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小豆島旅行記2【嵐の前のゲリラ上陸編】②いま あいにいきます
1.ちょっと変わったお客様 (フェリーの売店スタッフさん視点)台風が接近してきているらしい。
とはいえ、海に影響があるのはもう少し先だろう。
いつものように、出勤して持ち場についた私は簡易のキッチンで準備をしながら、窓の外に目をやる。
窓から見える空は雲多めとはいえ、太陽も出ていていい天気だった。海もまだ穏やかに見えた。
やがて、乗船がはじまったらしい。お客様がフロアに上
小豆島旅行記2【嵐の前のゲリラ上陸編】プロローグ
1.とある宿の支配人の独白それは、翌日から始まる3連休を目前にして台風が接近していたこともあり、予定を変更するお客様も多い金曜日のことだった。
チェックインが始まり館内が賑やかになる15時前に外出先から帰館した私にフロントのスタッフがこう告げた。
「支配人宛に女性の方がが見えられています」
「女性」である。
よくホテルに出入りをしている仕事関係の人が訪ねて来ているのであれば、スタッフも名前を知
第9回闇キャンプ 後編★デイキャンプでも闇要素てんこ盛り!【宇和島市・グリズリーBBQ&CAMP】
【前回までのあらすじ】
桜が舞い散る「グリズリーBBQ&CAMP」で闇チームが全員集合するデイキャンプ。ここがすっかりお気に入りになったリーダーを初めとする闇の首脳陣は、2週連続で「グリズリーBBQ&CAMP」でのデイキャンプである。
今回はリーダーの娘・「愛媛が生んだ奇跡のおバカ」としてTikTokでフォロワー急上昇中のくれなちゃんも一緒に参戦。
キャンプ場は闇チームの貸切状態。遅れて集合
第9回闇キャンプ 前編★すっかりお気に入り!2週連続デイキャンプ【宇和島市・グリズリーBBQ&CAMP】
「ちょっ・・・と、もう、見てこの荷物の量。あははははははは」
その日の朝、リーダーやGOTO、ディレクターの闇の首脳陣の笑い声が待ち合わせ場所のスーパーの駐車場に響いていた。
「今日、デイキャンプやったよね・・・もうっ・・・おっかしくて・・・あはははは!」
膝を叩いて笑う3人の視線は大量のキャンプギアが積まれた私の旦那・たっちゃんの車に注がれている。
今日は闇のデイキャンプ。先週闇の首脳陣
第8回闇キャンプ 後編★久しぶりのキャンプに弾けるメンバー 止まらないハプニング【宇和島市・グリズリーBBQ&CAMP】
【前回までのあらすじ】
密を避けながらお花見キャンプができる場所はないか。県内のキャンプ場から候補として挙がった2箇所のキャンプ場に手分けしてロケハンに繰り出した闇チーム。
吟味の結果、今回のキャンプ場として宇和島市吉田町にあるオープン間もない「グリズリーBBQ&CAMP」に決定した。
後はキャンプ当日に向けてそれぞれが準備をするだけだったが、キャンプ場の素敵さに我慢が出来なくなったリーダーならび
第8回闇キャンプ 前編★お花見が出来る穴場キャンプ場を探せ!【宇和島市・グリズリーBBQ&CAMP】
「みんな、Zoomにアクセスできる?
Zoom会議しよう!」
年末に突如発症した脳梗塞により緊急搬送された私が、そのまま入院して早3ヶ月が経とうとしていた3月初旬、闇のLINEでリーダーがそう呼びかけた。
コロナ禍の影響で、家族以外の面会は一切禁止、旦那であっても片手で足りるほどしか顔を見ていなかった私は、久しぶりに闇メンのみんなの顔が見れると思うと嬉しかった。
ふと窓の外を見ると病院の中庭に生え
宮崎ユウのひとりでソロキャンできるもん! 後編★ちょっと感じたソロの良さ
〘 前回までのあらすじ 〙
コンビニで1人お買い物がギリギリ限界レベルのおひとり様苦手女子・宮崎ユウ。
ディレクターに煽られて負けず嫌いに火がついた結果、初めてのソロキャンプに挑戦することに。ひとりとはいえ、いつものごとく次々とハプニングが降り注ぎ、翻弄されるリーダー。
思うように設営は進まない上に親指を負傷、もどかしい思いを怒りに変えて気力だけでカーサイドタープを張り終える頃には、御機嫌は大変
宮崎ユウのひとりでソロキャンできるもん!★前編 ブルーまっしぐら! どうなるリーダーの初ソロキャン!?
それはキャンプデビューを果たしてしばらく経ったある日のこと。
リーダーが1人ぼっちが大の苦手であることを知っているはずのディレクターが
「ソロキャンプできる車を持ってるのに、ソロキャンをせんのはどうなーん(笑)」
とリーダーに言ったひと言が発端だった。
負けず嫌いのリーダーのハートに、彼のこのひと言で火がついた。
私もひとりでソロキャンできるもん!
■ソロキャンに向けて進む準備ソロキャンプ。それ
第6回闇キャンプ⑤伝説の始まり その者、青き衣をまといて闇チームの前に降り立つ【香川県・小豆島ふるさと村キャンプ場】
■マスカルポーネな朝がきたアラームを鳴らさなくても、キャンプの時は不思議と必ず朝日が昇る前に目が覚める。前日深い時間までおしゃべりしていても必ずだ。
この時もそうだった。まだ早い時間に目が覚めた私は、寝床に敷いていたエアマットレスの空気を抜き、毛布を畳んで外に出た。ウッドデッキに据え付けらえているベンチに腰掛け、徐々に白んでいく空を眺めながら冷たい空気を吸う。晩秋の朝の冷たい空気を吸うと気持ちも
第6回闇キャンプ④★リーダーとGOTOがランウェイを闊歩!「S.W.C(小豆島ワークマン・コレクション)」開催!【香川県・小豆島ふるさと村キャンプ場】
「そういえば、GOTOさんワークマンにめっちゃ長時間おったなぁ・・・」
ランウェイをする!という言葉を残してトレーラーハウスに消えたリーダーを見て、私は出発する3日前にGOTOがワークマンから大量に送ってきた写真を思い出していた。
「今、ワークマンにおる!」という突然のLINEと共に様々なワークマンウェアを試着する姿の写真が送られてきたのだ。小豆島で着る防寒着を探してるんだろうなぁとは思っていた
第6回闇キャンプ③★ キャンプ料理対決!? 夕暮れ迫るキャンプ場に響く「アーレ・キュイジーヌ!」【香川県・小豆島ふるさと村キャンプ場】
エンジェルロードからキャンプ場に戻り、我々が泊まるトレーラーハウスの間の芝生のスペースにテーブルなどを出してリビングを作った。
焚き火台やミニテーブルで特設キッチンスタジアムを作った頃には、夕焼けに燃える空になっていた。夕焼けの空をバックに時折浮かんでくる気球が見えて美しかった。まさに思い描いていたキャンプだ!最高!
醤油が美味しい小豆島だからと、夕食にTKG(卵かけご飯)を作ると宣言したリーダ
第6回闇キャンプ②★海老をよこせ!! リーダーの声が響く「小豆島大蒜海老騒動」【香川県・小豆島ふるさと村キャンプ場】
闇チームが乗る2台の車が「道の駅小豆島ふるさと村」の駐車場に入ってきた。
ここでは、今回の旅のメインイベントである「さぬき夢気球フェスタ」でぷかぷか浮ぶ気球を見るのと、イベントと同時開催の「美食イベント」で美味しい昼食を食べることだ。
フェリーの中でリーダーは、H.I.Sが出店するハワイアンカフェでガーリックシュリンプを食べるんだととても楽しみにしている様子だった。
道の駅の前にはすでにイベント