青い夢の切れっ端
実際に宇宙に行った事はないから
宇宙から見た地球の美しさは分からないが
今目の前に広がる空の青さの美しさだったら
実際にこの目で見てるから気持ちを伝えられる
浮かぶ雲の形は様々で
あれは首長竜にそっくりの姿形
あれはクジラの様な輪郭
りんごや車パラソルや戦闘機
入道雲で作り上げた立派な白いお城が
聳え立っている
見ていて飽きない空の夢物語
きみの手を引っ張って旅立つ冒険活劇なんか
だって作り上げてしまえるほどに
僕の脳みそは刺激的に色々な事を
想像してしまっている
思いを浮かべては膨らまして
空に向かって解き放っていく
空は刺激的だ
思いが風船の様に膨らんでいく
見る魅る溢れるいくつもの夢の切れっ端
赤や青の夢
緑や黄色い夢
季節事に魅せてくれる雰囲気は異なり
空の夢は六月ともなると雨となって
僕の日常を染めてくれる
傘を差して跳ねる雨音の音符は
空の歌声が溶けたかのよう
雨粒に染み込んだ夢物語を
懐かしみながら浸り思い出す
首長竜の事
クジラについて
パラソルや林檎
戦闘機と白い城の形
見上げる事で見えてくる青い夢の切れっ端
僕は宇宙からみた地球の事は知らないが
地球上から見上げた青い夢の事なら
知っているし伝えられる
その刺激に夢中になっている僕がここにいる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?