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Contemporary Issues

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子どもに関わるさまざまな課題のまとめ。
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記事一覧

日本の無国籍の子どもたち

今日の学び

(厳密にいうと、1週間ぐらい調べて読んで奮闘していたので、今日だけの学びじゃないのは内緒🤫)

日本にも無国籍の子どもたちは存在している。
2022年の移民局の報告書では、19歳以下の子どもたちは149人も無国籍として登録されていると述べているが、実数は不明確(理由は後ほど)。無国籍者で言うと、1万人以上いるのではとも言われている。

そもそも無国籍とは?
UNHCRは、「どの国か

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無国籍の子どもたち

今日の学び

なぜ無国籍になるのか
カンボジアとベトナムの国境に水上生活している、ベトナム系住民がいる。
カンボジアのベトナム系住民は、17世紀以降カンボジアに定住し始め、ポルポト政権下で国外追放か虐殺されたが、崩壊後に帰還してきた。
現在では国民の5%を占めている。

カンボジアでは7年以上居住し、クメール語の読み書きなどができれば、外国人の帰化が許されているが、ポルポト政権下で帰還した人たちは

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効果を測るには

今日の学び

Liquid modernity
ホロコーストを生き抜いたZygmunt Baumanによる概念。
何事も常に液体のように動いていて、社会において「理想」という最終ゴールに辿り着くことはない。
また、独立と個人の責任の重要性を主張していた。

変動的な社会を研究して行く上で、どのように切り取って、それぞれの活動に対して評価をすることができるのか?

Precarity 
直訳すると、

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難民と移民

今日の学び

イギリスの様子
昨年イギリスまで、小さいボートに乗ってやってきた人の数は17063人。その前(2020)は8460だったから、倍以上に増えている。

その人たちはPush and Pullのどちらか。
Push:自国から出なくてはいけなかった人たち。
Pull:自国以上に他国に引き寄せられた人たち。

18歳以下の子どもの受け入れもしているが、18歳になると母国に帰還する条件が課され

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子どもとデジタル

今日の学び

デジタルリスク
子どものデジタルリスクって考えたら、マッチングアプリで知らない人に犯罪に巻き込まれたり、ゲームに課金し過ぎたり、性犯罪に巻き込まれたり。

被害は、時代と共に変化をしている。
1990年代は、小児愛者の被害。
2000年代は、ネットいじめ、Sexting(性的画像をSNSで送ること)
近年は特に大人による性的被害が増えている。

この表も、あくまでリスクをカテゴライズ

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子どもから大人への移行

今日の学び

子どもから大人へ
日本だと20歳になると、成人を迎え「大人」の仲間入りをするとされている。
現在の日本では18歳から選挙権が与えられ、女の子は16歳から、男の子は18歳から結婚でき、お酒とタバコは20歳から。
イギリスでは、犯罪責任は10歳からで、知的能力は16歳までに備わるとし、軍の入隊も16歳。選挙権は18歳とされている。

移り変わり
人が、何かに移行する時、基本的に3段階のス

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政治・社会的にみる「家族」

今日の学び

「家族になる」とは。
家族といっても、結局は個の集合体。
その個の集まりがどのように家族と化するのか。

McCarthy, J. “The powerful relational langurage of ‘family’ : togetherness, belongings and person hood”
Morgan, D. “Family practices in time

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Children and Institutions

今日の学び

施設の種類
社会福祉施設(Institutions)の中には、Residential care, group care, congregate care, children’s homes, therapeutic residential careとか色々含まれている。Residential careはいわゆる養護施設で、50人〜100人の子どもたちが一緒に生活をしている場を指してい

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