メザニン広報室

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メザニン広報室

株式会社リカレントが運営するカウンセリングプラットフォーム【mezzanine】の公式noteです。カウンセラーと一緒に記事を作っていきます。こちらから行なう「スキ」は作者さんへの応援です。 サービスサイト▶︎http://s.recurrent.co.jp/mezzanine

マガジン

  • 特集:「聞く」こと

    話を聞く。集団で生活し、社会を構築する私たち人間にとって必要不可欠な行為であり、日常的にやっているはずの営みですが、これがまた難しい。 「なんで私の話を聞いてくれないの?」「話聞いてた?」「聞く気ないでしょ」 話を聞くプロは、どうしているのでしょうか。

  • カウンセラーインタビュー

    メザニンで活躍する臨床心理士や公認心理師など、様々なカウンセラーに広報室スタッフがインタビューした記事をまとめています。

  • 幸村カウンセラーのQ&A

    メザニンのカウンセラーが心にまつわる疑問に答えます。 また、カウンセラーに質問することもできちゃいます!

  • 【読書案内】by広報室スタッフ

    月に一度、mezzanineの広報室がテーマを決めて書籍を3~4冊紹介します。簡単な内容から学術的なものまで、できる限り幅広く扱うことを心がけます。

  • 【コラム】心理カウンセリングをひらく

    シリーズや連載を意識せず、縦横無尽に心理カウンセリングに関係する話を集めます。

最近の記事

  • 固定された記事

はじめまして、メザニン広報室です。

mezzanineとは?mezzanine(メザニン)は、予約から心理カウンセリングまで、すベてがオンラインで完結するカウンセリングプラットフォームです。 カウンセリングにはWeb会議ツールZoomで参加することができ、臨床心理士や公認心理師といった専門資格を保有したカウンセラーのみが登録しています。 さて、私たちのサービス名「mezzanine」。 初めて目にする方も多い言葉だと思いますが、ロフトやスキップフロアと同じく建築の用語で、「中二階」を意味します。 心の健

    • 共に悩み、共に考える:佐々木 隆嘉(臨床心理士)

      「INTERVIEW」では、カウンセリングプラットフォーム「メザニン」のカウンセラーに広報室からインタビューを行い、その”人”を掘り下げます。 パイロットへの憧れ、挫折の経験と深く自身と向き合う時間を経て臨床心理士へと進んだ佐々木カウンセラー。 心理の現場に立ちながらも、その最前線で悩み、考えていることについてお聞きしました。 なりたいものになれないと分かった学生時代—— 佐々木さんが心理士を志した理由を教えてください。 ある時、たまたま心理学の本を手に取ったことがあっ

      • 【Q&A】上手くいく自信がなくなってしまった時は?

        ご相談ありがとうございます。 心理カウンセラーの幸村奈未子です。 あなたの文章を読みながら、前向きに仕事に取り組んできたにもかかわらず、なかなか評価されなかったり、人間関係で苦労されていることが、これからの不安と自信喪失の気持ちとして伝わってきました。 まず、しっかりと休養はとれていますか? 身体が疲れていると、それだけでネガティブな思考にとらわれやすくなります。 これまでの積み重ねで、実はあなたが思っている以上に身体も消耗している可能性があります。まずは身体を休めるこ

        • 紆余曲折のキャリアと、支援者の線引き:大田 仁美(精神保健福祉士)

          「INTERVIEW」では、カウンセリングプラットフォーム「メザニン」のカウンセラーに広報室からインタビューを行い、その”人”を掘り下げます。 今回は大田 仁美カウンセラーです。 現在は精神保健福祉士の資格を持ちながらカウンセラーとして働く大田さんですが、そのキャリアの始まりは雑誌編集。 一体どんな経緯を経ていまに至るのか、そして福祉と心理のどちらも知る大田さんならではの「境界線」について、話は広がりました。 芝居〜雑誌編集〜福祉のキャリア——大田さんのカウンセラーになる

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        はじめまして、メザニン広報室です。

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        • 特集:「聞く」こと
          2本
        • カウンセラーインタビュー
          9本
        • 幸村カウンセラーのQ&A
          8本
        • 【読書案内】by広報室スタッフ
          8本
        • 【コラム】心理カウンセリングをひらく
          6本
        • 映画で学ぶ心理学
          4本

        記事

          【Q&A】継続して行動するための6つのポイントをご紹介します

          【A】 ご質問ありがとうございます。 メザニンで心理カウンセラーをしている幸村です。 毎年目標を掲げて頑張ってこられたんですね。 とても向上心があり、成長意欲に溢れた方なんだと感じました。 自分を変えるためには、まずは行動から。 とても大事な考え方ですね。 ただ、理想や目標を掲げることはやる気につながる一方で、現実とのギャップを目の当たりにしてしまい、逆に自信を失ってしまうこともあります。 軌道修正のポイントと、行動継続の秘訣についてお伝えします。 1. 理想や目標

          【Q&A】継続して行動するための6つのポイントをご紹介します

          なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか?

          「仕事」。 誰もが、何かしらの職務や業務を負って生きている。 それゆえに仕事にまつわる心身の不調は、私たちと切っても切り離せない。 私たちはなぜ、仕事に対してナーバスになったり、燃え尽きてしまうのだろうか。 私たちの心の状態と生活はつながっている。 今回は心理ど真ん中ではなく、その周縁を覗く2冊を紹介します。 ジョナサン・マレシック『なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか』(青土社) バーンアウト、日本では「燃え尽き症候群」と呼ばれるものに着目した1冊。 筆者は大学教員に

          なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか?

          心理士はどんなトレーニングを経てプロになるんですか?

          資格の意味というか、「凄さ」ってよく分かんないですよね。 何かを学んで身につけているから資格を持っているわけですが、何を学んでいるのでしょうか。 勝手に「カウンセラー」を名乗っている人と、何が違うのでしょうか。 ということで、メザニンの臨床心理士に聞いてみました。 ズバリ、どんなトレーニングを積むことで、プロの心理士になれるんですか? 回答してくれた人 心理学部に入学してすぐ学部生の前半は、座学がメインです。 心理学の歴史や、様々な心理学派について、誕生からどのような

          心理士はどんなトレーニングを経てプロになるんですか?

          #6 「理解者」になること:大野りりこ(臨床心理士)

          ー 大野さんのカウンセリングとの出会いを教えてください。 中学生のとき、体調を崩した時期があって、カウンセリングを受けてすごく良くなったという経験がありました。 私の症状は拒食症でした。 そしてちょうどカウンセラーの先生も私と同じような過去を持っていらっしゃったことを、3回目のカウンセリングの時に先生が打ち明けてくださったんです。 私の症状について分かってくれる、理解者がいるんだと気づいてから、症状自体は良くなっていきました。 そういう経験があって、中学2年生の冬ぐら

          #6 「理解者」になること:大野りりこ(臨床心理士)

          【データで読み解く】社会人は、どんなストレスを職場で抱えているのか?

          こんにちは、オンラインの心理カウンセリングプラットフォーム「mezzanine(メザニン)」です。 メザニンでは色々な悩みに対して、心理支援を提供しています。 その中でも一定数ご相談いただくのが「仕事のストレス」です。 一日のうちでも長い時間を過ごす職場では、人間関係や業務内容の悩みなどの複数の要因によってストレスを感じやすくなります。 そうした悩みを打ち明けたり相談する時、家族・友人に次いで相談相手に選ばれやすいのが「上司・同僚」です。 私たちのような専門家組織であ

          【データで読み解く】社会人は、どんなストレスを職場で抱えているのか?

          #5 「柳のようにブレる、折れないために」:酒井 真純(精神保健福祉士)

          ー 酒井さんと心理学の出会いを教えてください。 小さな頃から人の役に立ちたいという思いがあって、最初は看護師になりたかったんですが両親からは反対されてしまい、親の勧めで看護とは関係のない短期大学に入ったんですね。 でも、やっぱり面白くなくて。 当時、その大学では心理学科がすごく人気だったんです。 人気なら行ってみようかな、という単純な気持ちで2年次に編入しました。 学費が新たにかかるので父は嫌そうでしたけれど、最後は「しょうがない」という感じでしたね。 ー その後は心

          #5 「柳のようにブレる、折れないために」:酒井 真純(精神保健福祉士)

          ウェルビーイングを考える

          「持続可能性」や「ソーシャルグッド」など、良いのは分かっているけれどなんだかふわっとした言葉たち。 「ウェルビーイング」も、その一つではないだろうか。 コロナ禍を経て、社会的な正しさというものに改めて疑惑の目が向けられてもいる。 正しさの追求が、時に人々の生活に良くない影響を及ぼすということを私たちは知ってしまった。だからこそ、考えてみたい。 ドミニク・チェン、渡辺淳司『ウェルビーイングのつくりかた』(BNN) SDGsと並び、バズワードと化した感のある「ウェルビーイン

          ウェルビーイングを考える

          #4 「こうなりたい」に向き合い、付き合っていく:平井 綾乃(臨床心理士)

          ー まずは平井さんと心理の出会いやきっかけを教えてください。 小さな頃から些細なことで悩みやすい性格だったんですけれど、私以外の家族はすごく楽観的な人たちで、なかなか話を聞いてもらえませんでした。それが出発点だったと思います。 悩み事を一人で抱えるしかない、そんな人たちの役に立ちたいと思うようになったことがきっかけでした。 高校生の時の自分の悩みが一番深かったんですよね。 いま思えば大したことない悩みかもしれないですけれど、「自分は平凡だな」という悩みがずっとあったん

          #4 「こうなりたい」に向き合い、付き合っていく:平井 綾乃(臨床心理士)

          嘘の背後に隠される、私たちの本当の気持ち:映画『ディア・エヴァン・ハンセン』

          臨床心理士の冬木カウンセラーによる「映画で学ぶ心理学」シリーズ。 有名作品から、知る人ぞ知る作品まで、様々な映画作品をテーマに心理学を探索します。 ▼冬木カウンセラーのカウンセラーページはこちら あらすじ 皆さんは「嘘をつくこと」「嘘をつかれること」について、どのように考えていますか? 今回紹介するのは、2021年にアメリカで公開されたミュージカル映画『ディア・エヴァン・ハンセン』です。 主人公は、社交不安障害とうつ病と診断され、精神科に通いながら、友達もなく、母にも

          嘘の背後に隠される、私たちの本当の気持ち:映画『ディア・エヴァン・ハンセン』

          コロナという厄災下の「家族」と、その訂正可能性を探る

          今月のテーマは「家族」。臨床心理学と哲学の2方面から、それぞれの分野の実践者の論考を追ってみたいと思います。 信田さよ子『家族と厄災』(生きのびるブックス) 臨床心理士の信田さよ子さんによるエッセイ集。Web連載された原稿をまとめたもので、いずれも2020年以降、つまりコロナ禍で書かれたものだ。 未知の感染症を前にして、世界中で外出は禁止とされ、他者と接触する機会は大きく減少した。日本も同じく外出の自粛が、地方自治体や政府から発出されることとなった。 その結果、家族が一

          コロナという厄災下の「家族」と、その訂正可能性を探る

          【Q&A】気楽に人と関わるには?

          QAご質問ありがとうございます。 メザニンで心理カウンセラーをしている幸村です。 人と関わる時に、お互いに思いやりや配慮を持ちながら、ある程度気配りをすることは、円滑な人間関係の大切なエッセンスになりますね。 ただ、必要以上に気を使って相手の反応ばかり気にしていると、言いたいことが言えなくなって我慢することが増えたり、その場を楽しむ事が難しくなったりと、人と関わるのが億劫になることがあるかもしれません。 あなたが人と関わりにくいと感じる背景には、「相手に嫌われたらどうし

          【Q&A】気楽に人と関わるには?

          #3 現実を受け入れて、生きていく。そのための心理支援:大坪 政也(公認心理師)

          ー 心理師を目指そうと思ったきっかけを教えてください 埼玉生まれなんですけど、父親の仕事の都合で3歳から12歳までは西ドイツのハンブルク州にいました。まだドイツが西と東に分かれていた頃です。 ドイツと言ったらテクノですよね。日本でYMOが流行る前に、僕は学校の授業でクラフトワークの音楽で踊っていました。 そして、中学生になって日本に戻ってきた時に、本格的にローランドのシンセサイザーを買って、冨田勲とかYMOの影響を受けながら色々と音作りを始めるんです。 試行錯誤をする中で

          #3 現実を受け入れて、生きていく。そのための心理支援:大坪 政也(公認心理師)