【総説編+α】学習指導要領に立ち返ろう
これまで、中学校学習指導要領解説編 理科編 のアウトプットを①~⑤まで行っていきました。今回はそこで触れ忘れていた「小~中学校の学習内容の流れ」について、追加でアウトプットを行っていきたいと思います。
これまでアウトプットした内容
本来では、上記の『2 理科改訂の要点』で書く予定でしたが、あまりにも内容が盛沢山すぎるので、省いてしまっていました。
なので、今回改めてアウトプットを試みようと思います。
理科の学習内容の構成について
学習内容の流れをつかむ上で参考にするのが、「エネルギー」「粒子」「生命」「地球」などの概念を柱とした内容の構成を図に表したものです。
解説の本書では、第1分野「エネルギー」「粒子」と第2分野「生命」「地球」というように、各分野ごとでまとめて図に示されていますが、編集と読みやすさの都合上、「エネルギー」「粒子」「生命」「地球」それぞれ分けてアウトプットをしていきます。
それではいきましょう。
「エネルギー」
まずは「エネルギーについて」です。
ざっくりまとめると、高校理科でいう「物理」の範囲になります。その中でも、『運動・電気・光・音』について学習をしていくと考えられます。
「粒子」
高校理科でいう「化学」の範囲になります。その中でも、『目に見える(大きい)物質の性質や反応・目に見えない(小さい)物質の性質』について学習をしていくと考えられます。
「生命」
高校理科でいう「生物」の範囲になります。その中でも、『多様な生物の共通点や相違点・生物の体のつくりや働き・遺伝や増え方』について学習をしていくと考えられます。
「地球」
高校理科でいう「地学」の範囲になります。その中でも、『地球の大地・気象・天体』について学習をしていくと考えられます。
このように、小・中学校の義務教育課程で理科の学習内容が定められています。正直、内容が多すぎ・・・文字が多い・・・と感じる方が多いと思うので、記事を分けてアウトプットを行っていきます。
さっそく次回は、第1分野「エネルギー」についてまとめていきます。