見出し画像

機嫌が悪いの出しちゃうヒト、沼に沈んで上がってくんなよ

私のことです。

ご機嫌でいた方がいいに決まっている。

機嫌が悪くなっても、出さないようになるべく頑張っているものの、もう明らかにぶっきらぼうっぽくなってしまうのを自覚している。

不機嫌を表に出すヒトって嫌じゃない?もう仮にもねえ、大人なのにねえ、ま〜だぶすっとしてるんでちゅか?何か気に障りましたか?ごめんなさいねえ?みたいな気持ちになる。

しかし気づけば自分もそんなヒトになってきた。ちょっと気に入らないことがあるとすぐにマイナスなことを考えてしまうし言ってしまう。多分、唇を尖らせて何か言っていると思う。

「お前は雰囲気が鋭い」と上司に言われたことがある。話しかけにくいんだそうだ。不機嫌じゃなくたって、シングルタスカーなので1つのことで精一杯になっているので周りの空気がトゲッとしてしまうのだと思う。トゲピーかよ。トゲピーってまだポケモンスタメンに入ってる?

こんな自分が嫌だ嫌だと思いつつも3年くらい経ってしまった。

原因は知っている。私はお姫様体質で、全てをコントロールしたく、予測不能なことに弱く、滞りなく進んでいないことが許せないのだ。

なぜこうなってしまったかわからないが、気づいたらこうだった。
不機嫌の治し方を検索してみたが、有効な打ち手は見つからない。

で、今Daigo(メンタリストの方)のyoutubeを流し見していたら、こんな言葉は耳に入ってきた。

「運がいい人は、好奇心が強い」

自分は最近運が悪いと思っていたから、その言葉を飲み込んで胃の中で混ぜ込んで、あー、好奇心が減っていた、とふと思った。

「自分は内向的で、一人遊びが好きで、社交的な場は疲れる、もうこういう人間なのだ」というのを受け入れ始めてから、もう外に出るのも億劫になってパソコンとだけ向かってこうして文章を書いている。前はもっと外に出て色々なヒトに会おうとしていたが、めっきりなくなった。

そして、自分から外に行かないと好奇心は刺激されないのだと知る。

Youtubeは相変わらず私の嗜好に合った動画だけを流してくれるし、Netflixも好きそうなやつをサジェストする。私に最適化された生活。余計なものが入り込む隙はない。

自分の予想していなかったものに出会う機会がどんどん減っている。例えばサジェストされた中にすごくいいものがあって、という出会いはたまにあるものの、不愉快なものに本当に出会わなくなった。ちょっと期待しながら開いたリンクでブラクラ踏んでた時代とは違う。

好奇心があって全てにワクワクできていたら、きっとうまく行かないことがあっても「おっこれからどうしようかな!?」「どんな打ち手で行こうかな?」と楽しめるのかもしれない。「あ〜めんどくせえ」とか言わないかもしれない。思いはすると思うが。

お目々をキラキラさせたい。不機嫌になりたくない。不機嫌になると体が重くて沼に沈むようだから。ヒトに好かれたいとかそういうのはもうどうでもいいけど、沼に沈みたくはない。

今年は沼を干上がらせよう。かんかん照りにしよう。PDCAはちっさく始めるのがセオリーだから、まずは明日笑顔で挨拶して朝を始めよう。それから一歩ずつ外に出て、友達を増やそう。行動範囲を広げよう。一人の旅も楽しむけれど、誰かとの旅も楽しんでみよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?