りぴーと

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つまらないかも?読者はあなたではありません。

つまらないかも?読者はあなたではありません。

noteの連続投稿を始めて200日以上が過ぎた。 「さて、何を書こうか。」 noteを書いている人なら、一度は、いや度々思うことだと思う。 私は日課のようにそう思っている。 200日中160日くらいはそう思っていたかもしれない。 そして誰もが思う「何を書こう」よりは頻度は低いかもしれないが、時々こんなことを思わないだろうか。 「この話、別に全然面白くないな。やめようか。」 何度”私は面白おかしいことを書くためにnoteをやっている愉快な人になりたいのか、いや違う”と

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忘れ去られた木

忘れ去られた木

この木は、日本人にとってなくてはならない木でしたが、皆様ご存知でしょうか。 ノリウツギと言って、あじさいのような花を咲かせます。 今では僕らには、全く見向きもされませんが、かつて和紙を作るとき、この木の枝を叩いて粘り気を出し、和紙のつなぎにしていたようです。 その和紙に人々は文字を書き、気持ちや情報の伝達をしていました。 いまでは、ノリウツギは、見向きもされませんが、かつて、そのようにして、人々を支えていたそんな木なのです。

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【餃子メシ】カルボナーラ研究所

【餃子メシ】カルボナーラ研究所

実は私は国立カルボナーラ研究所の所長兼研究員である。 なんてものはもちろんなくて、ただ子供の頃からカルボナーラが大好きだった私の、これまでに最適解を探し、様々なレシピを参考に山ほど作ってきた研究活動についてお話をしましょう。 ボウルに卵液を作っておき、茹でたパスタを焼いたベーコンと和え、温かいうちにボウルに入れて余熱で仕上げる方法が失敗もなく気に入っていた。それこそ子どもの頃でも失敗なくできたので簡単間違いないやり方だと思う。 フライパンで仕上げるやり方では、どうしても

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夜明けまで待てない

夜明けまで待てない

祖母が亡くなった日、関東は平年より少し早く梅雨があけた。お通夜の当日、今までの曇り空をもう思い出せないぐらいの夏空だった。入道雲と、田んぼの緑と、山奥から小さく聞こえる蝉。タクシー待ちの行列の、高校生の黒い肌。田舎の夏と喪服はミスマッチじゃないなと斎場に向かうタクシーの中で思った。棺桶に入った祖母はきれいにお化粧を施されていた。もう会えないという寂しさは、どうしていつもさざ波のように後から押し寄せてくるのだろう。 従姉妹と姉の子供達はお経を読み上げるお坊さんの後ろで思い思い

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【椎名林檎の歌詞を口ずさむ夜、私の衝動は静かに眠りにつく】

【椎名林檎の歌詞を口ずさむ夜、私の衝動は静かに眠りにつく】

椎名林檎の『本能』をリピート再生している。出だしの歌詞にぎゅっと心を掴まれたのは、もう何十年も前のこと。はじめてこの曲に出会ったのは10代の頃で、当時の私には歌詞の本当の意味は理解できていなかったように思う。 先日友人との会話のなかで、「椎名林檎」の話題が出た。それをきっかけに幾つかの馴染みの曲を改めて聴きなおしたところ、今の自分の心情に最も寄り添ってくれたのがこの曲だった。 どうして歴史の上に言葉が生まれたのか 太陽 酸素 海 風 もう充分だったはずでしょう 『本能』〜

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短編小説 『誰が殺したクック・ロビン』

短編小説 『誰が殺したクック・ロビン』

誰が殺した クック・ロビン それは私よ スズメがそう言った 私の弓で 私の矢羽で 私が殺した クック・ロビンを──── Beth  誰があの子を殺したか、って?  そう聞けば、「あたしが殺した、可哀想なあの子を」とでも答えるとでも思ったのかな、刑事さん?  なに、変な節回しだって? あら嫌ね、知らないの? マザー・グース。イギリスの童謡。有名よ。それなのに……本当に知らない? ふうん、刑事って無教養なのね。小説とかに出てくる警察は教養に富んだ人が多いってのに。それとも、

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誰かにとっては悪で、誰かにとっては善で。

誰かにとっては悪で、誰かにとっては善で。

それぞれが持っている善人、悪人の性質について。 最近、『自転しながら公転する』(著:山本文緒)の小説を読んだ。 ストーリー的には、結婚適齢期のある女性の人生を仕事、恋愛、親、と大まかに3つの内容で描いたものだった。 その小説の中で一番印象に残っていることでもある「善悪のジャッジ」についてをここでは話していきたい。 それを考えるキッカケになった内容の、一部あらすじを紹介する。 主人公の恋人は、元ヤンチャをしていたタイプで人として不安な部分もあったが、 震災のボランティアに参

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生きるために食べるためにつくる、を教えてくれた本

生きるために食べるためにつくる、を教えてくれた本

 料理は、私にとって趣味以上のものだ。息をするのと同じくらい、自然なこと。それでいて神聖で特別なこと。食材に触れる、切る、焼く、煮る、揚げる、全ての動作にパワーがみなぎる。  いつからそうなったのだろう。もともと、料理の手伝いをすることが好きだった。母は私が小さい頃から抵抗なく台所仕事を教えてくれたし、そのおかげで家庭科の授業ではいつも褒められた。でも、本当の意味で「料理をしたい」と思うようになったのは、たぶん高校を卒業してからだ。  きっかけには、心当たりがある。「人生

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最強の沈黙

最強の沈黙

もはや私の育ての親、 拝啓 あんこぼーろさんからヒントを頂いたので、こちらの内容も深堀させて頂きます。 元ネタはこちら。 2010年、私は初めてのインド旅行へ行った。 3か月の滞在予定で、その後半は、リシケシで哲学の勉強をした。 前半は、なるべくがっちりプランを決めずに、なるべく後悔しないようにいろんなところへ行こうと思っていた。 コルカタの日本人宿に泊まった時に、だいぶインドを周った男の子が、 「あ、絶対好きそうな場所があるよ」 と教えてくれたのが、オーロヴィ

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第二十三話 夏のサングリア

第二十三話 夏のサングリア

暑い季節がやってきましたね!冷凍フルーツで簡単冷たいサングリアはどうですか?その場で作るカクテルなのでお手軽ですよ♪夏バテを乗り越えましょう~。次回の更新は8月6日(金)です。よろしくお願いします。

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