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マウイの火事その後ーーー水闘争

これって偶然なのだろうか?それとも、、、、、

長い長い、何世紀にも渡る水の闘争。1800年台、ハワイの土地に、外から入ってきた人々が、大きなプランテーション、さとうきび畑を作った。サトウキビの生育にはたくさんの水が必要だ。で、水路を変え、小川や、地下水の水を蓄え、プランテーションに十分な水が行くようにした。そのせいで、ネイティブハワイアンの人々の住居では水不足が起こった。赤ん坊の産湯も満足に使えない状況だった。その後、さとうきび畑は埋められ、高級リゾート、ゴルフコースが作られた。ゴルフコースを青々と保つため、そしてリゾートのプールや芝生を青々と保つため、水はそのままそっちに利用された。

そして、長い長い闘争の末、漸くネイティブハワイアンの住居に必要な水を回すべきだという法律が通り、2023年8月7日が水の要望書の提出締切日と決まった。本来なら、この提出された要望書により、必要な水が回るはずだった!

そう過去形。締め切りの翌日に火事が起こった。新しい法律が施行されることはなかった。この大火により、州知事より緊急事態条項が発令され、それまでの法律は施行されずに、水も「特別処置」がなされることに成った。

早い話、政府が水が何処にどれだけ行くか、決められることになった。非常用の水を確保する必要が有るから(リゾートホテルとか火事から守らないといけないし)、だから、ネイティブハワイアンの住居に優先的になんてできませんということらしい。またまた長い戦いを始めなければいけないのだろうか、、、、

火事が沈下した直後から、焼け出された住民に、不動産屋が電話して、土地を買い上げたいと言ってきたようだ。緊急に借り上げられたホテルの部屋や、B&Bの部屋も、借り上げ日が終わり、出なくてはいけないらしい。未だに、死者の確認も出来ていないというのに、、、

土地を取り上げるためにハリケーンの風が吹き荒れる日を選んで、わざと火事を起こした?わざと道路を封鎖して、消火用の水を止め、火事を長引かせた???これって陰謀論?でも、こんな偶然ってあるんだろうか、、、、 


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