"きれいな部分だけを切り取って貼り付けた" そんな継ぎ接ぎの毎日に魘された ほろ苦い世界を生きる友たちへ 今夜は少し歩いて帰ろうよ いっそう涼風至る道を カシオペアと…
街が濡れると途端に静かだ お陰でむしたちの音色が しんしんしんと 美しく聴こえるよ 嗚呼 夜は遠分こうして 自然のコンクールを 私に浴びせてくれないか
光のサイズはナノメートル 一秒間に約30万kmも進むそうだ 手を伸ばしても決して届かぬ光があるように 観測すらされぬ光がある それでいいよねって、君は言うけど 少し悔し…
そうめんがおいしい季節です ぐつぐつ踊ったお湯に さっと麺をくぐらせて 冷たい水でさわさわ濯いだら 私の心に貼りつくモヤモヤも 一緒に流れていったみたい 今夜は紫蘇と…
ビールでも飲んで忘れてしまおう なんで言ってくれなかったの? なんて言う人はだいたい私に興味がない そう思ってもキリがない 側にいても分からないね 人のことなんて誰…
自分が知りたいって? 一番簡単な方法は 手放すことだ 何もかも全て 捨ててみて 裸になった私たちは 身軽になった 生まれたばかりの 赤ん坊 このシンプルな人間そのものが …
人が分かつ理由はひとつじゃない いるべき場所に戻ることもあれば 星空へ帰ることもある 互いに好きであるがゆえに離れたり 気持ちがほつれたから離れたり 時がそうさせる…
君はまだ知らないね 私がずっと隠していること 君が想うよりもずっと 私の心は淡く儚くできていて 夕暮れのまだ少し薄明るい空へ 吸い込まれてしまうこと その途端に私はも…
過去の自分を手放せば 明日はずっと楽しくなる 昨日のあなたは 今日のあなたではないのだから こうして世界は1月1日を繰り返して 今日の私も置いて行こう 私もあなたも新生…
いつか記憶の隅々から 居なくなったとして 世界中の人々が 誰も私を知らぬなら 煙や泡のように 消えてみたい 空にも海にもゆっくり溶けて 消えてみたい 霧みたいに辺りを覆…
背中には人の生き方が 現れる気がする 君は何を背負って 歩いてきたのかな 重たい荷物なのか 軽い荷物なのか 私は途端に怖くなってしまって 君の背中を視るのをやめた
水の音と草のにおい 川べりに寝転んで 雲を観てた 信じられないよね 2日もしたら元通り 私もあなたも会社員 いつか戻らなくていい そんな日まで この景色が変わらぬことを
おしゃれな言葉は書けなくても 人は想いを伝えられる 難しい言葉じゃなくても 人は人を感動させられる ならどうして僕らは 自分に向けた言葉を うまく綴れないのだろう そ…
あの時は好きだった そんな言葉を 取り戻すために 歩き疲れた このスニーカーと すり減った消しゴムみたいな この世界の行く末を 僕は観てみたい あの遠く 広く 何にもない…
言葉が出てこない日がある それは疲れているとか 充たされているだとか それだけじゃないような気がるする ただこの身から発する言葉が 開けないでくださいって 扉の向こう…
多村茉桜(MaoTamura)
2024年3月8日 17:19
半年ほど活動しておりませんでしたが、本日からマイペースかつ地道に作詩していきます。休止中もフォローやスキ等押して頂いた方々ありがとうございます。
2023年9月23日 22:05
"きれいな部分だけを切り取って貼り付けた"そんな継ぎ接ぎの毎日に魘されたほろ苦い世界を生きる友たちへ今夜は少し歩いて帰ろうよいっそう涼風至る道をカシオペアと手を繋いで
2023年9月15日 21:39
街が濡れると途端に静かだお陰でむしたちの音色がしんしんしんと美しく聴こえるよ嗚呼夜は遠分こうして自然のコンクールを私に浴びせてくれないか
2023年9月5日 21:48
光のサイズはナノメートル一秒間に約30万kmも進むそうだ手を伸ばしても決して届かぬ光があるように観測すらされぬ光があるそれでいいよねって、君は言うけど少し悔しいな僕はせめて観測されたい遠く街の見知らぬ誰かへ光を届けたい
2023年7月26日 18:32
そうめんがおいしい季節ですぐつぐつ踊ったお湯にさっと麺をくぐらせて冷たい水でさわさわ濯いだら私の心に貼りつくモヤモヤも一緒に流れていったみたい今夜は紫蘇と胡瓜も一緒にね
2023年7月25日 17:23
ビールでも飲んで忘れてしまおうなんで言ってくれなかったの?なんて言う人はだいたい私に興味がないそう思ってもキリがない側にいても分からないね人のことなんて誰もなのにどうしてごめんなんて言ってしまうの謝るのはあなたの方なのにそう思ってるうちはまだ好きなのかもしれないねあなたのことが
2023年7月21日 17:14
自分が知りたいって?一番簡単な方法は手放すことだ何もかも全て捨ててみて裸になった私たちは身軽になった生まれたばかりの赤ん坊このシンプルな人間そのものが私の本当の姿であり個性の正体だよ
2023年7月20日 18:43
人が分かつ理由はひとつじゃないいるべき場所に戻ることもあれば星空へ帰ることもある互いに好きであるがゆえに離れたり気持ちがほつれたから離れたり時がそうさせるときもあるだろう離れ難いよと想う気持ちに嘘はないけどいつかそうせざる負えなくなったとしても私は振り返ったりしないよごめんね
2023年7月19日 18:06
君はまだ知らないね私がずっと隠していること君が想うよりもずっと私の心は淡く儚くできていて夕暮れのまだ少し薄明るい空へ吸い込まれてしまうことその途端に私はもう君の好きな私じゃなくなってしまうのでもそんなこと君はまだ知らないでままでいてね
2023年7月18日 18:17
過去の自分を手放せば明日はずっと楽しくなる昨日のあなたは今日のあなたではないのだからこうして世界は1月1日を繰り返して今日の私も置いて行こう私もあなたも新生児はじめまして明日の私
2023年7月17日 17:19
いつか記憶の隅々から居なくなったとして世界中の人々が誰も私を知らぬなら煙や泡のように消えてみたい空にも海にもゆっくり溶けて消えてみたい霧みたいに辺りを覆いそして私が地球になるの
2023年7月16日 18:27
背中には人の生き方が現れる気がする君は何を背負って歩いてきたのかな重たい荷物なのか軽い荷物なのか私は途端に怖くなってしまって君の背中を視るのをやめた
2023年7月13日 18:14
水の音と草のにおい川べりに寝転んで雲を観てた信じられないよね2日もしたら元通り私もあなたも会社員いつか戻らなくていいそんな日までこの景色が変わらぬことを
2023年7月12日 16:56
おしゃれな言葉は書けなくても人は想いを伝えられる難しい言葉じゃなくても人は人を感動させられるならどうして僕らは自分に向けた言葉をうまく綴れないのだろうそれはきっと自分の本音に気づくのが恐いからなんじゃないかなってそう想うのです
2023年7月9日 18:12
あの時は好きだったそんな言葉を 取り戻すために歩き疲れた このスニーカーとすり減った消しゴムみたいなこの世界の行く末を僕は観てみたいあの遠く 広く 何にもないこわいよ 青空なんて
2023年7月8日 17:29
言葉が出てこない日があるそれは疲れているとか充たされているだとかそれだけじゃないような気がるするただこの身から発する言葉が開けないでくださいって扉の向こうに閉じこもっている今はそっとしておいてってそう聴こえた気がした