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NHK文化センター講座【哲学ディベート を楽しもう!~自分自身を知るために~】のお知らせ!

NHK文化センター講座【哲学ディベート を楽しもう!~自分自身を知るために~】が10月8日にスタートする。以下、プレスリリースから引用する。

ディベート哲学とは?

一般に「ディベート」という言葉で想像される、勝ち負けを競う弁論の「競技ディベート」では、理想論あるいは抽象論すぎると相手から批判される難点があるために、哲学的見解は敬遠されることが多くなります。しかし多くの現実的問題の背景には、競技ディベートでは踏み込んで議論することのない様々な哲学的問題が潜んでいます。たとえば、「出生前診断を受けるべきか否か?」という問題を追究していくと、実はその背景に「生まれてこない方がよかったのか?」という「反出生主義」と呼ばれる哲学的見解が潜んでいることがわかります。

今回の講座では、議論に勝つことや相手を論破し説得することを目的とするのではなく、純粋に哲学的見解を浮かび上がらせて、自分が何に価値を置いているのかを見極める「哲学ディベート」を行います。哲学ディベートの目的は、お互いの意見や立場の相違を明らかにしていく過程で、かつて考えたこともなかった発想やこれまで気付かなかったものの見方を発見すること、さらにそこからまったく新しいアイディアを生み出すことにあります。

「哲学ディベート」を創始した高橋昌一郎教授と一緒に話し合うことによって、きっとこれまで思いもしなかった新たな発想や驚きを発見することができるでしょう。ぜひ講座に参加して、視野を広げる体験をしてみませんか?

カリキュラム

1)「哲学ディベートとは何か」 命の授業・代理出産・死刑・売春・尊厳死をテーマに考えてみよう
2)「出生前診断と反出生主義」 出生前診断を受けるべきか? 生まれてこないほうがよかったのか?
3)「英語教育と英語公用語論」 英語の早期教育は必要か? 英語を公用語にするべきか?
4)「美容整形とルッキズム」 美容整形をしてもよいのか? なぜルッキズムに陥るのか?
5)「自動運転と AI 倫理」 AI に自動運転を任せてよいのか? AI に倫理を組み込めるのか?
6)「異種移植とロボット化」 ブタの心臓をヒトに移植して良いか?どこまでヒトをロボット化して良いか?



発言することで見えてくる自分の価値観。他者の発言を聞くことで見えてくる新たな視点。 受講生募集中!

一般に日本人は自己主張や自己表現が苦手といわれているが、実際に「哲学ディベート」を大学や公開講座で行うと、自由闊達で創造的なディスカッションが始まって驚かされることが多い。

この講座はオンライン(ZOOM)なので、世界中どこからでも受講できる。受講料(1回¥3,300)は、私立大学の授業料と同程度である。ぜひ「哲学ディベート」に参加して一緒に楽しんでほしい! 

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高橋昌一郎
Thank you very much for your understanding and cooperation !!!