Yoko Harada

2006年からハワイ島でコナコーヒー農園、プリンセスラダファームをアメリカ人の夫と始め…

Yoko Harada

2006年からハワイ島でコナコーヒー農園、プリンセスラダファームをアメリカ人の夫と始めました。しかし、夫が亡くなった後、2019年から、友人夫婦と、Hawaiian Mana Farmと名前を変え、再出発しました。現在65歳、毎日農園仕事に励んでいます。

マガジン

  • 「マナ」と共に生きるハワイ島農園の毎日

    「マナ」それは自然のパワーです。地球のエネルギーです。抗うことの出来ない自然の脅威でもあり、神の存在そのものでもあります。「マナ」に圧倒されずに生きるには、戦うのではなく、全てを受け入れ、願うしかないと思い知らされます。 只今65歳。 コナコーヒー農園だったPrincess Radha Farm を、恐ろしいパワーで占領しようとする雑草と戦いながら、熱帯の果物の木、植物が育つ農園、Hawaiian Mana Farmに変えていく歩みを、一緒に楽しみ、応援して下さい。 ほぼ毎日、何をしていくか更新する予定です。ただし、農業はお天気しだい!だいたい午後は雨が降るので、そんな時は、その時々のハワイ、アメリカ、日本の出来事の感想など書いていくかもしれません。ハワイ島の色々な場所も紹介します。 農業、コーヒー、南国果物、そしてハワイそのものに興味の有る方、ぜひ覗いてみて下さい。

最近の記事

卵のために、ひよこを飼い始めました!

ずーと考えてました。 でも、にわとりどうしのいじめだとか、2年で卵を生まなくなった後どうするか、などという話を聞いて、どうしても飼いはじめる勇気がありませんでした。で、数年前、アヒルを飼い始めました。草取り、虫取り用に。 アヒルは、決まったところに卵を生んでくれません。せっかく用意していても、自分の気に入ったところを探し、または歩きながら、ポトリと生んでしまいます。で、マングースが、さっと取っていきます。それでも何度か、卵が還りましたが、でも、ほぼほぼ、卵はマングースに取

    • 様々なリリコイ(パッションフルーツ)

      名前はジャマイカン ポカ。世界中に3千種類あるといわれるパッションフルーツの一種。香りはしないけど、甘い。種もさほど固くない。 色が変わっていて、最初は紫で、熟してくると、ずんずんオレンジ色になってくる。 オレンジ色になるまで、本当に変わるのかと思っていたが、あら不思議、少しづづ黄色になり始め、そして、ついにオレンジ色になる。 皮は他のリリコイよりヤヤ固めかもしれない。でも中身は同じ。これで香りもあのパッションフルーツの強烈な香りがしたら、最高だろうなあ! 我が家にも

      • ブルージェードの実

        ここでブルージェードがこんなに良く育つとは思ってもみなかった。初めてこの花を見たのは、ホノカア(ハワイ島の北東)で、その頃はここは(ハワイ島の南西 ホナウナウ)そんなに雨が多くなかったから、育たないと思っていた。それが、入り口の日陰に植えたら、まあ、育つこと育つこと。しかも、ほぼ一年中花を咲かせてくれる。 そして植えてから、二年も経っただろうか、いきなり実を見つけた。 ハワイ島に住むコウモリが受粉すると聞いていたのだが、そんなコウモリなんか見たこともないから、受粉何て不可

        • 初めてアビウに実がついた

          植樹してから3年目、漸くアビウに初めての実がついた。 木の枝についているのは全て花。これらから、実になっていくのだが、、、、 黄色くなった2つを収穫したら、ちょっと採るのがが早すぎて、熟すまで置いていたら、今度はちょっと柔らかくなりすぎた。上の写真の実たちは、山吹色というか、濃い黄色に成るまでしっかりと採らずに置いておこう。 日の当たった表と裏側、熟し度に差が有りすぎた。画の下半分の半透明な実が熟した形。例えるとどんな味だろう。食感は渋柿が木で熟して、それを食べた時のよ

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        • 「マナ」と共に生きるハワイ島農園の毎日
          21本

        記事

          パイナップルの花

          パイナップルに花が有るとは知らなかった。きれいな紫色の花が咲く。とはいっても、この花がどういう役割をするのかは知らない。チャント実が付いてから花が咲くからだ。花が開花する時期も、実の大きさとは関係ない。また、沢山の花が開くのも、ほんの数個の花だけが開花するのも有る。 写真のパイナップルの中身は黄色ではなく、白い。白いパイナップルは、黄色のより甘いと言われている。蜜につけたような甘みが有る。その見分け方は、葉っぱの色。黄みがかかった葉っぱは、白いパイナップルをつけ、緑色だけの

          パイナップルの花

          バナナが実らないバナナ

          花が咲くだけのバナナが有る。花だけを楽しむバナナ。そんなバナナのピンクと赤い花が咲いた。 今農園には、様々なバナナを植えている。バナナはほっとけばバナナが収穫できる。そして次々に子どもたちがその周りに出てきて、次々とバナナが増えていく。要らない子供は、竹のように子供の時にカットすればいい。そして実を取るために切り倒したバナナの幹や葉をそのままその周りに置いておくと、短期間で良い土に成る。 新しい果物の木を植える時、穴の底や、周りに、このバナナの周りから採集した土を入れてや

          バナナが実らないバナナ

          南国産ロレニアの葉っぱが寒さで落ちた

          1月、寒い日が続いた。といっても16度だけど、ハワイでは寒い。で、南国の果物である、ロレニアが気づいたら、葉を落としていた!他の果物は大丈夫だけど、ロレニアだけが、違う所に数箇所植えてあるのだが、どの木の葉っぱも弱っていて、ひどいのは全部の木の葉が落ちてしまった。 こんなことは初めてだ!りんごの木でさえ、問題ないのに!このハワイの地で育つ植物を含めた生物で、四季により変化するものは少ない。一年中を通して、寒暖差が微妙に有り、特にここ最近、雨季も乾季も関係ないハワイ島のここで

          南国産ロレニアの葉っぱが寒さで落ちた

          今年最後のコーヒーが、なかなか乾かない

          まだもう少し赤い実も青い実も残っている。でも、シーズンも終わりになり、朝夜が冷え込むと、チェリーを食べる虫、チェリーボアにやられた確率が高くなる。3割以上のダメージに成ると、採って、皮を向いて、乾かしてという作業にかかる時間に見合わない。 まして、今年は、この年末に成り、ほっといた古いオハナ(離れ)の改修作業をしてくれる人が見つかり、それにてんてこ舞いだ。 ここに来て、毎日昼すぎると曇り、雨になるパターンで、後一息というところから、コーヒー豆の湿度が落ちていかない。湿度の

          今年最後のコーヒーが、なかなか乾かない

          南国の雑草に近い グアバ

          あっと気づくと、様々なところから、グアバの木が地面から顔を出している。鳥が食べて、種を落とし、そこから芽をだしたのだ。これがなかなか強い。ナイロンコードの草刈りでは、切れない。で、そのままにしておくと、あっという間に木に成長する。だから、農園中に生えている。 我が家のグアバは中身がピンク色。結構強い香りがする。ここに来たばかりの時は、その強い香りのせいで、これがパッションフルーツだと思っていた。 この葉を乾燥させると様々な効能が有るお茶に成るようだ。植える手間も要らず、邪

          南国の雑草に近い グアバ

          パパイヤーー雄木と雌木

          パパイヤには、実がつかない雄の木と、メスの木が有る。雄の木が有ると、かなり遠くのパパイヤも実がつくことが出来るようだ。パパイヤにも様々な種類が有るが、雄のパパイヤはどれも同じような花の着き方をしている。上の写真は雄の木の花だ。 同じパパイヤの種から育ったメスの木はこんな感じで実がつく。 これはストレベリーパパイヤで、中はオレンジ色で甘い。 全ての実を取り終わったら、トップカットして、切ったところから雨水が入って腐らないようにプラスチックの容器かバックで塞いでおくと、横か

          パパイヤーー雄木と雌木

          バナナの花

          ここに来るまで、バナナに花が有るなんて考えたこともなかった。そして、実はバナナは雌しべ(だと思う)の成長したものだなんて知らなかった。 次々と花びらが落ちていき、一つ一つのバナナが少しづつ大きくなりながら、下に下に、花びらの中のバナナが現れていく。 バナナの花自体をロカールの人は食べるようだが、そこには挑戦したことはない。かつてハワイでは、バナナを乾燥させ、粉にして、出荷していたこともあるそうだ。 今、様々な種類のバナナをあちこちに植えている。バナナは一度根付いたら、次

          バナナの花

          ポインセチアが赤くなった

          10月、日が短くなったせいか、はっと気づいたら、ポインセチアが赤くなっていた。農園の入り口に有るポインセチアは、なんと木である。 塀を覆い隠すほどに成長しているポインセチアを今年ちょっと切ってあげようと思っていたのに、結局忙しさにかまけてそのままに成ってしまった。 12月がすぎると、葉にカビが生えてくるので、風が通るように本来刈り込んだほうがいいと思うのだが、毎年ハット気づくのは、赤くなってから。 しかし、ハワイに来るまで、ポインセチアが木になるなんて知らなかった。そして

          ポインセチアが赤くなった

          年のせいかな?花の有る生活

          「食べて美味しいもの」または「買ってもらえるもの」それが農園に植える第一条件だった。野菜も、果物も、きれいな花を咲かせる。わざわざ、花を見るだけのために、なぜ、世話をしなくてはならない! もっとも、長くきれいな花が咲き続ける可憐な蘭類と、一年中花を咲かせる華やかなハイビスカスは好きでよく買ってきて育てた。でも、その他の花を植えるために穴を掘って、水をやって、育てる気にはなれなかった。 でも、年を取ったのかなあ。周りに「ただの」花が有っても、いいなあ、なんて思えてきた。最も

          年のせいかな?花の有る生活

          毎日午後は雨が降る!

          ハワイらしい青空が広がり、強い日差しが降り注ぐ! よし、いいぞ、コーヒーが乾くぞ!と思ったら、今日も午後は雨。 昼近くから一気に雲が広がり、雨が落ちてくる。毎日毎日、良くもこんなに雨がふるなあ。ここでこれほど雨がふるのは、全くこの2年ぐらいのこと。過去、あまりに雨が振らず、ドラウトに悲鳴をあげたことが有ったのに。 ここ二年ぐらい、一年中ほぼ毎日雨が振っている。もっともそれは、ここホナウナウ、しかも、ハイウエイの山側だけ。今もここは雨が振っているが、眼下の海は夕日に染まって

          毎日午後は雨が降る!

          マウイの火事その後ーーー水闘争

          これって偶然なのだろうか?それとも、、、、、 長い長い、何世紀にも渡る水の闘争。1800年台、ハワイの土地に、外から入ってきた人々が、大きなプランテーション、さとうきび畑を作った。サトウキビの生育にはたくさんの水が必要だ。で、水路を変え、小川や、地下水の水を蓄え、プランテーションに十分な水が行くようにした。そのせいで、ネイティブハワイアンの人々の住居では水不足が起こった。赤ん坊の産湯も満足に使えない状況だった。その後、さとうきび畑は埋められ、高級リゾート、ゴルフコースが作ら

          マウイの火事その後ーーー水闘争

          最近のジャニーズ事務所のニュースを目にして思い出したこと

          もう約36年前にもなるのか、、、、テレビ、映画の仕事をしていたけど、ジャニーズのメンバーに関わったのは一度しかない。どのくらいの期間だったろうか。当時売出し中の光GENJIのテレビドラマ「危ない少年」が、撮影が追っつかず、オンエアーが間に合わないということで、急遽全く関係なかったいわゆる本来はフィルムスタッフであったメンバーがかき集められ、何本か撮影した。私もお声がかかった監督から頼まれ、急遽参加した。 いやー、いつもの1カメで撮るフィルム映画と同じ撮影スタイルとは違い、い

          最近のジャニーズ事務所のニュースを目にして思い出したこと