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息の長い流行にはならないファッションアイテム

こんにちは。

牧 菜々子です。

2021年に入り、やっと動き出した、次の5年周期。

ファッショントレンドの中でも、息の長い流行になるものと、息の長い流行にはならないものがあります。

これまでに、ロングスカートが流行した理由や、2023年にピークを迎えそうな服についてお伝えしましたが、ファッション関連の記事はおかげさまで職種や性別・発信の有無を問わず、幅広い方々からご購入いただいています。

今回は、以前にお伝えした内容にも関連して、息の長い流行にはならなさそうなアイテムについてお伝えします。

大きなトレンドになるファッションアイテムは、2つの条件を満たしています。

1つは、最初に違和感があること。

もう1つは、よく考えると都合がいいことです。

この2つの条件を満たすものが、街に受け入れられ始めると、流行を作る側がこれ1本で推してきます。

だから、幅広く普及するのです。

その反面、この2つの条件を満たさないものは、ある程度のところで流行を作る側がそれを推さなくなります。

途中までで採算が合うように、数多くのトレンドを提案するのです。

中にはまだまだその服を着たいと思っている人もいるにもかかわらず、すぐに下火になっていくのです。

今現在、ハイブランドが提案するトレンド周期からいくと、2021年~2025年の5年周期の初めです。

いろいろなトレンドがたくさん出てきているタイミングなのです。

ファッション雑誌は、「コレは息の長い流行にはなりません」とは決して言いません。

逆に、流行を受け取る側の私たち自身が、都合を痛いほどよくわかっているという側面もあります。

ただし、息の長い流行にはならないからといって、全く取り入れないで過ごすのも、無理があります。

息の長い流行にはならない服にも、向き合い方があるのです。

ここでは、その「息の長い流行にはならない服との向き合い方」にも触れて行きます。

ぜひ、これからのファッションやコーディネートに活かしてみてくださいね。


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