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シャケゼミの学級日誌

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社会教育を学び続ける「還流する変態集団」の学級日誌。変態集団の冒険は止まらない!
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飛行機雲と飽和水蒸気量と学びのカンケイ

飛行機雲と飽和水蒸気量と学びのカンケイ

すっかり秋らしくなった空。そこにしゅっと伸びる一本の飛行機雲。

「飛行機雲ってなんでできるの?」と聞かれて、分からなかったので早速ネットで調べてみた。いくつか理由があるらしいのだが気になったのはコチラの理由。

直感的にこの「飽和水蒸気量」という言葉と、「社会教育」や「学び」が繋がりそうな気がした。

「空気」≒「学びの場」
「温度」≒「場の熱量」
「学び」≒「水蒸気」

こんな感じで置き換えて

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"地域内越境"という"のびしろ"について

"地域内越境"という"のびしろ"について

この週末に、お世話になっている先生と先輩にくっついて、福岡県田川市にある畳屋さんにお邪魔した。

ひと言でいうと、すごい世界を見せてもらった。畳、い草農家、循環、そして、生き方や在り方まで。こんなに近くに、こんなに広い世界の入り口があったとは素直に驚いた。

自身の常識とは全く異なる常識に触れることで、自身の常識が揺さぶられる。その経験が、自身の知見を広めることや、在り方をアップデートしていくこと

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なんで、シャケ?

なんで、シャケ?

 私たちは、約半年間「シャケゼミ!」で学んできた。なんでシャケ?と思った方々も多いだろう。私も始めは「シャケゼミ?」の状態からスタートのゼミ生活だった。せっかくなので解説しておこうと思う。

 私たちシャケゼミは、「還流」、「混ぜる」をキーワードに探究してきた。なんと!?、この2つのキーワードのダブルミーニングにになっていたのです。さすが、われらが豊田さん!!

 1つ目のキーワード「還流」では、

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シャケゼミFinish&Start

シャケゼミFinish&Start

2021年7月17日、超ロングオンライン講義で幕開けしたこの講習もあっという間に半年が過ぎ、昨夜、最終ゼミを終えた。そして今週末には全ての講義が修了する。

昨夜のゼミでは、メンバーそれぞれが個人プロジェクトの最終発表をしたのだが、メンバー誰もが「これからがスタート」と口にしていた。

選挙演説かのように、「ここからがはじまりです!共に未来を創っていきましょう!」と熱く語ってくださったメンバーもい

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八風吹不動

八風吹不動

不思議な縁で我が家に一本の掛軸がやってきた
私が生まれた年に遷化された老師さまが揮毫したものである

八風吹不動(はっぷうふけどもどうぜず)

八風? 俺、松フーだけど(違うか)

あらためて意味をググってみると
まず、心を揺さ振る外からの声を八つの風に見立ててとある

こうありたいと欲する四つの欲、四順(しじゅん)
利 得したい
誉 褒められたい
称 称賛されたい
楽 楽したい

避けて通りたい

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社会教育士は「つなぎなおす」

社会教育士は「つなぎなおす」

地域の中で仕事をし、
家庭の中で働き方、生き方を伝えてゆく

かつては当たり前のように一つながりだった、
地域、仕事、教育、家庭が、
今やことごとく細部に分断され、
それぞれの領域には、
目には見えない忖度の壁がそそり立ち、
過敏に監視され、
少しでも領空侵犯しようものなら、
立ちどころに撃ち落される。

そんな息苦しい社会構造が、
今、音を立てて変わり始めている。
急激な時代の変化の到来だ。

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「シャケゼミ!」ってこんなゼミ(ざきさん編)

「シャケゼミ!」ってこんなゼミ(ざきさん編)

※令和3年度 島根大学 社会教育主事講習(地域教育魅力化コーディネーター育成コース)のシャケゼミに関連するnoteです。

「シャケゼミの学級日誌」がついに始動!
ということで、まずはゼミのメンバーそれぞれから、「シャケゼミってこんなゼミ」をテーマに日誌を書き出していきたい。

私から見たシャケゼミの特徴は、厳選すると以下の3つだ。
 1. シャケゼミは、"変態"である。
 2. シャケゼミは、"

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シャケゼミ!という変態集団とともに

シャケゼミ!という変態集団とともに

島根大学の社会教育主事講習(社会教育士講習)の中で、「還流」を合い言葉に集まったゼミが「シャケゼミ!(還流ゼミ)」だ。
数多くある社会教育主事講習の中で、おそらく最も多様な人たちが集まっているのが、この島根大学で開講されている講習で、その中でも(自称)最も多様なメンバーが集まっているのがこの「シャケゼミ!」だと思っている。

僕はよくホメ言葉として「変態」という言葉を使う。
普通ではない、ひと癖も

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