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七草粥のおはなし~ひと口で10歳、なな口で70歳若返る逸話

*2024/1/7 リライトして掲載いたしました*


今朝は
何年か振りに
フルーツではない朝ごはんでした。


なぜだか、どうしても
おじやが食べたいな、と思い。

作っているうちに
今日は七草の日だと気がつきました。



⁡七草粥は一般的に
お正月のご馳走で
疲れた胃をいたわる料理とされています。



七草粥について調べてみたら
⁡地域によって食材もさまざま。

たとえば、
寒くて地面が雪に覆われ
七草が摘めない地方では
ごぼう、人参、こんにゃくが入るといった具合です。

地域によっては
兎肉、鯨を使うところもあるそうです。




そもそも粥ではなく、
しっかりしたメニューを食べる習慣の地域もありました。


煮しめだったり
雑煮だったり
炊き込みごはんだったり。


素材も料理も、
「七草粥」ではないけれど
共通しているのが
「一月七日に食べる」ということ。


一月七日は「人日の節句」なので
各地域の行事食で祝っていたのだと思います。





七草粥自体は
6世紀の中国(南北朝時代)
日本では平安時代からありました。



面白かったのが
七草粥は若返りの秘術だったという逸話があったこと。

孝行息子が
年老いた両親のために
神様のお告げに沿って作った料理が
七草粥でした。


七種の草を集めて
柳の器にのせて
玉椿の枝で定刻に叩く。

東から清水を汲んで煮る。


ひと口で10歳
なな口で70歳
若返るそうです。

(唐のおはなし)

御伽草子より


まとめると
・七草粥は平安時代からある伝統的な行事食。

・人日の節句の行事食である。

・粥ではなく、雑煮や煮しめなど
素材も調理法もさまざま。

ということです。



みなさまは七草粥、食べましたか?


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