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出会いが間違い

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#許されぬ愛

忘れられない夜

忘れられない夜

ーーガチャ。

あきとさんの寝室は、アロマ?お香?の香りがして、

非日常的な感覚になり、自然と、緊張感が増す。

後ろで扉を閉める音が聞こえた。

「ーーーーあきとさん?真っ暗だよ。」

「ごめん、明かりつけるね。」

一気に明るくなり、一瞬視界がぼやける。

「明るすぎ・・・?だね。」

そう言って、リモコンで明かりが薄暗くなった。

ただ立っているのも、なんか違うよな・・・

そう思い、ベッ

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ダブルの歓喜

ダブルの歓喜

あれから二週間。

私は高校受験よりも勉強に励んでいた。

高校受験より必死だった。

絶対に這い上がる、と。

そして、夏休みを迎える。

今年もまた暑いらしい。

あー、また玄関前に生きてるか死んでるか分からないセミが転がってて、立ち往生する季節だなー。

周りの友人が夏休みを満喫している頃、

私は全ての誘いを家族旅行と言って断り、

勉強に明け暮れた。

そして、編入試験当日。

3つの公

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初めての助手席

初めての助手席

「ただいま」

「おかえり!ご飯は?もう食べる?」

「うん。ありがとう。その後少し期末試験の勉強するね」

「あら!頑張って!」

「ごちそうさま!ママ、ありがとう。美味しかったよ!」

「じゃあ、勉強、頑張ってね。夜食欲しかったら言って!」

「うん。ありがとう。」

ーーバンドマン、か。

そんなことを、ふと考えつつも、

私は期末試験の勉強に励んだ。絶対に負けない。負けてたまるか、と。

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3度目の遭遇

3度目の遭遇

ジムで汗を流し、シャワーを浴びて、帰り支度をしていた。

ーこれからどうしよう。

そんなことを考えて、ボーッと窓の外を見た。

・・・あれ?

ジムの目の前にあるライブハウスから、一人の男性が出てきた。

ーーーあきとさん。

ジムは3階。

ライブハウスは道を挟んで1階。

私は、ただただ、あきとさんに目を奪われていた。

ーー行動範囲って、こういうことか…。

!!!

すると、視線を感じた

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逢えない日

逢えない日

家に帰ると、姉が帰ってきていた。

「れいちゃんーー!久しぶり!もう高校生だね。これ、入学祝い!」

「ありがとう。開けていい?」

「もっちろん!」

CHANELの袋に入っていたのは、

薄いピンクのグロス。

「ほら。れいちゃんももう高校生だから、グロスくらいからいいもの使わないと!」

「ありがとう。」

「なんか、タバコ臭くない?まさか・・」

・・・!

「あー、さっき友達とファミレス

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タバコが生んだ2回目の遭遇

タバコが生んだ2回目の遭遇

次の日。

いつものように7:00に起きて、

学校へ母親のふりをして欠席の電話。

・・・本当に私のことなんて気にならないんだな。

もうかれこれ2週間以上休んでるのに、「大丈夫か?」の連絡もしてこない教師だったんだ。

誰も私のことなんて気にかけてない。

もう欠席の連絡だってしなくても気づかれないんじゃないか。

・・・どこで間違えたんだろう。こんなはずじゃなかったのに。

「おはよう。朝ご

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地下駐車場ー初めての出会い

地下駐車場ー初めての出会い

そんないじめに、

1ヶ月耐えて、ついに私は学校へ行かなくなった。

両親へは行っているフリをした。

都内へ足を運び、

ボーッと何も考えずに歩く。

制服から私服に着替え、

厚化粧をして、

タバコとお酒を買う。

補導なんてされたらバレるから、

適当に見つけたマンションの地下駐車場で、

お酒とタバコに溺れた。

「明らかに未成年じゃん」

そう声をかけてきた。

「なんですか?関係あり

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出会い

出会い

彼と出会ったのは、十数年前。

私が高校生の頃だ。

私立の進学校に通い、

その中でもトップクラスの成績を持つ人が集まる

特進選抜クラスにいた。

男子40人

女子4人

このコースは学年で1クラスしか設けられていないため3年間クラス替えなし。

部活もできず、毎日7時間授業。

一見苦痛そうだけど、

それなりに楽しく過ごしていた。

同じクラスに彼氏もできた。

別棟にある他クラスからも

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立場の違う許されない恋

立場の違う許されない恋

2018年現在。

28歳 OL。

都内のマンション住み。

正直、なかなかいいマンション。

仕事は、都内の某広告代理店勤務。

CMなども担当することが多々あるので、

芸能人の美形に目が麻痺している。

だからと言って、芸能人と付き合いたいとかは思わない。

大抵が、変わり者で、仕事以外で理解し合えることはないから。

こちらからお断りスタンスに見えるかもしれないけど、事実そうだ。

こう

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