まくら

音楽が鳴れば歌い踊り狂い、晴天であることを認めたらスキップをしてしまう、そんな人になり…

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音楽が鳴れば歌い踊り狂い、晴天であることを認めたらスキップをしてしまう、そんな人になりたかった。

最近の記事

霊長類ヒト科として最適な生活を送る方法を考えていた

ついに頭がおかしくなったようなタイトルですが、正常だと思います、多分、一般的な社会で求められていることはできているかと思います。 最近色々見ていてやっぱり物事が複雑になっているからか、もともと別に見なくていいものもソーシャルメディアなんかを通して見えるようになったからからなのか、非常にストレスを感じている時間が多く、一度人生の基本に立ち返りよりよく生きるにはどうしたらいいのか考えるようになった。 人生の基本ってなんなんだ?っていう疑問にぶち当たった時に、結局「とりあえず生

    • 未来はボロボロでも何故か心は満ちる

      自分がこの状況でそこまで追い詰められていないからこそ言えること、つまりマリーアントワネットの戯言みたいなものなのだが、必死こいて何かをしなくてもいい・気をちょっと抜いても免罪符がある状況でわたしの心は非常に充ち満ちている。 やろうとしていたことは立ち消えた。葛藤していたこともなんとなく、まあいっか!という気持ちになっている。 そうするとどうだろう、あんなにギスギスと、稼がなければとか思ってた気持ちも少し緩んで、「定時で帰れるゆるめの仕事してさ、なんか穏やかな人と結婚して、

      • 人生の停滞に抗いたい

        人生が停滞し始めた。 わたしはだいたい2年前後で転職してしまう。理由は、飽きるから。得られるものがないから。仕事に慣れてくると対して頭を使わなくても仕事ができるようになる。そうするとわたしはいつも人生が停滞するという危機感を感じてしまう。 父は一つの職場で定年まで勤め上げた。わたしからするととんでもない夢物語にも聞こえる。60歳くらいまで一つの職場にいるって凄くない? 父はきっと一つの職場でずっと同じような仕事をしていたが、人生は止まらずにしっかりと時は流れた。今はリタ

        • ひねくれ者は恋をする

          知り合いに1人ひねくれ者がいる。 ひねくれ、という言葉はなんだか良い響きだなと思う。その人の性格をとても的確に表している気がする。なんと言ってもひねくれているのだ。 ひねくれ者は恋をした。 直接話しかけると好意を前面に押し出しているようで癪だったのか、ひねくれ者は彼女が話しかけてくるまで待った。 彼女は明るくて友達が多くて、おしゃべりだった。 ひねくれ者は彼女が飛びつきそうな話題をこっそり勉強して、それとなく知識を披露していた。彼女は日本の伝統文化に興味が深かったの

        霊長類ヒト科として最適な生活を送る方法を考えていた

          日本新ことわざ選手権第4回優勝作品「冷水か熱湯しか出ないシャワー」

          在宅中にも脳味噌を動かす試み、新ことわざ選手権(1人) ずっと家にいるので時間感覚がなく、あれっもう5月!?と慌てています。私はどう生きていけばいいですか? こっそり残っていた下書きを公開しておきます。新ことわざ選手権。 3位 冷水か熱湯しか出ないシャワー 0か100かの極端な選択肢しか取れないこと。「お前の選択はいつも冷水か熱湯しか出ないシャワーだよ。中道をいけよ。」 2位 TwitterループTwitterを閉じた瞬間にまた開いてしまうこと。転じて、意味のないこ

          日本新ことわざ選手権第4回優勝作品「冷水か熱湯しか出ないシャワー」

          日常は不変じゃないから、田舎を出て行きたかった頃の話をしよう

          家から出られなくて(厳密には必要なときには出られる)、Work From Homeになって随分経った気がする。最近は、在宅なのにやたらと忙しくて、「在宅なのに」というのはおかしいのだけど、なんか理不尽に感じている。家なのに忙しい!なんで!?と心が叫びたがっているんだ…。 最初はすぐに収まるだろう、日常に戻れるだろうと思ってたけど、もう少しかかりそうだ。 3.11が引き合いに出されることが多いけれど、こうして日常や親しんだ慣習、文化、価値観は無理矢理にでも変化させられるとい

          日常は不変じゃないから、田舎を出て行きたかった頃の話をしよう

          日本新ことわざ選手権第3回優勝作品「卵のシールも20年集められる」

          3位 背ベッドの陣油断するとすぐに足を取られるような局面であること。堕落への一歩が非常に近いこと。「今日の気分は背ベッドの陣だが、気を引き締めていきたい。」 2位 金曜日のハーゲンダッツ心が軽く達成感があり、幸せであること。例「プロジェクトは成功し、チームメンバーは金曜日のハーゲンダッツの面持ちで帰宅した」 1位 卵のシールも20年集められる一見誰も興味を示さないものでも、価値を見出す人が必ずいること。また、長く続ければ自分の資産となることの例え。例「卵のシールも20年っ

          日本新ことわざ選手権第3回優勝作品「卵のシールも20年集められる」

          日本新ことわざ選手権第2回優勝作品「自宅勤務でもタイトなジーンズにボディをねじ込め」

          はい、自宅勤務でも日常を楽しく生きるための日本新ことわざ選手権第2回(参加者一人)です。自炊をするしかないのでしていますが、非常に大変ですね。世の中の自炊をしている人たちは全員金賞です。すごい。 3位 防護服着て天ぷら揚げる慎重になりすぎること。 2位 魚を焼いた後の部屋にファブリーズあまり意味のないことの例え。  1位 自宅勤務でもタイトなジーンズにボディをねじ込め気を抜かずに体調管理を毎日しっかりすることが大切であるということ。 落選作品として、酒クズの生活を表

          日本新ことわざ選手権第2回優勝作品「自宅勤務でもタイトなジーンズにボディをねじ込め」

          日本新ことわざ選手権第1回優勝作品「オンライン会議に猫」

          リモートワークで鈍った頭を働かせ、日常に面白さを見い出すために一人で日本新ことわざ選手権を開催しようと思います。 3位: 解凍せずに肉を焼く準備が整っていないまま物事を始めると、よくない結果に終わりやすいこと。(ステーキ肉は当てはまらない) 2位: 排水口に被さるサランラップ非常に気づきづらい原因で物事がうまくいかない時のたとえ。 1位: オンライン会議に猫気が散って物事に集中できないことのたとえ。 今日はこの3つでした。なるべく毎日発見したいと思いますが、多分気が向

          日本新ことわざ選手権第1回優勝作品「オンライン会議に猫」

          心の中の中3反抗期男子がいつも「そーゆーのだるいわ」って言うの

          人のために、XXしてあげてる、というタイプの人を非常に冷たい目でみてしまう。人を助けたい。人の成長に寄与したい。そんなことを言われるとふーんと思ってしまう。 なぜこの書き出しをしたかというと、身の回りに非常に苦手な人がいてその人が何を言っても「ふーん」としか思えないからだ。困った。 「私は人を助けたい。その人が立派になれるように。」 そう言うのだ。 もちろん、今体を張って言葉通り「人を助けている」人や、本当に寄付や何かしらの支援を行なっている人に対してそう思うことはな

          心の中の中3反抗期男子がいつも「そーゆーのだるいわ」って言うの

          「変わらないこと」に固執するのを止めるために

          前の記事でコで始まるヴァイラス様による狂騒を外から見て、日本について述べたけど、もはや私のいる国も対岸の火事ではなくなって、みんな狂騒してる。 それでやっぱり日本はちょっと様相が違うなと感じた。 基本的に私が今いる国では、国に対する信頼がない。だから、結局デマがながれようが流れなかろうが、患者数が少ないうちからすでに買い占めが始まっていた。食料品と日用品を買い占める人が多く出てきた。幸いまだパニックとまでは行ってないが、スーパーマーケットの棚はがらんとしている。 現状に

          「変わらないこと」に固執するのを止めるために

          永遠の中二病な兄を持った私と義姉の話

          兄は中二病だ。だから大学で友達ができなくて2年も留年してしまった。 中二病にはいくつか種類があると思うのだが、兄の場合、オタクによくある闇の力を発動するタイプではなく、どちらかというと歴史・クラシックなどを好み、日本刀を振り回すタイプの中二病だった。和製にヨーロッパ要素が入った中二病だ。 だから、兄と喧嘩をすれば投げつけられるのはチャイコフスキーのCDケースだったし(大事なもんを投げるなよ)、兄が勉強中にうるさくしていれば日本刀の模擬刀を持って追いかけられたし(私は裸足で

          永遠の中二病な兄を持った私と義姉の話

          全部恋愛に持って行こうとすんじゃねえ〜!!!

          ヤマシタトモコ「違国日記」を読みながら、ああああ、となっていた。 ヤマシタトモコ「違国日記」5巻より 「彼氏いるの?」から始まって、いないといえば「えー、なんで?好きな人がいるとか?」、いるといえば「えー!どこの人?」。そもそもこのご時世、私にその話を振る前に"この人は本当に「彼氏」が必要な部類の人間なのか"ということを考えられる人は非常に希少だし、「今日は天気がいいですね」並みのお決まりパターンの会話なのだから仕方ないかもしれない。 まあ、私も仲のいい人に対してはこの

          全部恋愛に持って行こうとすんじゃねえ〜!!!

          「稼いだ方が偉い」の呪縛

          お金めっちゃ欲しい。この気持ちに根拠は特になかったが、私はずーっと1000万プレーヤー(貧乏人が想像できうる最大の収入)を目指してきたし、まあ残念なことに全く達成できてなく、半分もない。なんでやねん。 そろそろ収入アップのために転職しようかと思い、諸々見ているのだが、そもそもなんで私はこんなに稼がないといけないと思っているのだろうか、とはたと思ったのが今日。 別にタワマンに住みたい訳でもないし、シャンパンタワーがしたい訳でもないし、毎月リゾートに行きたい訳でもないし、月に

          「稼いだ方が偉い」の呪縛

          機嫌が悪いの出しちゃうヒト、沼に沈んで上がってくんなよ

          私のことです。 ご機嫌でいた方がいいに決まっている。 機嫌が悪くなっても、出さないようになるべく頑張っているものの、もう明らかにぶっきらぼうっぽくなってしまうのを自覚している。 不機嫌を表に出すヒトって嫌じゃない?もう仮にもねえ、大人なのにねえ、ま〜だぶすっとしてるんでちゅか?何か気に障りましたか?ごめんなさいねえ?みたいな気持ちになる。 しかし気づけば自分もそんなヒトになってきた。ちょっと気に入らないことがあるとすぐにマイナスなことを考えてしまうし言ってしまう。多分

          機嫌が悪いの出しちゃうヒト、沼に沈んで上がってくんなよ

          ちゃんとした社会に生きるヒト、生きていたヒト

          海の向こうから見る日本はとっても異様だ。自分が育ってきた国なのに、懐かしみ親しみを覚えるのは春の匂いとか、夏のジメジメとか、初秋のひんやりとした空気が混じった風とか、そういうのばかりで、今アレコレ右往左往している日本がなんだかとても異様に映る。 言葉にできない。見下しているとかではなくて、なんだか「えぇ、本当にわたしはソコで人生の大半を過ごせてたのだろうか」というような感じ。 異国に来てから、ああニンゲンって、シャカイってすごく適当だったんだって思った。いつだって100%

          ちゃんとした社会に生きるヒト、生きていたヒト