売れる店員さんは「どんなに買わない人でも買う時は買う」ことを知っている
こんにちは。
牧 菜々子です。
売上が、上がらない。
お客さんが、買ってくれない。
同じ状況なのに、売れる店員さんと、売れない店員さんがいます。
売れる人と、売れない人。
どこが違うのか。
1つ言えるのは、売れる店員さんは、「どんなに買わない人でも、買う時は買うことを知っている」ということです。
買わない人は「自分はめったに買わない」とは思っていない
考えてみれば、単純です。
めったに買わない人も、「自分はめったに買わない」とは思っていません。
「自分は、買う時は買う」と思っています。
それなのに、「この人はどうせ買わないだろう」と思われたら、不愉快どころか、怒りを覚えます。
そのことを、売れる店員さんは、わかっているのです。
買わないお客さんだって本当は買いたい
買わないお客さんは、「お目が高い」のです。
お金を払うことに対する、意識が高いのです。
良いものを買うことに対する熱量が、人と違う。
めったに買わないお客さんだって、本当は買いたいのです。
他の人みたいに、ポンっと買えたらラクなのに。
でも、選択眼や、審美眼が鋭いために、そうそうめったに買えないのです。
本当に良い物であれば、熱心に他の人に勧めてくれます。
どうしてかというと、買わせてくれてうれしいからです。
そしてそのことを、「売れる人」は知っています。
買わない人も自分の意思で買う
めったに買わない人も、買う時は買う。
それを知っている人は、顧客に対する態度が変わります。
あまりしゃべらなくなり、信頼のまなざしを向けます。
あおることは、絶対にしません。
それを肌で感じる時、買わない人は、「自分は買う時は買う」ということを思い出します。
誰に言われるでもなく、自分の意思で買うのです。
どんなに買わない人も、買う時は買うのです。