボーっとしていることが多い。
テレビにスマホをみているが、楽しそうに見ている感じがない。
ムスっとした表情で一日中無言で暮らしている。
それに対して介入するとイライラさせるので、基本的にそっとしておく。
その間、昼食や子供の習い事の送迎、買い物や夕食準備で休む暇がない。
夕食後も子供の就寝まで子供の面倒を見るため、土曜日はあっという間に時間が過ぎていく。

4.日曜日の過ごし方

日曜日は子供の習い事がない。
そのため、気分的には余裕がでてくる。

午前中の過ごし方は土曜日と似たような感じ。
妻が起きるまで、朝活をしながら家事を行う。
午後は、遊びや宿題など子供の相手をする。

平日、ほとんど外出することがない妻。
土日も外出しないと体にも良くないため、外出を促す。
10年ほど前、仕事で情緒不安定になった自分は、太陽を浴びてすごく気分転換になった覚えがある。太陽はすごく気持ちを大らかにそして前向きにしてくれる力をもっている。
だから、妻にも太陽を浴びて気分転換してほしい。
でも外出を促しても一人で外にでることはしないので、家族で夕方の散歩や買い物にいかないか?と声をかける。だけど、無視。

子供の学校で必要なものなどどうしても買わないものがある場合はものすごい機嫌が悪いけどイヤイヤ買い物へ一緒に行ったりする。
出先で、「何買う?」「これいいね」などウィンドウショッピングでの日常会話を話しかけるものの、終日無視を貫く。そうされるとこっちもイライラするしせっかく出かけても雰囲気が悪くなるので、誘った自分に後悔も感じることは多々あるが、妻のPMS/PMDDの期間は我慢する。

そんな感じで、土曜日も日曜日も一切会話することなく週末が終わる。
全く面白味のない家族。
自分が結婚して理想していた家族姿と全く異なる。
仕事で疲れて家族から元気をもらってまた一週間仕事に打ち込もう、、、そんな理想はどこへ行ったのか。
妻のPMS/PMDDは2週間続くので、翌週末も同じ状況となる。
妻に見られないようにため息ばかりしかでてこない、週末なのである。

5.当たり前の週末

そんな生活を長年続けていると、土日の過ごし方はどうも定番化してくる。
妻がPMS/PMDDでないはずの他の2週間、妻は家事をするのか?
洗濯物を畳んだり片付けをしたりするものの、家事や炊事はしない。
土日はいつのまにか夫が家事をやるものだという雰囲気を出されてしまう。
そのため、毎週末の家事・炊事は私がすべてやるのだ。
もともと、自分も家事・炊事は嫌いではない。
ただ、本音として妻がPMS/PMDDであった2週間は家事や炊事を頑張るので調子が戻ってきた2週間は、ゆっくり過ごせる時間が欲しい。
しかし、そういうことを伝えると機嫌が悪くなる。PMS/PMDD期間以外も機嫌が悪くなると口を閉じ無視するのが1週間は続いてしまうので、その雰囲気に耐え切れず、結果自分が家事をすることとなる。

6.どこまでサポートすべきなのか

はっきり言って、いつからいつまでがPMS/PMDD期間なのか分からない。
なんとなく雰囲気で察するものの、PMS/PMDD期間以外も気に入らない言葉をかけるとPMS/PMDDと同じ状況になってしまうのだ。
正直、妻への接し方が難しい。

女性がPMS/PMDD期間は、男性はもっと理解して優しく接しようというネット記事をみるものの、どこまで優しく接するべきなのか?
そういう記事を見る前から、できることは、どんなことも協力しているし、家事は妻だけがすることではないと思ってたから自ら自然と動いてきた。
ただ、あまりに一方的すぎる。
夫の疲れはどう思っているのか?
思っていることに対してどう動いているのか?
妻からその気持ちが届いてこない。
助け合い、協力合ってこそ夫婦でありそういう夫婦を目指したい。
きちんと会話できる相手であれば、思っていることを伝え、理解し合えるのだが、会話の土俵に立ってくれない相手は、なかなか難しい。
これは、自分の反省でもある。
こうなる前から妻が会話の土俵に立ってくれやすい雰囲気をつくらなければならなかったのだ、、、

そう思うとすべてが自己嫌悪になる。
平日は仕事へのストレス、週末は家庭へのストレス。
参ったなぁ。

で、何を言いたいかというと、PMS/PMDDは奥様・彼女に対して優しく接してサポートするだけが全てではないと言うことを伝えたい。みなさんも、夫婦として何を助け合い協力しあうのがBESTなのかを夫婦二人で「笑顔」で話してみてくださいね。「話すこと」・・・それが、夫婦円満の何よりの秘訣かと思います。



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