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“日本的経営”の弱点 次世代経営に向けた必要なマインド

こんにちは、mamekaです。
本日、以下の”キャッチー”なタイトルに目がとまり、記事を読んでみました。その内容をまとめたいと思います。

日本企業で出世する人たち、じつは「超低学歴」ばかりになっていた…!
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71570

今まで語り尽くされている論点ばかりでしたが、
記事の要旨をまとめ、最後に私の考えも述べたいと思います。

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(要旨)


日本的経営の普遍的な病理としては、大きく以下がある

①過去の成功体験を信じている(自分の頭で考えない、部下にもそれを押しつける風潮)
②ムラ社会の掟で人事が決まっている(現社長が次の社長を決める、終身雇用・年功序列で昇進する)
③他人のせいにする(責任をとるリーダーシップが不足している)

だからこそ、企業統治(コーポレートガバナンス)改革が必須となる。(「お友達人事」を辞めるべき)

浸透していくのは難しいがまずは、以下のように社外取の仕組みを先行させて、後から実質を整えていくべき

・独立社外取締役制度を設ける
・社外取締役で構成される指名委員会でトップを決める

そして、経営者がもつべきマインドについても触れています。

「現場主義」ではなく「現場迎合主義」になっていないか振り返るべき。

つまり、「現場の思いに引きづられて決断をすべきではない。感情ではなく事実に目を向けるべき」

(なぜなら、破壊的イノベーションに対して、「率先して改善していこう」なんて言い出す現場の人間は、(ほぼほぼ)いない。今の仕事を続けたがるから。)

まとめると、不確実な将来が予想される中、今のリーダーに向けて言いたいことは
・組織転換は早すぎるタイミングがいい
・組織における、次世代リーダーの育成と選定を進めるべき
・普遍の原理原則から考える演繹的な思考を評価する人事制度を整える

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上記が、小野 一起さん、冨山 和彦さんの対談の要旨になります。

特に、冒頭の「日本的経営の普遍的な病理」に関して、舵をとる経営陣が、
"専門的な知見をもつ博士課程、修士課程の人たち"ではなく、"早慶体育会等の人たち"で占められる点にあるという指摘は、
とても興味深いと感じました。


ここから私の意見を述べたいと思います。

まず、何に対する論点なのかを明らかにすべきだと思いました。

「世界におけるMarket Cap(時価総額)において、既存の日本企業が劣っているので、こう改善すべき」

という論点であれば、私たちは、歴史的な産業革命の最中にいるので、農業が工業と変わっていったように、時価総額トップ集団に入るには、そもそも、産業構造の変化に合わせて、これから勝負する土俵を変えなければいけないと考えます。(株価とは、成長に対する周りの期待です)

(個人として、成功したいのであれば、"勝負する土俵"はとても重要だと思います)

一方で、既存の企業にとっては、業態転換やポートフォリオの見直しなどに必死だと思います。その際に、『"世の中の変化を捉えて"、既存企業が新規事業を創出するために「ヒト・仕組み・組織」を変えていくための取り組み』を論点におけば、スッと入ってくると思いました。

記事中にもありましたが、この記事をお借りして、簡単に私の考えをまとめますと、

『既存企業にとっては、世の中の変化に合わせて業態転換や新規事業が必要になるため、(その経済圏に紐づいている人々の生活を守っていけるように)、コーポレートガバナンスを整えたり、人事制度を整備して、ムラ社会経営からいち早く脱するべき』

といえるでしょう。やはりここでも仕組みの重要性が出てきます。

必要であれば、仕組みを変えていく必要があります。「誰がリーディングしていくの?」という疑問に行きつくと思います。

私の意見として、論点にすべきなのは、
”私たち1人1人のマインド”だと思います。

私たち1人1人のマインドは

“ムラ社会”に冒されないようにしていきたいですね。

(参考)
日本企業で出世する人たち、じつは「超低学歴」ばかりになっていた…!
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71570

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