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CEOとCXOの新しい定義の可能性

のオーナーNaokoです。

最近チラッと考えている、CEO(Chief Energy Officer)、CXO(Chief Xi Officer)の可能性について今日は書いてみたいと思います。

ベースはちょっと前に投稿したこれ。

普段の館らしからぬ、割と硬めな記事かも…。

パラレルキャリアで私がやっていること

私はここ10年ぐらいパラレルキャリアです。
社畜経験があるということが大きいのですが、「パラレルキャリア」とか「働き方改革」という言葉がなかったときから、自分働き方改革を遂行し、自分がどうありたいか、どう働きたいか、仕事において何が担保されると自分的に幸せなのか、ということを考え、その結果、今のところパラレルキャリアに落ち着いています。

どのようにパラレルかというと、主にはこの館(ウェルビーイングスタジオNative Stellar Alchemy)フラワーショップkusakanmuriのPR、その他スポットでフリーランスPR、パーソナルスタイリスト、正社員でデザイン会社コンセント…といった具合です。

日本最大規模のデザイン会社「コンセント」に2008年にジョインしてから広報部門を立ち上げ、今も広報をやっていますが、会社の文化的な特性や私の過去のキャリアから、情報アーキテクチャー(IA)や、ユーザーエクスペリエンスデザイン(UX)、サービスデザイン(SD)といった分野に強い興味関心もあり、広報という枠を越えて、それら領域の国際学会やグローバルカンファレンスに参加したり、日本におけるそうした分野のコミュニティーの形成、育成といったことにも携わってきました。

IA、UX、SDへの興味は山羊座のせい!?

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IAは私のなかではほとんど宇宙の真理、原理に近いぐらい普遍性の高いものとして、そこへの興味がなくなることがありません。

私の太陽星座が、骨格や外皮を担当している山羊座だから、骨格づくり(アーキテクチャーの構築)に興味を向かわせているのかもしれないし、シュタイナーの12感覚と12サインの対応では、山羊座は「均衡感覚」に対応しているので、立ち位置や座標の決定、すべてのものは相対的位置関係によって意味が決まるという感覚をもっているのですが、まさにそれは視点の決定、物事の分類、切り取り方に関係するところでもあり、情報アーキテクチャーの感覚と近い。

山羊座の支配星である土星を司るのはクロノス。時間の神様。ゆえに時間軸に対しても敏感であると言われていて、目の前の瞬間よりも、連続的な時間軸のなかで物事を考えていることが多いし、その辻褄があうようにきちんと関係性をデザインをするということもつながっているように考えると、UXとかSDに関心が向かうのも当然なような気がします。

そんな感じで、私にとってはこうした、IA、UX、SDといったデザイン領域は身近な存在です。

経営にデザインが取り入れられる時代

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デザインに限らないのだけど、私はわりと時代の先取り能力(アンテナ、直感力)が高めなので、私が特にSDあたりに強い興味・関心を持っていたのは10年近く前なのですが、ようやく時代が追いついてきて、2018年5月に経産省・特許庁が「『デザイン経営』宣言」を打ち出し、デザイン的な思考を経営(ビジネス)に取り入れ、企業のブランド力やイノベーション力をアップし、国際的な競争力を高めて行こうという風に推進しています。

【参考】

経済産業省「高度デザイン人材育成研究会」第1回会議資料を公開

デザインポートフォリオという観点 イノベーションのためのサービスデザイン [1]

サービスデザインの普及に向けた手引書と報告書を公開(経済産業省委託事業)

そんなところから、「サービスデザイン」という言葉もかつてより使われるようになったし、「デザイン経営」の具体的な取り組みの例として、デザイン責任者(CDO:Chief Design Officer、CXO:Chief Experience Officerなど)を経営チームに参画させるということも盛んになってきました。

数年前には、私が所属しているコンセントのグループ会社のBNN新社から

『CEOからDEOへ - 「デザインするリーダー」になる方法』

『デザインリーダーシップ - デザインリーダーはいかにして組織を構築し、成功に導くのか?』

『デザイン組織のつくりかた デザイン思考を駆動させるインハウスチームの構築&運用ガイド』

といった本も刊行され、各界から注目もされ、売れています。

世の中的に、CEO(Chief Executive Officer)からDEO(Design Executive Officer)、あるいはCEOからCXO、CDOといったトレンドがあると感じ、こうしたビジネストレンドは、まだしばらく続くのだと思います。

経営に波動(Vibes)が取り入れられていく時代

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一方で、今、世の中は土の時代から風の時代への大変革の時期にあります。

母の記事「土星に聞いてみた〜風の時代に必要な土星力とは〜」によれば、実際には、土の時代から風の時代への移り変わりというのは、古い枠組みを壊すようにして新時代へ移行するのではなく、これまで築いてきた土という土壌で、しっかり根を張り、栄養分を吸収できるように基盤を作ってきたところに、これからは人が自由に発芽して表現し花開かせていけるような時代になっていく、というイメージの方が近いようですが、とにかくそういう変化の時期に来ています。

これまではテクノロジーに長けている、プロジェクトを遂行できる、金勘定ができる、といったことが大事だったけれど、もちろん、それは今も大事なことなのですが、風の時代になって、個人のタレント性、気のよさ、愛の波動がわかる人が増えてくると、社内の空気感、気の良し悪しをマネジメントできる人が必要とされるのではないかという風に感じるのです。私は。

コロナ以前から私はほぼリモートワークにシフトしていたのですが、最近、テレカンをやっていても、社内外から発信される情報(Webページ)をみていて、「うわっ!これ、見れない。気持ち悪い…。うぐぐ…。」となることがけっこうあります。

広報という私の立場でこれを書くのは若干まずい気もしつつ、しかし事実として冷静に中立に物事を捉え伝えるという使命において言うならば、私は広報なので、積極的に会社の発信をしたり、発信されるものを拡大していかなくてはならないのですが、情報の質はよくてもページが持っている「気」みたいなものが、どうしても、シェアしてはいけない感があったりするときがあるのです。

それはページ制作に関わっている誰かの意識や気かもしれないし、掲載されている写真に写っている誰かかもしれないし、もっと間接的に関わった何かの波動に引っ張られているのかもしれず、特殊能力があるわけではない私には、パッと特定することはできません。

(ちなみにうちの魔女たちにそんなことを話すと、「あ〜、なおさんの周りの誰それさんっぽいですね…。」とか教えてくれることもありますが…)

同じ情報を掲載していたとして、同じ技術があったとして、コストが同じだったとして、外注先やパートナーを選定するために天秤にかける必要があるときに、これまでだったら、

・「過去の取引実績上、よりパフォーマンスを発揮できそうだから」
・「信頼できる人がなかにいるから」
・「あのときお世話になったから」
といった理由で、選んでいたかもしれない。

もちろん、そういう企業や人の信頼ベースの基準はこれからも続くだろうけれど、加えて、波動の高さもこれからは問われるんじゃないかと感じます。

モラルとか人の良さのさらに上位レイヤー。
そして、それは普通では目に見えないから判断がしづらい。
けれど、感じられるものとして実際には存在する。

実際、感度高めな人たちはすでに、波動やエネルギーの高さで、商品やサービス、店選びをしています。

そこまでスピリチュアル感度高いわけでもない私でさえ、そして、これまでラグジュアリーブランド、ラグジュアリーサービスの恩恵を多分に受けてきたような、要は可処分所得が高く、いわゆる「セレブ〜!」といわれるような生活ができる立場にあっても、もはやそういうところに価値を見いだせず、より本質的で波動や気の良さにしか興味がわかないし、そういうものにしかお金や時間を使いたくなくなってきている。

CEOとCXOの新しい定義

そういう消費者が増える世界において、デザイン経営の次には、「波動経営」「エネルギー経営」的なものが来るのではないかと。

取引先やサービスや商品購買決定は波動ベースで行われるのも普通になっていくでしょう。

そうなると、
CEOが「Chief Executive Officer」ではなく「Chief Energy Officer」
CXOが「Chief Experience Officer」ではなく「Chief Xi(気)Officer」

として、各企業に設置されるのではないかと思うのです。

そういう人たちのJob Descriptionとしては、

・その人がいるだけで社内の気がよくなる
・気が悪い人がいたり、社内が曇っているときに浄化できる
・波動をあげることができる

といったことかもしれません。

同じような理由で、各企業の広報担当にも、good vibesを検知できる能力、要はPRチェックの範疇としてvibesチェックができるコンピタンスは求められていくかもしれないし、そもそも広報職についている人自身の気のよさ、というのは大きく評価されていくことになるかもしれません。

デザインが業界を越えていくとき

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土の時代を象徴する物質的な世界が、風の時代では目に見えないもの、スピリチュアルやバイブレーション(波動)と言われるものにとって変わられていく。

だけど、いきなり、製造業的な物質の世界からスピリチュアルな非物質(波動)の世界に一足飛びには行くには無理があるし、みんなついてこれない。

だから、そこをブリッジするかのように、まずはグッズ・ドミナント・ロジックから、サービス・ドミナント・ロジックへという移り変わりがあり、またビジネストレンドとしても、一旦、tangibleからintangibleな抽象度の高い分野への移行と、そこを取り扱うデザインという領域がビジネスにも拡大して世の中に浸透してきたんじゃないか…という気がする。

デザイナーの役割として

・抽象と具体を行き来する
・複雑な情報を整理して見えるように(視覚化)する
・見えないもの(関係性や共通項が見えない)を、(ある視点をもって)見えるようにする

こういうことがあると私は思っているのだけど、これってそのまま、ある意味スピリチュアルに読み替えることもできて、Native Stellar Alchemy(館)でやっているのは、デザイン分野に近いとも言えるんじゃないかな…と最近感じます。

であれば、デザイン業界で通常使われてる手法をスピリチュアルな領域に応用すればいいんでは?と思うわけです。

こういう業界をブリッジして横展開するというのは、パラレルキャリアの私がこれまでにもよくやっていること。

例えば、パーソナルスタイリストとしての活動に重点を置いていたときに、ファッション業界があまりにも明文化されていないというか、「センス」だけで片付けられてきて一般の人にリテラシーとして広まっていないという課題感をもったときに、IAとの接続で突破できるのではないかと思い、IAというデザイン領域をファッションに応用し、コンセント社内の「コンセントデザインスクール(CDS)」という社員向け教育プログラムで座学やワークショップをやったり、「Fashion IA」として、IAの国際学会でポスター発表したりもしました。

なので、そんな背景をもった私がやっている館では、基本的な考え方として、カスタマージャーニーマップを描くように、クライアントのスピリチュアルな成長やジャーニーの設計をするし、過去生や未来に起こることが見える人が、見えない人にそれを伝えるためにビジュアル補完できるように、もしくは星読みの膨大な情報を1枚絵としてわかるよう、グラレコ(グラフィックレコーディング)といった手段を使おうとしています。

グラレコについては、大好きな三澤さんや尾形さんがやっているglagrid(グラグリッド)が業界でのリーディングなので、詳しくはそちらをどうぞ〜。
https://glagrid.jp/

また、コロナ騒動で対面のワークショップが難しくなってしまったので、一旦進捗がストップしているけれど、館では、個々のウェルビーイング向上に寄与するよう、クライアントの才能や能力価値を最大限発揮できる、パラレルキャリア時代のキャリアパスを模索するようなワークショップも設計し、遠くないうちに提供しようと思っているんだけど、こちらにも、価値抽出やラダリングといったデザインのワークショップでよく使うような手法や感覚を取り入れていたりします。

デザイン経営が叫ばれる時代のあとには、スピリチュアル経営、波動経営といったものにおそらくナチュラルに移行していくと思うけど、柔軟な視野と未知のものを取り入れる勇敢ささえあれば、どんな未来であってもデザインのスキルや考え方って、応用可能だと思うのよね…。

あ、なんかデザイン会社の広報っぽいポジショントークになった感があるけれど、まとめると…

すでにモノゴトはgood vibesで選ばれていく時代に入っていて、そこのマネジメントや品質管理、リードを取れる人がこれから必要になっていくよ。

それが、CEO(Chief Energy Officer)とかCXO(Chief Xi Officer)かもしれないよ。

というのを言いたかったのでした!



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