tanto tanto

ブラジル音楽好きなもうすぐ還暦のおばさん。 今まで普通にできていたことが、少しずつでき…

tanto tanto

ブラジル音楽好きなもうすぐ還暦のおばさん。 今まで普通にできていたことが、少しずつできなくなってることに 年齢を感じ始めて戸惑ってる。 これまでの繋がりから解放された場所で新しい自分を見つけていきたい。

最近の記事

トンネルから抜けた

人間の感情って本当に制御不能なんだ、と実感した3か月。 まさか自分がうつ状態に陥るとは思ってもいなかった。 とはいえ、火種はずっと前から そう、世界が未知の感染症のせいでそれまでの生活が一変してから 始まっていたみたい。 私にとっては、仕事と生きがいを突然奪われ それでもその状態を何とか打破して 前向きに生きようと必死でもがいてた日々。 心を病んでる暇なんてない、と思ってたし 自分なりにうまくやり過ごしてたと思ってた。 違ったんだね~。 少しずつ前の生活に戻りつつある最

    • balanço! 展覧会 岡本太郎

      まだ建設中の頃からずっと行きたかった 大阪中之島美術館。 ようやくうだるような暑さの中行ってきました。 現在の展示は岡本太郎画伯。 私は勝手に岡本太郎展が特別展で 他の常設展もやってると思い込んでいたら 展示は岡本太郎のみでした。 想定していた時間より ずっと早く会場をまわれてしまったので その後の予定が狂ってしまったのはご愛敬。 私の岡本太郎さんの印象は 子供の頃にテレビのコマーシャルで観た 「芸術は爆発だ!!」のかなりおかしなおじさん。 極彩色でデフォルメされた作品は

      • やらなきゃ、より やりたい、を選ぶ

        またコロナの感染者が増えてきてる。 第7波らしい。 去年からコロナ関係のバイトをしてるんだけど 一旦6月末で区役所の仕事は終了しました。 もしかしたら、また感染者の増加に伴って 業務も復活するかもしれないけど 私の気持ちとしては、もういいかな、という気がする。 コロナがこんなに蔓延しなければ 今頃私は、以前と同じ仕事を、以前とは別の会社でしていたはず。 そして、今までと同様定期的にライブして、 毎日毎日サンバばかり聴いて、歌って、叩いてたはず。 今も変わらずサンバは私の近

        • 巡り巡って

          ピーターラビット展に行ってきた。 ピーターラビット、好きだった? いえいえ、全く(笑) 推しの洸平くんが音声ガイドをしているので それを聴くために行ってきた(笑) 我ながら、どうしちゃったんだーー!って感じだが 今はそれが楽しいのよ。 で、ピーターラビットがどうだったか、というと。 これがもうとっても可愛くて、 洸平くんの優しい声と相まって すっかり癒されまくってしまった。 多分、私が子供の頃はまだそんなにポピュラーじゃなかったよね。 調べてみると、キューピーマヨネー

        トンネルから抜けた

          一つ歳を重ねて

          梅雨ですね。 雨は好きではないけど、梅雨生まれなのです。 今年もひっそり誕生日を迎えました。 何年か前に、FBの誕生日を非公開にしてから しみじみ自分だけで祝えるようになりました。 今年はたまたま土曜日だったので 家族とステーキハウスでお食事したのだけれど あまりに高額だったので 自腹きってしまいました(笑) 不思議なもので、自分が稼いだお金を使うことには そんなに罪悪感は感じないけど 奢ってもらうこと、 特にそんなに余裕ありそうじゃない人に奢ってもらうのは 罪悪感いっぱい

          一つ歳を重ねて

          待ちに待った…

          GWが終わった。 今年は10連休。 元々週3日しか働いていないから連休というのもどうかと思うけど(笑) コロナ禍になって初めて制限無しの連休、ということで 友人たちと1泊旅行や、大人数でワイワイ騒いだり マスクこそすれ、行動は殆どコロナ前に戻った感があった。 本当に久しぶりに何時間も笑って、しゃべって、歌った。 間に抗原検査を受けたりして、その辺はさすがに以前とは違うけど それでも、毎日、生き返った気分になった。 ところが、全ての予定を消化して一人になると、 何だろう?

          待ちに待った…

          ドラマに夢中

          コロナ禍で今までと変わったことの一つが テレビを観る時間が多くなったこと。 それまで平日のお休みの日には 少し遅く起きて、のんびり朝食をとって PCをつけて、Youtubeでブラジルの曲を探しまくるか Walkman聴きながら、新しいサンバを覚えて歌うか とにかく暇さえあれば、音楽を聴いていた。 そして、夜は飲みに出かけたり ライブ、リハ、ホーダに行ったりして ゆっくりテレビを観る時間はなかった。 それが、自粛生活で家にいる間 一日中テレビをつけてる。 なんだかテレビで誰

          ドラマに夢中

          知らない世界がまだまだたくさん

          今月から新しいバイトが始まってる。 コロナがまさに始まる月に退職をした私。 次は飲食関係の仕事に就こうと思っていたのに 求人どころか、お店が次々休業したり廃業したりしてしまった。 次の仕事も見つからず、とりあえずの専業主婦生活となった中 連日ニュースで病院や保健所の逼迫が伝えられてて 何もしていない自分がなんだか恥ずかしい気になって 自然とコロナ関連の仕事をするようになった。 最初はワクチンセンターの相談窓口。 次に保健所の出先機関での入力業務。 いったん感染者数が落ち着

          知らない世界がまだまだたくさん

          歌うこと。愛を伝えること。

          先日久しぶりのライブだった。 コロナになってからの3年で お客様に来ていただくライブは、なんと3回目。 月に何本もライブをしていた頃から考えれば もう歌をやめた、に近い状態だ。 思い起こせば 30歳を過ぎて、当時つきあっていた人と別れて それまで結婚とか恋愛とかに振り回されてた自分が嫌になって これからは自分の好きなことだけやっていこう! と始めたのが歌だった。 元々歌うことが大好きで 中学、高校時代は昼休みに教壇でモップをマイクの代わりにして ピンクレディーや聖子ちゃん

          歌うこと。愛を伝えること。

          現実逃避は推しの力で

          コロナ禍以降、自分の周りの環境が変わりすぎて 辛い思いをすることが多い。 最初は誰もが同じだったけど、 次第に、コロナ以前とあまり変わらない人たちもいることに気づいた。 その人たちと私は同じ場所にいたはずなのに いつの間にか自分だけ取り残されてるような気がして そのうち、SNSを見たり発信したりしなくなってた。 その代わりに、何年かぶりに推しのタレントができて もっぱら彼のSNSやYoutubeばかり眺めている。 見目麗しい彼の姿を見てるだけで、 声フェチの私を唸らせる美声

          現実逃避は推しの力で

          春が、くる

          3月になってまたぷー太郎に戻った。 しなきゃいけないことは特にないから 観るともなくTVをつけている。 毎日、毎日 日ごとにつらくなってくる。 1週間前は、もう少し希望も感じてた。 でも、もう希望どころか最悪の状況。 誰も手を出せない。 どこにも落としどころがない。 今は2国の争いだけど、 いや、1国の侵略か。 もうすぐ余波が拡がってくるはず。 日本にも何らかの影響が出てくるでしょう。 なんで人は争うのだろう。 そこには悲しみしかないことを 今までの歴史で学んできた

          春が、くる

          パラレルワールド

          春の日差しが感じられる土曜日。 ディナーに脂身の少ないモモのステーキを焼いた。 もちろん、ステーキを食べたかった、というのもあるけど ホントの目的は、先日カルディで買った スペインのワインが飲みたかったから。 ワインもステーキも美味しかった。 でもね。 心の片隅にずっとウクライナの人達のことがひっかかってる。 私は戦争を知らない。 父も母も戦争を知っている。叔父は戦死している。 小説、ドラマ、映画では 戦争がどんなに悲惨なことかは知っている。 だけど、それは架空の出来事。

          パラレルワールド

          書くということ

          急に文章が書きたくなって、noteに登録したのは1週間前。 多分、コロナになって、人と会わなくなって 話すことが減ったのが突然書きたくなった理由。 そんなにあちこち出歩く訳ではないし おしゃべり好きな訳でもない それでも、その都度思ったことや起こったことを 誰かに話していたんだろうな。 それで溜まったものを吐き出してきたんだろうな。 もちろん、SNSは普通に使っている。 だけど、なんだか今考えてることを 自分と繋がっている人に向けて書く気にはなれなかった。 ただしゃべるだ

          書くということ

          持って行きようのない気持ち

          あまり人と会わなくなってそろそろ2年が経つ。 どちらかといえば社交的だと思われるが 実は人付き合いが苦手。 そんな私でも最近本当に人恋しい。 子供の頃から友達には恵まれて たいてい毎日誰かと一緒に遊んではいた。 中学、高校は体育系の部活だったし 大学時代もバイト、サークル、と 常に仲間と一緒にいた。 大人になってからも 音楽活動や仕事関係で 私の周りには素敵な仲間がたくさんいてくれた。 それが、このコロナ禍で 人と会うことをよしとしない風潮になり 本当に、一部の限った人

          持って行きようのない気持ち

          ブースター接種を終えました

          2022年2月25日、 新型コロナワクチンの3回目のブースター接種を終えました。 モデルナ→モデルナ→モデルナ。 3回目の接種時には日本製のワクチンができてる、と思ってたけど 全く影も形もない。 もともと西洋医学の薬が嫌いで できることなら飲まずに済ませたいタイプ。 2回目の副反応はギリギリまで解熱剤を飲まなかったので、 40度まで熱があがってめちゃめちゃしんどかった。 今回は早めに解熱剤を飲んだおかげか 発熱は最高でも37度5分とかなり楽だった。 ただ、眠気と悪寒と倦怠感

          ブースター接種を終えました

          一つ荷物を下ろす

          2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻した日。 私は重荷を一つ下ろすことができた。 これから世界が混沌としていくだろうけど その渦に巻き込まれるかどうかなんて きっと降りかかってからじゃないと気付かない。 自分は自分の周りに起きている 小さな出来事一つ一つを 乗り越えていくだけ。 それにしても、人間は都合よくできている。 少なくとも私は、といったほうが正しいけど。 あんなに心に闇が染み出して 今にも壊れそうだったのに バイトに行かなくてもよくなった途端 心が軽くな

          一つ荷物を下ろす