知らない世界がまだまだたくさん

今月から新しいバイトが始まってる。
コロナがまさに始まる月に退職をした私。
次は飲食関係の仕事に就こうと思っていたのに
求人どころか、お店が次々休業したり廃業したりしてしまった。

次の仕事も見つからず、とりあえずの専業主婦生活となった中
連日ニュースで病院や保健所の逼迫が伝えられてて
何もしていない自分がなんだか恥ずかしい気になって
自然とコロナ関連の仕事をするようになった。

最初はワクチンセンターの相談窓口。
次に保健所の出先機関での入力業務。
いったん感染者数が落ち着いた時期はまた無職になったけど
ブースター接種が始まって
再びワクチン予約のコールセンターへ。
ここはめちゃくちゃ仕事が大変で、2か月で音を上げた。

そして、今はまた保健所の出先機関の区役所での仕事。
いや~、保健所の仕事がなぜ逼迫するのか、がよくわかった。
いまだに紙とハンコの世界。
データベースはあるけど、基本すべて紙。

一日の感染者数が途方もなく多い時期は
信じられないような残業時間が発生しているらしい。

コロナの前まで勤めていた会社でも
チェックは画面ではなく基本紙だったけど
保存書類は殆ど電子データになっていた。
ハンコもすべて画像だし、書簡もメールのみ、ということも増えていた。

今の職場は、ひと時代前に戻った感じがする。
職員さんたちもなんだかのんびりしていて
コロナがなければ、きっと穏やでほのぼのとした職場だったんだろうな~、
と想像しながら、
今日も日がな一日、書類にハンコを押す私。

本当に人生って!!

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