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母は監督官 ~冬休み宿題ラッシュ到来~

もはや長期連休の風物詩ともいえる宿題の嵐。
宿題の量が少なくなったと言われるこのご時世で、まだまだ我が子の学校では宿題が健在だ。

思い返してみれば、私は宿題は後回し派であった。長期休暇の間も母は仕事で昼間は不在で、祖母も別の部屋にいた。
なので、ほぼ放置子状態で好きな事し放題。宿題なにそれ知らない状態の出来上がり。
それでも学習系の宿題はさっさと終わらせていたが、作文やポスター等の面倒なものは後回しにしていた。そして長期休暇の最終日に母に叱られながら宿題を終わらせていた。優等生以外はみんな宿題後回しが当たり前ではなかったのか、と思い夫に聞いてみれば、早く終わらせるのが当たり前だったそうだ。マジか。

私にそっくりな「やりたくないこと後回し」人間の我が子。これは危機到来か。我が子は私の二の舞になる。そう思ったのは、長男が小1の夏休み前の事だった。

以前、何かの本で読んだ「宿題カレンダー」なるものを思い出し、早速長男と一緒に作成。主婦時々在宅ワーカーの私という最高の反面教師・・・いや監督員がいるのだ。絶対に失敗はしない。
そして見事、夏休み後半は毎日の健康記録とお手伝い表だけ、という輝かしい結果を残した。サポートを完璧にやり終え、自分の負の思い出さえ輝いているように思えた。

そしてついに今回も始まった冬休み。
初日ともいえる終業式の午後、早速宿題カレンダーを作成した。

カレンダーの裏紙に私が冬休みのカレンダーを作り、外出の予定等を伝えると、それをまず書き込んだ。兄の方は自分で判断して、休み明けの漢字テストのために漢字の宿題は1月に回し、算数の宿題を12月に書込み、終了。さすが、慣れたものだ。

さて問題は、弟の方。
兄の担任の先生よりも厳しい先生のもと、兄よりもたくさんの宿題が出ているのだ。不憫な。
兄の方は宿題をやらなくても良い日が5日以上あるのに、弟の方は間に合わないくらいだ。予定のある日は宿題をしなくても良いようにと設定した結果、毎日兄よりもたくさんの宿題をする予定表が出来てしまった。
がんばれ息子よ。・・・私も頑張れ。

終業式の日に、学校から
「風邪に気を付けて、楽しい年末年始をお過ごしください」
というような学級通信が来ているのに、この宿題の量では楽しい年末年始は送れない。
もちろん宿題ゼロでは休み明けの頭もゼロに陥りそうなので、それはそれで悩ましい限り。

小学校の宿題は親の宿題でもある。弟も入学して、その量は倍になった。
目を離せばすぐに喧嘩か別の事をし始める未熟な小学生。叱らずに見ていられるようになる日は来るのだろうか。

長期連休の監督員の仕事は始まったばかりである。(誰か私に精神負荷手当かお給料下さい)


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