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パイナップルの花

パイナップルに花が有るとは知らなかった。きれいな紫色の花が咲く。とはいっても、この花がどういう役割をするのかは知らない。チャント実が付いてから花が咲くからだ。花が開花する時期も、実の大きさとは関係ない。また、沢山の花が開くのも、ほんの数個の花だけが開花するのも有る。


写真のパイナップルの中身は黄色ではなく、白い。白いパイナップルは、黄色のより甘いと言われている。蜜につけたような甘みが有る。その見分け方は、葉っぱの色。黄みがかかった葉っぱは、白いパイナップルをつけ、緑色だけの葉っぱは黄色いパイナップルをつける。だから、ハワイのファーマーズマーケットで、トップの葉がちょっと黄み(オレンジっぽい)がかっていたら、フォワイトパイナップルの可能性が高い。できたら、そっちを選んでみてほしい。
我が家には白いパイナップルしかない。

良い香りが漂ってきたら食べごろ。匂いがしてきてから採ったパイナップルは甘い。最も天候にもよるが。南国の日差しをたっぷり浴びたパイナップルは甘い。だからパイナップルが大きくなったら、天気の日が続くことを祈る。海に近い場所は雨の日が少ないから、パイナップルも甘くなる。取り損なって熟れすぎたパイナップルが友人宅から来ると感謝しかない。残念ながらこうも雨が続くと、我が家のパイナップルの甘みはガタ落ち。で、あまり美味しくないと、アヒルに差し上げることに成る。彼らは大喜びで平らげる。3月半ばの今も、肌寒い日が続いている。パイナップルの甘さは今年もイマイチかなあ、、、、実が大きくなるこれから、天気の日が続くといいなあ。

数年前日本からのお客さんに、家で獲れたパイナップルをお出しして、それ以来、いらっしゃる度に、「ここで食べたパイナップルより甘いのに、未だで出会ったことがない」と言われたことが懐かしい。あの頃はこんなに寒くはなかったし、雨も振らなかったからなあ。

でも、こうしてパイナップルの花なんてのを見ることが出来るのも、家の周りにたくさんのパイナップルを植えたから。花の命は短い。身近にないと、気づかないものばかりだ。



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