ミムラ

チョコレートが大好き。夫と娘の3人暮らしの’88年生まれ。実家で飼い始めた保護犬に懐い…

ミムラ

チョコレートが大好き。夫と娘の3人暮らしの’88年生まれ。実家で飼い始めた保護犬に懐いてもらえるよう奮闘中。生きがいは旅、訪れた国は14ヵ国。外大卒なのに英語が苦手なポンコツです。noteには日々の雑感と本の感想など、綴っていく予定です。

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  • #ビビリな保護犬に懐かれたい

    実家で飼いはじめた超ビビリな保護犬との仲よし計画

最近の記事

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作家の頭の中を覗く

「人生に、文学を。」というフレーズを聞いたことがありますか? 芥川賞や直木賞を主宰する日本文学振興会が、「本を読むこと」、「文学に親しむこと」の素晴らしさを世に広めるために始めたプロジェクト。それが、「人生に、文学を。」です。 TOKYO FMでロバートキャンベルさんがパーソナリティを務め、毎回ゲストに作家を招き、文学についてトークする。不定期で開催されているこの番組がプロジェクトの主軸になるようです。ただ、わたしがこの企画の存在を知ったのは、FM番組からではなく、You

    • 母になっていく

      長らく文章から遠ざかっているうちに、妊娠出産をしました。ムスメ、7ヶ月になります。 産後1ヶ月はマタニティブルーに片足突っ込んだのか、これまでの人生で一番泣いた1ヶ月間でした。睡眠不足は人を狂わせますね…。 今ではだいぶ余裕ができて、ムスメに嫌がられるまで飽きずにチュッチュする日々です。 育休中の身でもあり、育児家事がメインの毎日なので、子育てのあれこれを書いてみようと思ったのですが。 「新生児の時はこんなものが役に立ったよ!」なんて情報はyoutubeを見た方がいいだ

      • ビビリな保護犬に懐かれたい #7

        ビビリな保護犬に……嫌われたかもしれない。 懐かれたい懐かれたいと連呼していたのに、残念ながら、正反対の方向に踏み出したことをご報告しなければならないようです。 これまでの記事はこちら▼ ドッグトレーナーさんの話わたしは同席していないのですが、なかなか外に出られない「こうた」についてアドバイスをもらうため、先日ドッグトレーナーさんに来てもらったそうです。 そこで教えてもらったのは、具体的なしつけの仕方、おもちゃを見せるタイミング、警戒されずに首輪を付ける小技など。

        • 黄色い窓は、いつでも夕暮れ

          夜、外から自分の家を見ることがありますか? 残業で帰りが遅くなったとき、 部活の練習が長引いたとき、 ふと夜のお散歩に出たくなったとき、 ついでにコンビニでアイスを買いたくなったとき…。 いろいろなシチュエーションがあると思います。わたしはもっぱら最後のパターンが多いです。 では、本題です。 そのとき見た、あなたの家の窓は何色でしたか? 「一人暮らしなので電気は付いてません」「遮光カーテンだから真っ黒です」というのはちょっと置いておいて……大抵の場合、白っぽいか黄色っ

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        • #ビビリな保護犬に懐かれたい
          7本

        記事

          カテゴライズの罠

          『ピカチュウは、でんきタイプのポケモンです』 うんうん。 『でんきタイプのポケモンは、みんな可愛い』 ……うん? これは、サンダーやコイルから苦情がくるかもしれませんね。 人って、分かりやすくカテゴライズするのが好きだし、脳科学には詳しくないけど、きっとそうしがちな生き物なんでしょうね。 占いも、これを利用したものだと思います。 動物占いで虎だから、リーダーシップのあるタイプ。 星座占いで射手座だからだから、好奇心旺盛なタイプ。 名前をつけてラベルを貼ってもら

          カテゴライズの罠

          ビビリな保護犬に懐かれたい #6

          前回の記事からだいぶ時間が空きました。 その間にこの人もだいぶ大きくなりました。 もう17kgあるそうです。 雑種の子犬って、どのくらい大きくなるかイメージがしにくいところがあって、成長してから驚きます。かなりの存在感です。 〈before〉 9ヶ月でこのビフォーアフター。 子犬の成長、矢の如し…。 とはいえ、体は大きくなっても相変わらずビビり。カーテンが揺れただけでびくびくしています。 そして、肝心のお散歩! …まだ行けていません。 以前なかば無理やり庭に連

          ビビリな保護犬に懐かれたい #6

          余裕のバロメーターを知る

          心に余裕がないとき、自然と生活環境が荒れ始めます。 物が床に散らばっていたり、ソファで寝落ちしたり、植物が枯れ始めたり…。 明らかに目に見える変化があるから、「あ、わたし今、余裕ないんだ」と気づきやすい。 じゃあ逆に、余裕があるときってどんなときなのかなーと考えてみました。余裕があるからこれしようって思えることじゃなくて、気づくとやっていること。 まずこんなことを考えられる状況というのが、余裕のある証拠なんですけど。GWですからね。 ■わたしの思う、余裕のあるときに無意

          余裕のバロメーターを知る

          踏み出した先にあったもの

          勢いだけで始めることはできても、 勢いだけで続けることはできない。 助走はあくまで助走で、継続して走り続けるためには、あの手この手でやる気を保たせる必要があります。 なぜこんな話をするかというと、過去にnoteで宣言したあることを、最近になって始めたからです。 3月初旬に書いた記事内で「これから始めたいこと」として挙げていた、『春からオンライン英会話を始める』。 きっと誰もわたしがこんな宣言をしたことなんて覚えていないはずだけど、言ったからにはやらなくては。 おかげさ

          踏み出した先にあったもの

          ビビリな保護犬に懐かれたい #5

          ソファの陰からひょっこりわんこ。 遊んでほしそうな目でこちらを見ているのは、このお話の主人公こうた。 約半年前に保護施設からうち(の実家)に引き取られ、最初の数ヶ月はリビングの片隅で震えてうずくまっている姿しか見られませんでしたが、今では部屋を縦横無尽に駆け回っています。 人にも慣れてきて(父を除く)、わたしとも追いかけっこをして遊んだり、戯れて飛びついてきたりするようになりました。 なんだ、じゃあ”ビビリな保護犬に懐かれたい”は目標達成じゃないか、と思われた方。

          ビビリな保護犬に懐かれたい #5

          見る前に跳べ

          物事を考え過ぎて、次の一歩を躊躇する癖があります。きっと怖がりなんでしょうね。 こんなことが起こるかもしれない、あんなことを言われるかもしれない。そんなことを考え出したら、足が竦んで動けなくなってしまいます。 「する」よりも「しない」方がずっと楽ですし。 ふと思いついて何かを始められる、そんな身軽な人に憧れます。 プールの飛び込み台に立つ何かを始めるかどうか迷うとき、よく思い出す映像があります。 バラエティ番組のQさま!!で昔やっていた企画「チキンNo.1決定戦」。その

          見る前に跳べ

          ビビリな保護犬に懐かれたい #4

          3月から4月へ、月の数字が変わっただけなのに、やたら開放的な心持ちになるのは不思議なものです。季節や環境の変化が大きいからでしょうか。 我が家の保護犬こうた君も、春の風に誘われて外に出かけてくれるといいのですが、こちらはなかなかそう簡単にはいかないようです。 前回までの記事はこちら。 『外』に興味はあるらしい 前回は庭に出ただけで震えの止まらなかった情けない漢、こうた。 外への恐怖というよりも、未知の場所への恐怖が大きかったのかもしれません。 未だに庭に出るのは嫌が

          ビビリな保護犬に懐かれたい #4

          紫の夜を越えて

          『チェリー』『ロビンソン』『空も飛べるはず』 この3つがあまりにも有名すぎて、リリースから25年以上も経つのに、未だにスピッツの代名詞として君臨し続けているように感じます。 「スピッツって爽やかだよね」という感想は、おそらくこれらの代表曲を想定したもので、あとはボーカルの草野さんの外見イメージと、あの柔らかな歌声からくるのではないかと思っています。 もちろん、それもスピッツの持つ一面です。 でも、わたしから見たスピッツはこうです。 変態で無邪気なひねくれもの。 わ

          紫の夜を越えて

          ピンチの日のレシピを決めておく

          いつもより重たい扉を押して帰宅。 手洗いうがいをしたら、かばんを投げ出してベッドへダイブでおやすみ3秒。 そんな日って、ありますよね。 わたしは先週の金曜日がそうでした。 これで朝まで目覚めることなく眠りつづけられたら最高なんですが、やっぱり3時間くらいで目が覚めます。お腹が空くから。 ただ、そこから料理のスイッチを入れるのはかなり億劫。しかも献立決めからとなると、なおのこと。冷蔵庫の扉を握る手から力が抜けていきます。 そこで、もうどうしてもやる気も起きないし、ちゃ

          ピンチの日のレシピを決めておく

          ビビリな保護犬に懐かれたい #3

          犬といえば、たいていの犬は外が好き。 ドッグランで駆け回ったり、ボールを投げれば喜んで追いかけたり、道端のにおいを嗅ぐのに夢中になったり。 でも、そうじゃないわんこもいるんだと、全身で主張している子が目の前にいます。 震えながら庭の隅っこにうずくまって、一歩も動こうとしないこの子。 この記事の主人公、ビビリな保護犬のこうたくんです。 ▼前回までの記事 30分の庭デビュー 「今日はこうたを庭に出してみようと思う」 そんなLINEが母から届き、慌てて準備し実家へ。 普通

          ビビリな保護犬に懐かれたい #3

          もっと、自分の街をスキになる

          思うように外出できなかった一年間。 いつもなら張り切って旅行に飛び出すけど、海外はおろか市外へすらなかなか出掛けられない日々が続きました。 裏を返せば、そんな単調で閉じた日常を、いかに楽しく過ごすかを探した一年でもありました。 外にばかり向けていた目を、足元に落として。 じっくり丁寧に、自分の住む街を観察してみたら、そこにはちゃんと好きなものがありました。 土曜日だけのチョコレート屋さんプロフィールにも書いている通り、わたしはチョコレートが大好きです。市販のチョコレー

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          過去のキロクは恥6、気づき4

          今回は、ちょっと恥ずかしい話です。 大学一年生から14年間、日記をつけています。日記と言っても毎日書くわけじゃなくて、気分がのった時にだけ書く気まぐれ日記です。 社会人になって仕事に忙殺されていた時期は、一年に3回だけ、みたいな年もありました。もはや日記とは呼べませんね。 なぜこんな話をするかというと、今日実家に立ち寄ったとき、ついに発掘したからです。大学時代に書いていたあの日記たちを。 社会人になってからも何度か引越しを繰り返していたので、直近の数冊分だけを手元に置い

          過去のキロクは恥6、気づき4