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【東証P:6363:機械】(株)酉島製作所は波瀾万丈!発電用高効率ポンプは堂々の国内1位!

(株)酉島製作所(本社:大阪府高槻市)


・(株)酉島製作所とは

ポンプとは人間の『心臓』の役割を果たす機械だと言える。
そして同社の発電用高効率ポンプのシェアは国内1位である。
そのポンプの高圧でどれだけの水が最大で噴出するかご存じだろうか。

(株)酉島製作所はポンプ国内大手3社の一角である。
部品搬送の自動化で最新鋭の作業により、製造スピードの向上と省人化を実現した。 ポンプの心臓部にあたる回転体の製造を行なっている。

・戦後の復興と経済不況

酉島製作所は1924年に創業され、工業用ポンプの製造を中心に事業を展開。
しかし、1970年代のオイルショックやバブル崩壊後の1990年代には、日本全体の経済が低迷し、多くの企業が業績悪化に陥った。
酉島製作所も例外ではなく、深刻な需要の減少やコストの増加に直面したのである。

・世界的に有名な企業に成長する

1980年代から1990年代にかけて、酉島製作所は積極的に海外市場への進出を図ってきた。アジアや中東、ヨーロッパ、アメリカなどの市場で販売ネットワークを拡大し、国際的なプレゼンスも高めた。
さらに、最近では水素社会実現に向けて他社に真似ができない水素ポンプの開発で世界を驚かせている。

温室効果ガス対策として、液体水素をガス化しないように輸送するポンプは必須である。同社は世界最大の輸送量の実験に成功した。

•最後に一言

日本の電気代のうち、15%はポンプによってかかると言われている。
よってこの消費動力を下げて効率よいものにするのは非常に重要だ。
同社はその点も常に改善して社会に対して貢献している。
悪い時代を乗り越え、良い時代に築いた基盤を活かし、現代の課題に対応しながら成長を続ける同社を今後も記事として追っていきたい。


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