痛くないからだの使い方を身に付けよう
こんにちは。
心と身体は一つ。だったら、身体から整えてみよう、を伝えているヨガイントラ兼セラピストの櫻子です。
最近、痛みのご相談が多いです。
膝、腰、肩、首、手首、肘、、、
みんなあちこち痛いんですね。
櫻子はここ2年ほど、仙骨、膝の痛みを味わってます。2か月前には派手に膝を痛めてしまい、びっこ引いて歩き、しゃがめない、正座できない、割座なんてもってのほか、という状態になりました。
今は、ずっと同じ姿勢でいると初動に痛みがあります。
後屈すると、仙骨にピシっと痛みが走り、怖いです。
恐らく、坐骨神経まわりにアンバランスがあり、腰方形筋、梨状筋、大腿筋膜張筋、あたりのこわばりが関係していると思われます。そして、多分、腸腰筋が弱くなっている。腹直筋が強くなりすぎている、かもしれない。
なにが原因か?とか追及したくなるのですが、身体はつながってる、関係しあっているので原因探しをしてもな~というところに落ち着き、最近は
痛みは痛くない使い方を覚えてね~という身体からのメッセージ
だと思ってます。
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痛みの改善には、血行が大事です。
なんか、当たり前すぎますけど、結局、血が通ってない→老廃物、痛みの化学物質が留まる→ますます動かない→栄養が届かない、、というデススパイラルなんだなーと実感しています。
同じ姿勢をとって、固まっていると流れないんですよね。
水たまりの淀みをちょっとイメージしてほしい。
どろんとして、ちょっと臭い、藻があったりして。。ああ、流れない。溜まっていく。
最近気づいたのですけど、長時間座っていると調子悪いです。
ヨガイントラなので立っている、動いていることが多かったのですがコロナ過で仕事が減り、座っていることが増えて、おそらく痛みにつながってます。
さらに、最近気づいたのですけど、座っているとき、何かに寄り掛かっているというか、体幹を使わずに”休め”になっているんです。
横から見て、腰のあたりがまぁるくなっている。(骨盤後傾)
後ろから見て、背骨がまっすぐでなく、カーブしてしまっている。(側弯)
で、カーブしている辺り、骨盤の上部分、ウエスト付近に常に重さ、鈍い痛みがある、状態。
結局原因探しみたいになってますけど(^^;)
座って休めの姿勢で長時間PCに向かっている、、、背骨が変に曲がって固定されている、、血行悪いです、これ。
PCじっと見てると、呼吸も浅いし。
ずーっと座って仕事している人たち、そりゃあ、腰痛くなるよね、と思いました。
呼吸でしっかり横隔膜を使うと、身体中の水分が動きます。
動く(=筋肉を使う)と血液が流れます。
血行さえ生まれれば、老廃物が流れ、痛みの化学物質が流れ、栄養が届き、痛みは軽減され、身体は軽くなります。
身体には、もともとよくする智慧とよくなる力が備わっています。
なので、何はともあれ、身体に痛みがある人は、身体を動かして血流を生み出すことがおすすめです。
くっΣ( ̄ロ ̄lll)!(息が止まる)みたいな痛みがある時は、まだそこは繊維に傷が生じてるのであまり動かさない。特に性急に動かすのはNG。
身体は相互左右関連しあっているので、肩が痛くて動かせないときに股関節をしっかり動かしてほぐすと、肩が楽になったします。
しばらくして痛みが少し和らいで、くーっ( ̄_ ̄;)という感じになってきたら、呼吸をしっかりしながら、ゆっくり、じっくり動かしてみます。
ずっと動かさないでいると可動域が狭くなるので、ずーっと動かさないでじーっとしてればいいわけでもないのがむつかしい。
この時に、どうしたら痛くないのかを探ってあげるとよいです。
例えば、わたしは後屈したときに仙骨(お尻の真ん中にある手のひらサイズの骨)がピシッとするのですが、深く息を吸って胸を上に向け、上げ続けて後ろに反っていくと痛くないです。座骨(お尻の骨)を下に向け続けておく感じもよいです。
かなりの反り腰(骨盤前傾)だったので、腰椎(腰の背骨)と仙骨の間(腰仙関節)が詰まってしまったのかもな、背骨を長く使う意識を持った方がいいよ、という身体のメッセージかと思います。
(あと、6歳の娘ちゃんを毎朝、ベッドからリビングのソファーにお姫様抱っこしてるのがいけない気がしてます。ママの身体はボロボロだー!)
膝は、つま先を上に向けてかかとから着地するようにして歩くと痛くないです。立っているときには、母指球ではなく、足の指の腹(特に親指、小指は重要)で床を感じ、坐骨を下に向けておく意識を持つとさらにいいです。
やっぱり、背骨を長く使おうよ、ということかなと。
背骨には大事な原始的な脳、神経系が通ってますしね。
つま先を上げるのは大腰筋(上半身と下半身をつないでいるインナーマッスル)と大腿四頭筋(前腿の筋肉)を鍛えることになって、繊細不安定な膝を安定させることにつながっているな、と思います。
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だいぶ細かくわたしの痛みと痛くない身体の動かし方について書いてみましたけど、伝えたいのは、
痛みがある時は、身体からの「大事にしてよ」「もっといい方法があるよ」というメッセージ
ということです。
いつも身体は無言で頑張ってくれていて、当たり前すぎて忘れてしまうのですが、身体がないと人生を味わえないのです。
わたしたちは身体に備わっている五感(視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚)を通じて世界を味わっている。
身体、大事にしてくださいね。
本来、生命は、よくなる智慧とよくなる力を備えています。
自分で元気をキープできるようになってます。
でも、過度なストレスで力が出し切れなくなると、痛みや病気が生じるんですよね。
仙骨は骨盤の中心で、骨盤は安定とか土台の象徴。わたしの仙骨、コロナ過で仕事が不安定になっていることが関連しているのは間違いない。ついでに言えば、膝は恐れの感情と関連があります。
心と身体は一つ。
身体の痛みが消えたら、ストレスが全部なくなっているか!?は要検証ですけども、身体の使い方を深めて、痛みが消えて、身体が軽くなったら、やっぱり意識も前向きになる気がします。
心と身体の健康には、休息と、栄養と、運動のよいリズムをもちたいですね。
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痛みがあるけど、運動してみようかなという方、東京都中央区でパーソナルトレーニング(ヨガ、ヤムナボールトレーニング、筋トレなど)、ご相談承ります。
運動しても、何しても、眠れない、身体が重い、心のもやもやが晴れない、というときは、意識からのアプローチが有効かもしれません。
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