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拝啓 Hカウスコ様

お元気ですか。
カウスコの子供が生まれたと聞いた時は、
驚きました。

大人の階段、爆あがり。
一気に50段くらい駆け上がるあなたを見て、嬉しさと驚きとおめでたたさと少々の焦りなどを感じました。

同時にカウスコの血筋がこの世に1人増えたと思うと、日本の未来はまだまだ明るいと感じます。

渋谷で最後に飲んだ日、地球の歩き方をわざわざ持って来て、インドの説明をしてくれてありがとう。
あれ持ってくるの相当だるかったでしょう。
旅への熱量を感じました。


インドは行った方がいい。
ベトナム卒業旅行の時に、
カウスコに言われてから今でもずっと心に残っています。
まず、何でインド?からはじまり、

とんねるずの細かすぎてで、オラキオがインド映画をネタにしていて、お笑い要素的なものが強い所なのだと思っていました。


しかし、普段あまり感情を表に出さないカウスコが熱心に写真を見せては話をする。
本を紹介しては話をする。

僕も実際に本を読む。
人から聞く。

インドは行った方がいいかもしれない。
その気持ちが段々と強固なものになり、今に至っています。ありがとう。

僕もインドの土を踏む事になりそうです。

さて、ベトナムのハノイで僕は1週間を過ごしました。
彼らの客引きは、僕の心を揺さぶります。

会話に応じてはいけない。
一度応じれば、負けです。

彼らのケータイのホーム画面は必ずと言っていいほど子供の写真、家族の写真になっています。

エッチなお店の客引きも、
バイクタクシーも、屋台のおばさんも
僕の見る限りでは全員子供をホーム画面にしています。

彼らのやり方はどこ出身?からはじまります。
ジャパン。と答えると日本人!オー最高!
と言うような事を言い握手します。

また、何人兄弟?何人家族?
と聞いてくるので、答えます。
こちらもあなたは?と聞きます。
すると、おじさんは何人息子がいて、娘がいて
と説明します。ケータイ画面で家族を紹介してきます。

たったそれだけですが、なぜだかこのおじさんのことをよく知っている。
そのような感情に陥ります。

子供を食わせる為に日本からやってきたエッチなトーヨージンをエッチなお店に連れて行く。

これを命をかけてやっているのですね。
子供のために。だから粘り強い。

そしてきっと日本人はエッチ系の誘いが弱い。
と思われている。
こいつらおしたらイケる。
そう思われていることも知りました。

彼らが日本で営業をやったら、いい成績を残せるのではないか。
そんな事も考えました。

俺はバカンス旅行しに来てんじゃねーんだよ!
と思っていたら、いつの間にか、見るだけ0円に心動かされ、見たら出れなくなり、、

何十杯ものフォーを食べられるお金を一夜にして使ってしまいます。

僕は愚かです。
これで3ヶ月とかで帰ってきたら殴ってください。

最近は客引きには力強くNo!と言うようになりました。
心を傾けるとやられます。

ハノイはこれでもまだ落ち着いている方だと聞きました。
ダナン、ホーチミンに入ったらどうなっているのか。

最初の街がハノイで良かったのかもしれません。

また、お手紙を書きます。
それでは、お子さんによろしく。

お土産は買えないかもしれないけど
(荷物がかさむから。という言い訳を添えます)
お子さんが話を聞けるようになったら
お土産話をプレゼントさせてくださいませ。

敬具
ps.お店で会ったのは、日本語を話せるベトナムの女の子でした。日本人かっこいい。だそうです。嬉しい。チップも払わされました。商が上手です。悔しい。

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