(この物語はフィクションです。今回で完結です。未読の方はよろしければナナフシ#1から順番にお読みください) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第8話です。未読の方はよろしければナナフシ#1から順番にお読みください) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第7話です。未読の方はよろしければナナフシ#1から順番にお読みください) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第6話です。未読の方はよろしければナナフシ#1から順番にお読みください) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第5話です。未読の方はよろしければナナフシ#1から順番にお読みください) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第4話です。未読の方はよろしければナナフシ#1からお読みください) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第三話です。未読の方はよろしければナナフシ#1からお読みください) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第二話です。未読の方はよろしければ、ナナフシ#1を先にご覧ください) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
(この物語はフィクションです。数回にわけて完結させます) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ それに気がついたのは洗面台で朝…
豆鳥
2020年2月21日 23:45
(この物語はフィクションです。今回で完結です。未読の方はよろしければナナフシ#1から順番にお読みください)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 笹木は驚いた顔を玄関の扉から覗かせていた。眉をひそめ、警戒した草食動物のようにわたしをじっと見た。化粧をしていなかったので、あまり見られると居心地が悪
2020年2月17日 23:17
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第8話です。未読の方はよろしければナナフシ#1から順番にお読みください)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ マンションの部屋へ戻ると、荷物も置かずにまっすぐ浴室へ向かった。バッグをトイレの蓋の上に放るように置き、洗面台に栓をし
2020年2月16日 17:53
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第7話です。未読の方はよろしければナナフシ#1から順番にお読みください)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 朝から頭痛がしていた。恋人が、山へ行く約束のメールをよこしていたが、わたしは返事できずにいた。なぜ、ナナフシを捨てるな
2020年2月9日 17:48
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第6話です。未読の方はよろしければナナフシ#1から順番にお読みください)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ナナフシは、夜間に室内を広く活動した。彼女に湯がかからないように、シャワーを浴びるのは一苦労だったが、その姿を見ながら
2020年2月8日 19:30
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第5話です。未読の方はよろしければナナフシ#1から順番にお読みください)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 昼前に会社のトイレから出ると、廊下で笹木と出くわした。笹木は大量のファイルを抱えていた。わたしとすれ違ったとたん、分厚
2020年2月5日 19:59
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第4話です。未読の方はよろしければナナフシ#1からお読みください)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 午後から予報外れの雨が降りはじめた。終業時刻が過ぎると、一階のフロアには傘を持っていない社員たちが集まって、空へ向かって口々
2020年2月3日 20:20
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第三話です。未読の方はよろしければナナフシ#1からお読みください)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ある夜、ナナフシがペットボトルの中で、バラの葉につかまってじっと動かなくなった。翌朝に見たとき、身体は心なしか大きくなり、そ
2020年1月25日 18:30
(この物語はフィクションです。数回に分けて完結させる予定で、今回は第二話です。未読の方はよろしければ、ナナフシ#1を先にご覧ください)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 朝、会社の更衣室のロッカーを開けたとたん、覚えのないゴミが入ったコンビニの袋が足元に転げ落ちた。誰かがロッカーを間違えたの
2020年1月22日 22:41
(この物語はフィクションです。数回にわけて完結させます)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ それに気がついたのは洗面台で朝の支度をしているときだった。いつものように冷たい水で顔を洗い、タオルで顔をぬぐいながら、ふとトイレタンクの上に飾った壜ざしのコナラの枝に目を留めた。 おととい、恋人と